日焼けをして顔がヒリヒリ痛い!となったことはありませんか?
気温が上がるのと同時に、日が長くなるので紫外線を浴びる時間も長くなりますよね。
日焼け対策をしていても顔が焼けて痛くなったり、しっかり予防しているつもりなのに。という方も多いでしょう。
日焼けは赤くなって痛くなるだけでなく、シミ・しわの原因になります。
今日は日焼けしてしまった後のケアや日焼けの予防対策をご紹介します。
ちゃんと日焼け対策をしているようで、実は見落としていることがあるかもしれません。
改めておさらいする意味でも、ぜひチェックしてみてくださいね!
目次
ヒリヒリ痛い!日焼けした後のケア
日焼けしてヒリヒリして痛い!という時、どんなケアをしていますか?
冷やしたり保湿をいつもより丁寧にしたりと色んな方法があると思います。
日焼けした後には他にも色んな方法があります。
紫外線を避けよう
日焼けした後にさらに紫外線を浴びると、日焼けのダメージが悪化する場合があります。
また日焼けした箇所がさらに広がってしまうこともあるそうです。
日焼けというのは火傷と同じなので、傷の原因をさらに肌に与えてしまうのはNGです。
どうしても紫外線を浴びてしまう状況なら、日焼け止めを塗り直しましょう。
日焼け止めはFPS30以上の物が良いです。
そして塗り直す時は、日焼けした箇所だけでなく特に露出している箇所全体に塗りましょう。
とにかく冷やす
熱い物に触れてしまった時、すぐに冷水で冷やしますよね?
日焼けも火傷の一種なので、まずは冷やすことから始めましょう。
日焼けした所に冷たいシャワーをあてる、身体全体が日焼けしているなら水風呂。
その後に、特に痛みが強い個所には保冷剤や氷を濡れタオルでくるんで当てましょう。
保冷剤や氷を直接当てると霜焼けになることがあり、弱っている肌を余計に痛めてしまうことがありますので、気を付けてくださいね。
日焼けしたところをしばらく冷やせば、腫れやほてりが治まるでしょう。
保湿や美白ケア
日焼けした箇所を十分に冷やし、痛みやほてり・赤みなどが落ち着いてきたらしっかりと保湿をしましょう。
日焼けした後のお肌は乾燥しやすいので、きちんとケアをしないと「しみ・シワ」の原因になります。
日焼けした後のケアはいつものスキンケアよりも気をつかいましょう。
<洗顔>
肌が敏感になっているので、肌をゴシゴシこすったり潤いを奪い過ぎる洗顔は避けましょう。
洗顔料はよく泡立て、手でこするのではなく泡で洗うようにしましょう。
その後は少し冷たいと感じるくらいのぬるま湯ですすぎます。
この時も肌を擦らないように気を付けましょう。
<保湿ケア>
日焼けした後は肌がかなり乾燥しやすい状況です。
化粧水でしっかりと潤いを与えましょう。シートパックもおすすめです。
そして、乳液やクリームなどの油分できちんとフタをして水分の蒸発を防ぎましょう。
使用するスキンケア用品は、刺激の少ない物を選ぶのが良いです。
<スペシャルケア>
日焼けした時はすぐにでもスペシャルケアをした方がよいです。
シミ・くすみなどができやすいので美白ケアがおすすめです。
またシワやたるみにはエイジングケアをしてハリを失わないようにしましょう。
水分補給をしっかりと
日焼けした後は、お肌などの身体の外側だけでなく内側も水分が失われています。
自宅以外でも水分補給ができるように、ミネラルウオーターなどを持ち歩き、意識して水分補給をしましょう。
普段、水を飲む習慣が無い人はずっと水ばかりだと飽きてしまうと思います。
そんな時におすすめなのは、フルーツからの水分補給です。
特に色鮮やかなフルーツは抗酸化物質が多く含まれているので、紫外線の影響を抑える働きがあります。
食事にも気を付け、しっかり睡眠を取る
食事で特に気を付けて摂取したいのは抗酸化作用のある食べ物です。
抗酸化作用は紫外線による肌のダメージに対し多くの効果が期待できます。
ビタミンAは皮膚や粘膜を保護し、コラーゲン生成を促進します。
ビタミンCはメラニン色素を分解する働きがあるので、シミ予防に効果的です。
また、亜鉛はターンオーバーを促進する効果がありますので、肌の生まれ変わりをサポートしてくれます。
しっかりと栄養補給をしたら、睡眠も大事です。
日焼け後は身体が弱っていることが多いので、いつもより早めに布団に入り出来るだけ長い睡眠時間を確保しましょう。
寝る時には楽なパジャマを着るといいですよ。
日焼けした肌に負担になるので、ゴムなどで締め付けるパジャマは避けましょう。
日焼け予防対策
日焼けすると赤くなって痛くなったり、ひどい時は水ぶくれになることもあります。
そうなるのを防ぐためには、まずしっかりと日焼け予防対策をする必要があります。
たかが日焼けと軽く考えるのは良くありません。
日焼けは肌が赤くなり痛くなるだけでなく、シミやしわの原因になります。
一番怖いのは皮膚がんです。
皮膚がんの原因で最も多いのは紫外線の影響です。
日焼けした後のケアも大事ですが、まずは日焼けをしないように注意しましょう。
ここからは、日焼け予防対策をご紹介します。
日焼け止め
日焼け予防に日焼け止めを使うのは当たり前!と思っていますよね?
実は日焼け止めにも色々な種類があるんです。
意外と塗り方を知らない人が多く、日焼け止め本来の力が発揮されないこともあります。
日焼け止めの種類と塗り方をご紹介します。
<日焼け止めの種類>
●SPFの数値が高い物
SPFとはサンプロテクションファクター(Sun Protection factor)の略で、紫外線予防の防御力を指します。
一般的に紫外線が当たってから日焼けするまで15~20分かかります。
SPF30の日焼け止めなら日焼けする時間を30倍遅らせることができます。
例)20分で日焼けする場合×SPF30=600分(10時間)遅らせることができる。
通勤やちょっと外出をするならSPF30~、1時間以上出かけたりレジャーやスポーツをする場合はSPF50以上を使うのがオススメです。
●PAの「+」が多い物
PAはプロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)の略です。
地上に降り注ぐ紫外線の95%は紫外線A波(UV-A)です。
UV-Aは肌内のコラーゲンを壊し、シワやたるみの原因を作ります。
PAの「+」の違いは以下のようになっています。
PA「+」の数 | UV-Aを防ぐ効果 |
PA++++ | 極めて高い効果がある |
PA+++ | 非常に効果がある |
PA++ | かなり効果がある |
PA+ | 効果がある |
また、日焼け止めの使い心地でも色んな種類が選べますよ。
ムラなく塗るならリキッドタイプ | 塗りやすいですが、必要量より少なくしか濡れていないことがあるので注意しましょう。 |
落ちにくさ重視ならウォータープルーフタイプ | 落ちにくいが、洗い落とすのが大変です。 最近では、石鹸で洗い流せるタイプもあります。 |
肌への負担軽減なら紫外線吸収剤不使用 | 肌の上で紫外線を無毒化してくれます。 |
<日焼け止めの塗り方>
せっかく日焼け止めを塗っても、間違った使い方をすれば効果が減少してしまいます。
日焼け止めの正しい使い方を知って、効果がある日焼け予防をしましょう!
顔以外の首や身体の塗り方もご紹介します。
- 塗る前に振るタイプは中身がしっかり混ざるようによく振ってから使う。
- 使用する日焼け止めの使用量より少なく使用しない。
- 顔は5か所(額・両頬・鼻・あご)に置いてから伸ばす。
- 指全体で均等に伸ばし塗りムラが無いように気を付けましょう。
- 頬・額・鼻など顔の高い部分には重ねづけしましょう。
- 首は数カ所に置いて軽く広げたら下から上に向かって馴染ませる。
- 腕や足は容器から肌に直接出して使い、大きく円を書くように塗る。
顔周りで塗り残しが多いのは、髪の生え際、小鼻、眉間、まぶた、唇です。
「え?!唇にも塗るの?」と思ったかもしれませんが、唇は他の部分に比べて外部からの刺激に弱いのです。
乾燥しやすく荒れやすいのは、メラノサイト細胞が少ないので紫外線にとても弱いのです。
意外かもしれませんが、唇にも忘れず日焼け止めを塗りましょう。
それ以外に気を付けること
●塗り直し
日焼け止めは2~3時間おきに塗り直すと効果が持続します。
また、汗をかいたりタオルで拭いた時は都度塗り直しするのをおすすめします。
●日焼け止めを塗るタイミング
日焼け止めは塗った直後から効果を発揮するので、出かける直前に塗っても大丈夫です。
出かける時には日焼け止めを持ち歩いて塗り直しをしましょう。
●メイクをしている時の塗り直し
メイクをしていると日焼け止めを塗り直すのは難しいですよね?
塗るタイプの日焼け止めを塗り直すと、メイクが崩れてしまいます。
肌の余計な油分を取り除いたら、スプレータイプの日焼け止めを吹きかけ、手で軽くなじませてからパウダーを重ねましょう。
まとめ
日焼けをして顔や身体がヒリヒリして痛い時には、すぐに対処しましょう。
日焼けは火傷の一種です。
日焼けした後のケアも間違ってしまうと痕が残ったりシミやしわの原因となります。
- 紫外線を避ける
- とにかく冷やす
- 保湿や美白ケアをする
- 水分補給はこまめにする
- 食事では抗酸化作用のある物を積極的に摂る
- しっかり睡眠を取り体力を回復させる
そして、日焼けした後のケアも大事ですが、まずは日焼け対策をしっかりとしましょう。
正しく予防すれば、日焼けで顔が痛くなったり赤くなるのを軽減することができますよ。
日焼け止めにも色んなタイプがありましたね。
あなたが使いやすいテクスチャの物を使いましょう。
そして、日焼け止めは常に持ち歩き、2・3時間置きに塗り直さないと効果が発揮されません。
汗をかいたり、日焼け止めを塗っている所をタオルなどで拭いたら、その都度塗り直しましょう。
日焼け止めを塗る時は塗り残しに注意しましょう。
特に意外かもしれないですが「唇」は紫外線に弱く塗り忘れが多いので注意です!
日焼けしやすく、赤くなって痛くなりやすい人はぜひ参考にしてくださいね!