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北海道にも花粉がある?北海道の花粉時期と種類|予防や対策方法は?

北海道には花粉症が無いと言われていますが、本当なのでしょうか?

本州ではスギ花粉・ヒノキ花粉に悩まされる人が多く「北海道は花粉が無くて空気が綺麗でいいよね~」と思いますよね?

しかし、花粉が無いと思って北海道旅行に行ってみたら花粉症の症状が出た!

本州から北海道に引っ越してきた「コレでやっと花粉から逃れられたぁ~!」と安心していませんか?

北海道旅行の前に、北海道に移住する前に知ってほしいことがあります!!

それは、北海道にも花粉があるよ!!!!!ということです。

これを知らずに北海道に行くのと、知ってて行くのでは違いがありますよね?

今日は北海道にも花粉があるのか?
花粉の種類や時期、そして予防や対策方法などをご紹介していきます。

北海道にも花粉症があるのか?

北海道は本州と気候や植物に違いがあるから「花粉症は無い」と思っていますか?

それに「北海道は花粉症が無いからイイよ~」と聞いたことがあるのでは?

確かに、スギ花粉は道南の一部で確認できるくらいで、札幌や旭川などではスギ花粉は観測されないそうです。

北海道は、本州に比べてスギの植林はとても少ないのです。

しかし、北海道にはスギではない別の花粉が存在するのはご存知でしょうか?

北海道には、なんと3種類の花粉症があるんです!

ここからは、北海道に存在する3種類の花粉症についてご紹介します。

北海道の花粉症「シラカバ花粉」

シラカバ花粉は、みなさんお馴染みの白樺から飛散される花粉です。

若葉が開き始める頃に、が大きくなり垂れ下がり始めた雄花から花粉が放散します。

シラカバ花粉の飛散時期は4月中旬~6月中旬で、ゴールデンウイーク中もシラカバ花粉の時期に入ります。

連休中に北海道に行ってシラカバ花粉症になった人や、4月から北海道で新生活を始めてシラカバ花粉症になったということも少なくありません。

そして北海道に元々住んでいる人でも、このシラカバ花粉に悩む人が急増しているそうです。

シラカバ花粉症の症状

目のかゆみ、くしゃみ、鼻水や鼻づまりなどの一般的に知られている花粉症の症状と同じです。

しかし、シラカバ花粉症の患者さんの何割かは「果物過敏症」を発症することもあります。

リンゴ、イチゴ、桃、サクランボ、梨、キウイ、マンゴー、メロン、柿などを食べると口の中が痒くなったり唇が腫れることがあります。

シラカバ花粉症の予防対策

基本的なことですが、白樺の木に近づかないようにしましょう。

晴れの日は花粉の飛散量が多くなりますので、外出や洗濯物の外干しを控えた方が良いです。

外出する場合は、マスクを着用し花粉が付着しても落としやすい服装で出かけましょう。

帰宅した時は、外で花粉を掃い室内に入れないようにします。
花粉が飛散している時期に、ご自宅の吸気口にフィルターを取り付けるのもオススメです。

また、毎年シラカバ花粉症で悩まされている人は、花粉飛散の数週間前から花粉症の薬を服用することで、少しは症状を軽減することができると言われています。

北海道の花粉症「ハンノキ花粉」

ハンノキ花粉は榛の木(はんのき)から飛散する花粉です。

あまり聞き馴染みのない名前かもしれませんが、日本全土に分布し北海道と北陸地方に主に多く、森・湖などの湿地に生息しています。

北海道ではハンノキは積雪の残る3月から5月にかけて花粉を飛散させます。

ハンノキは、シラカバと同じカバノキ科に属する植物なので、シラカバ花粉症の人の中にはハンノキの花粉でも症状が出る人がいるそうです。

ハンノキ花粉症の症状

先ほどの説明通り、ハンノキはシラカバと同じカバノキ科の植物なので、症状も似ています。

鼻づまり、目の痒み、くしゃみなど花粉症特有の症状があります。
また咳も出ることがあり、ひどくなってしまい放っておくと咳喘息になる可能性があります。
咳がひどくなってきたら専門医に診てもらいましょう。

そして、口腔アレルギー症候群も発症する可能性があります。
これもシラカバ花粉症に似ている症状の一つです。

シラカバ花粉含まれているタンパク質とハンノキ花粉に含まれているタンパク質は非常に似ている構造をしているそうです。

リンゴや桃、大豆などに含まれているタンパク質とハンノキ花粉に含まれているタンパク質がよく似ていることで、アレルギーを起こしやすいそうです。

ハンノキ花粉症の予防対策

基本的にはシラカバ花粉症の予防対策と同じですので、原因の植物に近づかないことやマスクでの予防、事前に薬を服用するなどをして予防対策をしましょう。

また、咳がひどいと咳喘息になりとても辛い思いをすることになりますので、咳が出てきたら医療機関を受診しましょう。

そして、口腔アレルギーの予防対策も必要となります。

特に気を付けなければいけない食べ物ははリンゴ、桃、梨、ビワ、サクランボ、イチゴなどのバラ科の果物の他にセロリ、ニンジン、大豆などです。

どうしても果物が食べたい時は、ジュースやジャム・パイなど加熱加工や調理をしているなら、原因であるタンパク質が熱で壊れるのでアレルギー症状が出ずらくなります。

北海道の花粉症「イネ科(カモガヤ花粉症)」

カモガヤ花粉症はとても認知度が低いようで、風邪や5月病と勘違いする人が多いそうです。

イネ科の花粉は、イギリスでイネ科の牧草から花粉が発見され、これが世界で初めて発見された花粉だと言われています。

カモガヤ花粉症の大きな特徴は、花粉症の症状が他の花粉症に比べて長いということです。

理由は、イネ科の花粉が飛散するのは5月の物もあれば、9月~10月に飛散する物もあるからだそうです。

イネ科の植物は牧草地や道端・空地などに身近に生息していますので、気づかず近くにあるかもしれません。

しかし、イネ科の花粉飛散距離は数十m~数百mしか飛ばないため、スギ花粉などに比べると上手く回避できそうです。

イネ科(カモガヤ花粉症)の症状

くしゃみ、鼻水、咳、微熱、頭が重い、眠気、胃腸の調子が悪いなど風邪や5月病に似た症状があります。

それ以外には目のかゆみ、肌が痒いという症状もあります。

そしてこの症状は他の花粉の時期を過ぎても長く続くのが特徴です。

イネ科の花粉症の場合、同じイネ科の食物を食べると重症化してしまう場合がありますので、注意が必要です。

イネ科(カモガヤ花粉症)の予防対策

イネ科の花粉は遠くまで飛散しないため、近づかないことで対策が取れます。

しかし、イネ科の植物は意外と身近にあるものなので心配な場合は、マスクを着用しましょう。

イネ科である小麦が原料のパンやパスタは控えておきましょう。

また、イネ科花粉症にはプロフィリンというアレルギーを持つたんぱく質があります。
これは、メロン・スイカ・セロリなどにも含まれていることがあるので注意が必要です。

イネ科の花粉症に対する免疫療法は存在しないそうなので、対症療法として薬やレーザー治療が治療方法としてあげられます。

北海道の花粉症についてのまとめ

北海道は本州と違い、夏が短いので花粉症のが少ないそうです。
しかし、北海道でも花粉症があることは事実です。

実際に北海道に存在する花粉症のそれぞれの期間をおさらいしておきましょう。

シラカバ花粉4月中旬~6月中旬
ハンノキ花粉3月~5月
イネ科花粉5~10月

そして、どの花粉症でも言えることですが予防対策がとても大事です。

原因である植物に近づかないことは基本ですが、それ以外の対策もあるのでご紹介します。

  • 外出する際はマスクやメガネを着用
  • 衣類はツルツルとした素材(化学繊維)の物を選ぶ
  • 帰宅したら外で付着している花粉を掃い、うがい・手洗い・洗顔する
  • 花粉飛散時期は窓を開けず、通気口にはフィルターをつけるのがおすすめ
  • 洗濯物は外干ししない
  • 室内や車内などの掃除をこまめに行う
  • 空気清浄機を活用するのも効果的

また、花粉対策で一番大事なのは花粉の飛散状況を把握することです。

北海道の花粉飛散を把握するのにオススメなのが「北海道立衛生研究所」の花粉情報です。

北海道にお住まいの方や、旅行や出張で北海道に行く場合は参考にしてみて下さい。
北海道立衛生研究所花粉情報

北海道にも特有の花粉があるのが分かりましたね。

花粉の種類や特性、そして予防対策法などが分かっていれば自己防衛することができます。

しかし、花粉症にかかりどうしても症状が辛い時は、我慢せずに医療機関を受診しましょう。

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