北海道旅行をしたいと思った時、あなたならどの時期に行きたいと思いますか?
北海道は夏は涼しく、冬は一面白銀の世界!っとこんなイメージだと思います。
実は北海道は春夏秋冬を楽しむことができるスポットがたくさんあるんです。
今日はそんな北海道旅行する時の時期によって見どころや楽しめるスポットをご紹介していきます。
「春」に北海道旅行を楽しむ
北海道の春は北国だけあって本州よりも暖かくなるのが遅いです。
春と言えば桜をはじめとする色んな綺麗な花が咲く季節です。
北海道にも桜などの花の名所があるのでご紹介します。
函館五稜郭公園:時期(4月下旬~5月上旬頃)
函館には五稜郭公園があり、そこには約1,600本ものソメイヨシノが植えられています。
星型五角形の五稜郭公園は1周が約1.8キロあるので、桜散策をするのにもちょうど良い距離ですね。
また五稜郭のすぐそばにある五稜郭タワーに登と、地上90メートルから五稜郭の綺麗な星型にそって咲く桜を眺めることもできますよ!
そして、夜になると夜桜のライトアップが行われ、また一味違った美しさを楽しむことができます。
■住所:北海道函館市五稜郭町44
■アクセス
・電車 市電「五稜郭公園前」下車 徒歩13分
・車 函館江差自動車「函館IC」から15分
■営業時間
9:00~19:00(4/21~10/20)
9:00~18:00(10/21~4/20)
■花見電飾(ライトアップ)
19:00~21:00(平日)
19:00~22:00(土日祝)
■駐車場:市営駐車場あり
東藻琴芝桜公園:時期(5月上旬~6月上旬)
北海道の東側の地域である道東にある大空町に東藻琴(ひがしもこと)芝桜公園があります。
北海道の中でもとても有名な芝桜のスポットです。
満開になると10万平方メートルにも広がる広大な斜面にピンクの絨毯が敷いたように鮮やかです。
毎年5月3日~6月第1日曜日まで「芝桜まつり」を開催しています。
そして、レジャーも充実しており、展望台・ゴーカート・バンガロー・キャンプサイト・釣り堀・遊覧車・日帰り温泉・足湯があるので家族でもカップルでも楽しめるスポットです。
■住所:北海道網走群大空町東藻琴末広393
■アクセス
・車 JR石北本線「網走駅」より30分
■営業時間
8:00~17:00
■駐車場:施設駐車場あり
注意)公園内はペット同伴は禁止です。
新ひだか町二十軒道路桜並木:時期(5月上旬)
日本唯一の桜並木は約3,000本の桜が直線7キロに渡って咲き誇り、端から端まで車で通ることができます。
「日本の道百選」「さくら名所100選」「北海道遺産」に選ばれ、日本屈指の桜の名所となっています。
二十軒道路は、明治36年にこの地にあった宮内省の御料牧場を視察される皇族の行啓道路として造成されたのです。
毎年、桜の見ごろに合わせて「しずない桜まつり」を開催しています。
■住所:北海道日高群新ひだか町静内田原
■アクセス
・車 JR石北本線「静内駅」より20分
※JR日高線静内駅周辺は2015年1月の高波被害による土砂流出により運休していますので、代理運送のバスで静内駅まで行くしかありません。
札幌~静内は車で約2時間30分です。
■営業時間
8:00~17:00
■駐車場:しずない桜まつり会場周辺にあります。
注意)桜並木と並行に牧場がありますが、家畜には近づけません。
ペット連れの来場も禁止されています(軽種馬事故防止のため)。
「夏」に北海道旅行を楽しむ
北海道の夏は短いですが、この時期に北海道旅行をした人は「過ごしやすい気候」「海の幸が美味しかった」という感想を持っている方が多いです。
北海道の短い夏をしっかり満喫するためのおすすめスポットをご紹介していきましょう!
富良野「富田ファーム」 時期:6月下旬~7月下旬
「北の国から」でお馴染みの富良野ですが、富良野のラベンダーは非常に有名ですね。
しかし「ファーム富田」のラベンダー畑はまた一味違った楽しみを味わうことができるんです!
何と言っても「ラベンダーの聖地」と呼ばれているくらい有名です!
かつて衰退しかけてたラベンダー畑を見事に観光名所に復活させたのが「ファーム富田」なんです!
北海道の雄大な自然にひときわ鮮やかに咲くラベンダーを目で楽しむだけでなく、香りも楽しむことができますよ。
■住所:北海道空知郡中富良野町基線北15号
■アクセス
・車 旭川空港より約45分、新千歳空港より約2時間30分
・バス 旭川駅前⇔中富良野(約1時間25分)、富良野駅前⇔中富良野(約12分)
※最寄りのバス停は「中富良野」
・電車 札幌駅―滝川駅―富良野駅―中富良野駅
※中富良野駅から徒歩25分
・JR富良野線臨時列車 ラベンダー畑駅(ノロッコ号)
■営業時間 花畑への出入り自由
■駐車場:施設駐車場あり
積丹半島で採れたてウニ 時期:6月~8月
北海道でウニを食べるならズバリ!積丹半島のウニがとっても美味しいです!!
理由は積丹ブルーと言われている海の透明度です。
透明度の高い海水は太陽の光を海底まで届けることができるので、昆布がしっかりと光合成するのです。
そんな元気で良質な昆布をエサにした積丹半島のウニは絶品です!
美味しいウニ丼が食べられる名店2店舗をご紹介します。
お食事処 みさき
■住所:北海道積丹郡積丹町大字日司町236
■アクセス
・電車 JR函館本線「小樽駅」から車で約1時間30分
■営業時間 9:30~15:30(ラストオーダー 15:30)
■定休日 第2・第4水曜日
※第1・第3水曜日も不定休の場合があるので事前のお問合せをおすすめします。
■駐車場 駐車場あり(20台)
漁師直営食堂 中村屋
■住所:北海道積丹郡積丹町日司町34
■アクセス
・電車 JR函館本線「小樽駅」から車で約1時間15分
■営業時間 9:00~16:00(季節により多少営業時間は変動)
■定休日 第2・第4木曜日
※7/2は神社祭典のため臨時休業
■駐車場 駐車場あり(15台)
「秋」に北海道旅行を楽しむ
北海道は夏が過ぎるとほとんど残暑は無いので、すぐに秋が訪れます。
秋と言えば紅葉ですが、北海道は早ければ8月下旬頃から紅葉が始まり、10月頃までが見ごろとなります。
また海産物や農産物も旬な時期を迎えるので、美味しい物がたくさんあります。
能取湖(のとろこ)のサンゴ草 時期:9月中旬~9月下旬
能取湖は網走市にあり、オホーツク海に繋がる塩水湖です。
能取湖は普段は静かな湖ですが、秋になるとサンゴ草が色づき、周りの緑や水に映える真紅色になります。
アッケシソウという高さ15~30センチの一年草で、本物のサンゴに似ていることから「サンゴ草」と呼ばれているそうです。
■名称:能取湖サンゴ草群落
■所在地:北海道網走市卯原内60分
■アクセス
・電車 バス
JR網走駅から網走バス佐呂間行き、中湧別行きで30分、サンゴ草入口下車、徒歩5分
・車
女満別空港から国道39号を14kmで大曲1交差点。さらに国道238号を9kmで卯原内
■駐車場:無料駐車場あり(200台)
元祖鮭鱒料理 割烹 金大亭(きんだいてい)
1880年創業の鮭料理専門店で、春から秋まではマス(サケ科の魚)が提供されていますが、鮭料理専門店だけあって、秋に提供される鮭料理は絶品です!
創業以来の伝統である「鮭尽くしのコース料理」を思う存分楽しめます。
特にオススメは鮭・野菜を味噌で煮込んだ北海道の郷土料理「石狩鍋」です。
またアイヌの伝統料理「ルイベ」という凍らせた鮭のお刺身や「メフン(鮭の腎臓)の塩辛」はおつまみとしてもご飯のお供にもとても合います。
お店の雰囲気は老舗と呼ぶのに相応しい落ち着きがあり、懐かしい雰囲気です。
■住所:北海道石狩市新町1
■アクセス
・バス 札幌ターミナル(札幌テレビ塔の近く)から北海道中央バス石狩線 石狩バス停下車 徒歩2分
・車 札幌北インターから約30分(231号経由)
■営業時間 11:00~21:00(ラストオーダー19:00)
■定休日 不定休(完全予約制)
■駐車場 駐車場あり(15台)
「冬」に北海道旅行を楽しむ
北海道は季節の中でも冬のシーズンが最も長く、寒さの厳しい時期は2月です。
冬の北海道でしか味わえないイベントや自然現象をたくさん楽しむことができます。
そんな中でも「真冬の北海道」を思いっきり体験できる2つをご紹介します。
ガリンコ号で流氷を楽しむ 時期:1月~3月
ガリンコ号は、紋別市の紋別港で観光の目的で運用されている「砕氷船」です。
船首についてるアルキメディアン・スクリューと呼ばれる螺旋状のドリルで「ガリガリ」と流氷を割って進むのです。
オホーツク海上を航行するため「とっても寒い!!だけど迫力があってスゴイ!」と観光客の人気スポットになっています。
現在、航行しているのはガリンコ号Ⅱで、初代ガリンコ号は北海道遺産となっています。
■住所:北海道紋別市海洋公園1番地
■アクセス
・公共交通機関
JR石北本線「遠軽駅」下車→路線バスにて紋別行き乗車→オホーツクタワー入口下車→徒歩約15分
・車
紋別空港より約10分、新千歳空港より約4時間、旭川鷹栖ICより約2時間
■運行時間
9:00~15:00(1~3月)
6:00~サンライズクルーズ(2月土日祝のみ)
16:10~サンセットクルーズ(2月のみ)
■定休日 なし(完全予約制)
■駐車場 駐車場あり(400台)
千歳市の支笏湖氷濤まつり 時期:1月下旬~2月中旬
北海道の空の玄関 千歳市にある支笏湖で毎年行われる「支笏湖氷濤まつり」。
支笏湖は10年連続で日本一水質の良い湖なので、とても透明度が高いので凍らせると「淡く青く輝く氷」になるのでとても幻想的です。
そのまま陽の光に照らされた支笏湖ブルーの氷を楽しむもよし!夜は美しくライトアップされるので、それを楽しむもよし!
週末には花火大会も開かれ、極寒の中で見る花火もとても美しいと好評だそうです。
■住所:北海道千歳市支笏湖温泉
■アクセス
・車 新千歳空港より約40分
・バス 千歳支笏湖線/千歳空港→千歳駅→支笏湖(約55分)
■開場時間:9:00~22:00(ライトアップは16:30~)
■定休日 期間中なし(期間はその年で異なります)
■駐車場 駐車場あり(冬期間無料)
おわりに
今回は北海道旅行は時期によっておすすめスポットがあるということで、春夏秋冬に分けてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
どのスポットも魅力的な特徴があり四季を感じることができそうですね!
日本の春夏秋冬の違いをしっかりと体感できるのが北海道だと思います。
美しい景色を見たり美味しい物を食べるだけでなく地元の人と触れ合うなど、北海道には温かい人が多いので、それも北海道旅行の楽しみになると思いますよ。