毎年12月~2月にかけて流行するインフルエンザ。
この時期は気温が低いことと、空気の乾燥が原因でウイルスが活性化するそうです。
更に人の喉や鼻の粘膜も乾燥しやすいため、活性化したウイルスが侵入しやすいことも原因なのだそうです。
インフルエンザ予防に効果があると注目されているのが「柿」。
柿には風邪予防・ウイルス予防に効果的な成分が多く含まれています。
そこで今回は、インフルエンザ予防に効果的な柿の栄養素のヒミツをご紹介していきますよ!
目次
柿の栄養素のヒミツと効果
インフルエンザをはじめとするウイルスや、風邪予防にも効果的な柿の栄養素はどんなものなのか?
柿の栄養素のヒミツをご紹介します。
ビタミンCが豊富
ビタミンCと聞くと、レモンなどの柑橘系を思い浮かべると思います。
しかし、柿にも豊富に含まれているのをご存知でしたでしょうか?
柿半分(約100g)で、1日のビタミンC摂取推奨量の70%も摂ることができるんです。
ビタミンCは、体内の粘膜を健康な状態に保ちながら、抗酸化作用があるので免疫力を高めるサポートをしてくれます。
カロテノイドもたっぷり
カロテノイドとは、動植物に存在する黄色や赤の天然色素のことです。
水に溶けにくい性質があります。
カロテノイドの効果は、活性酸素の発生を抑えたり取り除く働きがあるので、動脈硬化の予防や老化・ガン発生に対する効果があると言われています。
また、カロテノイドは柿の皮の部分に多く含まれていて、免疫力を高める効果もあります。
抗ウイルス作用
柿の渋みには「タンニン」という成分が含まれています。
タンニンはインフルエンザウイルスやノロウイルス・ロタウイルス・ヘルペスウイルスなどのウイルスに対し効果を発揮します。
その効果はウイルスを不活性にしてくれるのです。
タンニンは柿の皮に多く含まれているので、柿を丸ごと食べることで摂取することができます。
柿は丸ごと食べる方がいい!美味しいレシピ
柿を食べる時は皮を剥いてカットしてデザートととして食べることが多いと思います。
しかし、柿の皮にはインフル予防に効果的な栄養素がたっぷりと含まれています。
そこで、柿を皮ごと食べられる美味しいおすすめレシピをご紹介します。
柿のスムージー
- 柿 2個
- りんご 1/4個
- バナナ 1本
- ニンジン 少量
- セロリ 少量
材料と少量の水をジューサーにかければ出来上がり!
忙しい朝にピッタリな簡単朝食レシピです!
柿の丸ごとポタージュスープ
- 柿 1個(200g)
- じゃがいも 1個(150g)
- たまねぎ 小1個(100g)
- 水 300cc
- 豆乳 300cc
- スープの素 適量
- 塩コショウ 少々
- 柿とじゃがいもをたわしなどを使ってしっかりと水洗いし、皮ごとざく切りにします。
たまねぎは皮を剥いてざく切りします。 - 水・スープの素と①で切った材料を鍋に入れて火にかけます。
- 材料が柔らかくなったら、火を止めて粗熱を取ります。
- ミキサーに③を入れて、ピューレ状になるまで撹拌(かくはん)して鍋に戻します。
- ④に豆乳(低脂肪乳でもOK)を加え、塩コショウで味を調えたら完成です。
柿の皮の揚げ物
- 柿の皮 適量
- 油 適量
- 柿を食べた時に出た皮を使います。
- 160℃くらいの油で柿の皮を揚げる
- 時々かき混ぜて、ほんのり色づくまで揚げます。
カリっとさせたい場合は最後に少しだけ温度を上げます。
※温度を上げると焦げやすいので注意! - 油切りバットなどに取り出し、粗熱が取れたら出来上がりです。
まとめ
今回は、インフル予防になる柿の栄養素のヒミツと丸ごと食べられるレシピをご紹介しました。
柿にはビタミンCやカロテノイドが豊富で、免疫力を高めてくれるのに効果的です。
そして、タンニンという成分が抗ウイルス作用があるので、ウイルスを不活性にしてくれます。
そのタンニンは、柿の皮の部分に多く含まれているので「皮ごと食べる」のがオススメです!
柿を皮ごと食べるレシピはあまり知られていないので、この記事のレシピを参考に作ってみてくださいね♪
今シーズンのインフルには柿の栄養パワーで予防していきましょう!!