肩こりの原因は主に血行不良だと言われています。
特に寒くなると血流が悪くなるので、秋から冬の時期にひどくなるという人も多いのでは?
また、寒くて厚着する冬では、身体がこわばって肩こりになる人や、衣類の重みで肩こりになり悩む人が多いそうです。
肩こりがひどくなると頭痛や吐き気、首が回らなくなったり、作業に集中できなくなるなど、日常生活に支障が出る場合も多いですよね。
そこまでひどくなくても、肩こりは誰だって解消したいものです。
そこで今回は、肩こりに良いと言われている「小松菜」についてご紹介します。
お手軽な小松菜レシピもご紹介します。
肩こりの原因
肩こりの原因には大きく分けて2つ考えられるそうです。
自律神経失調症・急激なダイエット・高血圧や低血圧・肥満・加齢などの症候性
緊張やストレス・長時間労働などの心因性のもの
というように分けられるのだそうです。
また、普段の姿勢によっても肩こりになってしまうそうです。
猫背や前かがみなどの姿勢は筋肉に偏った負荷をかけてしまうそうです。
最も悪い姿勢は猫背の状態で頭が身体よりも前に出ており、顎が前に突き出ている姿勢。
頸椎を支えている僧帽筋が常に緊張している状態となり、疲労物質が筋肉に溜まってしまい、首から肩にかけてコリや痛みが出てしまうのです。
また、肩こりで悩む人で一番多い原因は「血行不良」だと言われている。
血行不良は、身体の冷えや食生活が大きく関わっています。
血流を促進させるためには身体を温めたり、血流を良くする食事に気を付けることが大事です。
肩こりの解消方法
肩こりで悩む人の中で食生活に気を付けている。という人は残念ながら少ないそうです。
ほとんどの人がマッサージや整体・貼り薬など外側からのケアに目を向けがち。
それが効果なしというわけではないですが、身体の中からも改善することにも注目してみてほしいと思います。
肩こりの原因でもご説明した通り、肩こりで悩む人の多くは「血行不良」だと言われています。
そこで、今回おすすめしたい食材が「小松菜」です。
小松菜にはドロドロとした血液を綺麗にし、血流を促してくれます。
また、筋肉の疲労回復などに必要な栄養素が豊富なので、緊張した筋肉をほぐしてくれます。
小松菜レシピ
肩こりに効果を発揮してくれる小松菜のレシピをいくつかご紹介します。
手軽に美味しく食べられるレシピなので、ぜひお試しくださいね!
さば缶と小松菜のパスタ
【材料(2人分)】
- サバ缶・・・1缶
- 小松菜・・・3株
- たまねぎ・・・1/4個
- ニンニク・・・1片
- オリーブオイル・・・大さじ2
- ★麺つゆ(3倍濃縮)・・・大さじ1/2
- ★レモン果汁・・・大さじ1/2
- ★ブラックペッパー・・・適宜
- パスタ・・・160g
- 塩・・・大さじ1
【作り方】
- お鍋にたっぷりのお湯を沸かし塩を入れてパスタを茹でる
茹で時間は製品表示通り - 小松菜をよく洗い3~4cm幅にカットし、たまねぎとニンニクはみじん切りにしておく
- フライパンにオリーブオイル・たまねぎ・ニンニクを入れ、たまねぎが透き通るまで炒める
- ③に小松菜とサバ缶は汁を切らずそのまま加え、★の調味料を加えて2~3分煮る
- ④に茹でて湯切りしたパスタを加えて具材・調味料と絡めたら完成です
肉団子と小松菜としいたけの春雨鍋
【材料(2人分)】
- ★豚ひき肉・・・300g
- ★すりおろし生姜・・・1/2片
- ★料理酒・・・大さじ2
- ★片栗粉・・・小さじ2
- ★ごま油・・・小さじ2
- ★塩・・・小さじ1/4
- 小松菜・・・1束
- 春雨・・・50g
- 生シイタケ・・・6個
- ごま油・・・適宜
- ☆水・・・800cc
- ☆醤油・・・大さじ2
- ☆料理酒・・・大さじ1
- ☆みりん・・・大さじ1
- ☆顆粒鶏がらスープ・・・小さじ1
【作り方】
- ★をボウルに入れて粘りが出るまで混ぜ合わせて団子状にする
- 小松菜をよく洗い5cmくらいの長さにカットし、生シイタケは軸を外し薄切りにする
- お鍋に☆を入れて中火で煮立たせたら②を加え灰汁を取る
- 小松菜の茎部分・生シイタケ・春雨を加え、時々混ぜながら5分ほど煮る
- 小松菜の葉部分を加え、ごま油を回しかけて完成です
小松菜ときくらげの明太子マヨソテー
【材料2人分)】
- 小松菜・・・1束
- 乾燥きくらげ・・・2枚
- 辛子明太子・・・1腹
- マヨネーズ・・・大さじ1
- 塩コショウ・・・適宜
【作り方】
- 乾燥きくらげは水洗いし水に浸けて戻しておく
- 戻したきくらげを2・3cm幅にカットし、小松菜はよく洗い3~4等分にカットする
- 辛子明太子は縦に切れ目を入れ、包丁の背を使って中身を取り出す
- フライパンを熱してマヨネーズを入れたら、小松菜の芯を炒める
- 小松菜の芯が少ししんなりしてきたら、葉部分ときくらげを炒める
- 全体に程よく火が通ったら辛子明太子を入れて味を絡める
- 味見をしながら塩コショウで味を調えて出来上がりです
さいごに
今回は、肩こりが辛い時に血行を促しこりを和らげてくれる「小松菜」についてご紹介しました。
普段からの姿勢であったり、ストレスを溜めずに上手に発散する。など日常生活で気を付けるだけでも解消されていくでしょう。
しかし、無意識に姿勢が悪くなっていたり、知らず知らずにストレスが溜まっていたりすることも多いですよね。
そんな時には小松菜を積極的に食べてみましょう。
小松菜はとても食べやすい食材で、どんな調理法でも味付けでも美味しく食べることができます。
今回ご紹介したレシピもおすすめですが、お味噌汁に入れたり中華にもピッタリですね。
小松菜を食べることで凝りの原因になるドロドロ血液をサラサラにして流し、筋肉の緊張や疲労を回復してラクにしてくれます。
肩こりで悩んでいる方は、普段の解消法の他に小松菜もぜひ食べてみてくださいね!