身体がダルくて疲れが取れない・・・。といった慢性的な疲労には鶏肉がオススメなんです。
毎日のお仕事・家事や育児・勉強の他に、頭を悩ましストレスが溜まる人間関係などなど。
現代社会では、様々な要因から慢性的な疲労に悩んでいるが増えてきているそうです。
すぐにでも身体も心も元気な日々を送りたい!という方に必見!!
あなたのその疲労を回復する効果が期待できる、鶏肉についてご紹介します。
鶏肉レシピは多くありますが、疲れている時には簡単&時短レシピがオススメなので、そちらも合わせてご紹介します~!
目次
なぜ慢性疲労になるの?
昨日は早く寝たのに、朝起きても疲れが取れていない。
ちょっとしたことでも疲れやすくなったり、夕方になると疲れがドっと出る。
など、原因が分からないまま疲労感が続いたり、回復している実感がない。という状態が続いてしまう。
知らないうちに疲れが蓄積すると「慢性疲労」という状態になっているかもしれません。
慢性疲労という言葉はよく耳にすると思います。
なぜ慢性疲労になるのか?どのような状態になると慢性疲労なのか?ご存知でしょうか?
慢性疲労ってどんな状態なの?
慢性疲労は「一晩寝ても疲れが取れなく、6ヵ月以上疲労感が続く」状態のだそうです。
慢性疲労になると、活動量が減りそれに伴い作業量も減るそうです。
また、思考力や注意力も低下し思わぬ事故などを招いてしまうこともあるそうです。
疲れてボーっとしてしまって、車の運転で危ない思いをした。とか料理中に鍋を火にかけっぱなしにして忘れてしまった。などがよく見られるケースだと思います。
慢性疲労は放っておくと、生活習慣病を患ったり、うつ病などの心の病気なども誘発することがあります。
慢性疲労になる原因は?
疲労には様々な種類がありますが、大きく4つに分けることができます。
疲労の種類
- 肉体的な疲れ
- 精神的な疲れ
- 内臓の疲れ
- 自律神経の疲れ
この大きく分けた4つの疲れが連鎖して起こることで、慢性疲労になりやすいと言われています。
疲れの連鎖
- 疲れを感じ元気が出る高エネルギーの食事をする
- 内臓が疲労し、夜中でも消化活動が活発になる
- 脳が休まらず睡眠の質が落ちる
- 休息と活動の切り替えが上手くいなくなり、自律神経が乱れる
- 神経伝達物質の分泌やホルモンが乱れ、精神的に不安定になる
- イライラして暴飲・暴食をする
- また内臓が疲労する
①~⑦の流れが出来てしまうと、⑦⇒②に戻りそれが負のループになって4つの疲労から抜け出せなくなってしまうのです。
4つの疲れ特有の自覚症状
先ほど紹介した4つの疲れには、それぞれ注意しなければいけない自覚症状があります。
それぞれの項目に当てはまるのが多いほど、慢性疲労の可能性が高いと言えるでしょう。
疲労回復には鶏肉がおすすめ!
先ほどの「負のループ」でもご紹介した通り、元気をつけよう!疲労回復しよう!と思って高エネルギーの物を食べると、内臓が疲れてしまいます。
これが負のループの始まりとなってしまいます。
そこでオススメなのが鶏肉料理です。
鶏肉は内臓の働きを高めるので食欲が湧いてきますし、胃腸を温めてくれるので疲労回復になります。
鶏肉は柔らかいので、消化しやすく吸収も良いと言われいます。
鶏肉に含まれている成分で、特に疲労回復に効果的なのがイミダゾールペプチドという成分です。
鶏肉の成分イミダゾールペプチド
抗酸化作用があり、細胞の機能低下を防いでくれる成分です。
鶏肉のなかでも胸肉に多く含まれており、抗疲労効果が科学的に証明されているということなのです。
鶏や回遊魚(マグロやカツオ)などの、長時間連続して運動を必要とする成分には、骨格筋中にイミダゾールペプチドが豊富に含まれているそうです。
これを人が食べた時、血中で消費されず骨格筋に移行します。
この時に酸化ストレスを低減させるそうです。
この酸化ストレスを低減する。ということが抗疲労物質として有効な働きがあると考えられるそうです。
鶏肉を使った身体に優しい疲労回復レシピ
今回ご紹介する鶏肉を使ったレシピでは、身体の中から温めることができ、更に作り方も簡単な物を選びました。
疲れている時には、凝ったものを作る気にはなれないでしょうし、身体を温める物を食べると質の良い睡眠とリラックス効果があります。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
鶏肉の水炊き
身体が温まり、材料が揃えば簡単に作れるのが鍋ですよね。
鍋料理の中でも、一番簡単な水炊きがおすすめです。
材料(1人分)
- 鶏肉(モモ・胸・手羽元はお好みで)・・・100g
- 白菜・・・3枚
- 豆腐・・・1/2丁
- ネギ・・・お好み量
- キノコ類・・・お好みの量
- 昆布・・・1切
- ポン酢・・・適宜
作り方
- 鍋にたっぷりの水と、サっと水洗いした昆布を1切入れて30分ほど放置
- 火にかけて沸騰したら鶏肉を投入する
- 再沸騰したら白菜・豆腐・ネギ・キノコ類を入れ中火~弱火にして沸騰しないように気を付けながら煮る
- 鶏肉・野菜類に火が通たら完成です
ポン酢で食べるとさっぱりいただけます。
さっぱり柚子が香る鶏塩うどん
鶏肉の他にうどんで炭水化物を摂るとエネルギー補給ができます。
柚子と塩でさっぱり食べやすい味付けなので、食欲が低下している時にもオススメです!
材料(2人分)
- うどん・・・2人前
- 鶏肉(モモ・胸はお好みで)・・・150g
- 三つ葉・・・1/2束
- 柚子・・・1/2個
- ★だし汁・・・800ml
- ★柚子の絞り汁・・・1/2個分
- ★酒・・・大さじ3
- ★みりん・・・大さじ3
- ★醤油・・・大さじ1.5
- ★塩・・・小さじ1
- ごま油・・・小さじ2
(お好みで)
作り方
- 三つ葉を良く洗い食べやすい長さに切っておき、ゆずは1/4分を薄めにスライスしておきます
鶏肉も食べやすい大きさにカットしておきます - 鍋に★の調味料を入れて沸かす
- 沸いたら鶏肉を入れて火を通す
※味見して薄ければ塩を加えて調整する - 別の鍋にたっぷりのお湯を沸かしてうどんを茹でます
- うどんがお好みの固さになったらザルにあげて器に盛ります
- 汁を注ぎ入れ鶏肉・三つ葉・スライスした柚子を乗せて完成です
鶏ときのこの具だくさん味噌汁
味噌汁は自律神経の働きを整え正常化する助けをしてくれます。
ミネラル豊富なきのこや、鶏肉の有効成分が身体に優しく染みわたる温かい味噌汁です。
材料(3人分)
- 水・・・1L
- 酒・・・大さじ1.5
- 本だし・・・大さじ1強
- 味噌・・・適宜
- 塩・・・小さじ1/2
- 醤油・・・大さじ1/2
- 塩胡椒・・・適宜
- 大根・・・1/4本
- ニンジン・・・1本
- 白菜・・・1/8カット分
- こんにゃく・・・1枚
- 鶏もも肉・・・1枚
- 木綿豆腐・・・1/2丁
- まいたけ・・・1パック
- えのき・・・1パック
作り方
- 大根⇒いちょう切り、ニンジン⇒半月切り、白菜⇒ざく切り(2cm)、まいたけ⇒手で割く、えのき⇒石づきを切り落とす、こんにゃく⇒塩もみ、木綿豆腐⇒大きめに手で割りザルで水切り、鶏肉⇒一口大にカット
- 大きい鍋に水を入れ火にかけて沸騰したら、大根とニンジンを入れる
- 大根とニンジンに火が通ったら白菜を入れる
- 白菜の葉が透けてきたら、本だしを入れる
- 鶏もも肉を少量の油(分量外)で炒め、塩胡椒を振る
- 鶏もも肉に火が通ったら鍋に入れる
- こんにゃくの塩を洗い流し、手でちぎって鍋に入れる
- 鶏もも肉を炒めたフライパンをそのまま使い、まいたけとえのきを炒め鍋に移し入れる
- 味噌を溶かし入れ、味を見ながら酒・塩・醤油を入れる
- 10分ほど煮たら、木綿豆腐を食べやすい大きさに割いて入れ5分ほど煮たら出来上がりです
さいごに
今回は慢性的な疲労におすすめな鶏肉についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
「慢性疲労」とは聞いたことがあるけど、どんな状態でどうしたら慢性疲労になるのか知らなかった方もいらっしゃるかもしれませんね。
疲れは自覚している以上に自分にダメージを与えることも多かったり、疲労感が続くと感覚がマヒして、自分が疲れていることに気が付かないこともあります。
疲労には4つの特有の症状がありますので、再度チェックして確認してみましょう。
鶏肉のイミダゾールペプチドという成分が抗疲労効果を発揮し、蓄積した疲れを優しく回復する助けをしてくれます。
日々、疲れない生活を心掛けてもなかなか難しいですよね。
もう疲れて気力も体力も限界!となる前に、今回ご紹介した鶏肉のレシピを食べて、睡眠やストレス発散やリラックスできる時間を作り、明日からの活力を蓄えてくださいね。