季節・行事

年末大掃除は順番&コツが重要!効率よくサクサク進める方法

年末の恒例行事の一つである大掃除。

新しい年を気持ちよく迎えるためにも、大掃除はしておきたい。

でも、普段からする掃除とは違い水回りや普段の掃除でみて見ぬフリをしている所など、掃除したい場所が頭に浮かぶと思います。

年末に近づくにつれて忙しくなる中で、大掃除は効率よくサクサクと終わらせたいですよね。

年末大掃除を効率よく進めるために順番やコツが重要となります!

大掃除にはまず準備!

年末大掃除をするにあたり、いくつか準備する物・事があります。

  • 心構え
  • 計画・順番
  • 掃除道具

この3つからまずは準備していきましょう。

それぞれを少し説明したいと思います。

心構え

大掃除というと12月31日の大晦日というイメージや、仕事が休みなったら始めよう!と年末ギリギリまで手を付けない(付けられない)人もいると思います。

しかし大掃除は余裕を持って数日前から少しずつ進めていくのが一番良いと思います。

年末に慌てて大掃除を始めて「汚れが全然落ちない!時間が無い!どーしよーーー!!」となってしまうかもしれません。

そして最も大事な心構えは「完璧を求めない」ということです。

自分の時間や体力を考え、家全体を軽くほどほどに綺麗にする。くらいで考えて進める方が気楽に進められます。

そして成果が出ないとやる気も失ってしまうので「綺麗になった!片付いた!!」と成果が分かりやすい所から始めるのも一つの方法です。

玄関やトイレなど比較的時間がかからない場所なんかはオススメです。

それでも、大掃除で最低限抑えておきたい場所もあると思うので、それは次の計画・順番でご説明したいと思います。

計画・順番

効率的に無理なく大掃除を進めるためには、事前の計画・順番を考えておくこともポイントの一つです。

大掃除は範囲が広かったり、普段手を付けていない所を掃除するけど、限られた時間で済ませなければいけないので計画と順番を考えておきましょう。

計画を立てる時に忘れてはいけないのは「ごみ収集日」です。

せっかく掃除したのに、ごみ収集日までゴミを捨てずに家に置いておくのは嫌ですよね。

また掃除で使った物を捨てることも考えて計画を立ててみましょう。

そして、計画を立てるのと同時に掃除する順番も決めていきましょう。

  1. 不用品の処分
  2. キッチン
  3. トイレ・浴室・洗面所
  4. 各部屋(玄関から遠い順番)
  5. 床・廊下・階段
  6. 玄関
  7. ドアノブ・手すり

基本的には「汚れがひどい」ところから始めるとスムーズなので、この順番で進めると効率が良いです。

大掃除に入る前に①の不用品の処分をすることで、片づける物が減りスッキリします。

それぞれのご家庭で汚れ具合や生活スタイルがあるので、このご紹介している順番は目安としてお考えください。

このように、計画と順番を考えて進めたとしても「計画通りに・順番通りに進まなかった・・・。」と気落ちする必要はありません!

無理なく出来る範囲で進めていくのが大掃除をラクに進めるコツなのです!

掃除道具

大掃除には掃除用具や洗剤は必ず必要な物ですよね。

準備が出来ていないと大掃除の途中で買いに行かなければいかなくなり、余計に時間がかかってしまうことになります。

掃除する場所・物などを考えて、用意しましょう。
掃除する時の洗剤は汚れに応じて正しく選んで使いましょう!

【重曹・セスキ炭酸ソーダ】
油汚れ・焦げつき・手あか・皮脂汚れ・消臭効果 など

【クエン酸】
水あか・石鹸カス・トイレの黄ばみ・ヤニ汚れ など

【重曹+クエン酸】
排水口の汚れ

環境や身体に優しいとして、重曹・クエン酸・セスキ炭酸ソーダは人気がありますし、100円ショップでも手に入ります。

しかし、頑固な汚れにはそれぞれ専用の洗剤を使用する方が早く済みます。

食材を貯蔵する場所やお子さんが活動するエリアは環境や身体に優しい重曹・クエン酸などを使うなどして工夫するのも良いと思います。

重曹やクエン酸の便利な・詳しい使い方はコチラを参考にしてみてくださいね!

大掃除リスト

大掃除というと、家の中を隅々まで綺麗にしなければいけない。と思い方も多いでしょうが、家じゅうピッカピカにするのは相当大変です。

大掃除では普段の掃除で手をつけられない場所を重点的に掃除するだけでも十分です。

無計画で気になる所から始めて中途半端になってしまうよりも、決まった場所を一つずつキレイにしていく方が、かえって効率が良く達成感もあります。

また、どこを掃除するかを決めることで必要な道具や計画も立てやすくなりますよ!

リストは大掃除をする順番で決めていきましょう。

1.不用品の処分

大掃除を始める時に物が多過ぎると、捨てるかの判断で迷ってしまい無駄に時間が過ぎてしまいます。

また不用品は掃除をする時の障害物にもなってしまうのです。

まずは家の中で「いるもの・いらないもの」を分別することから始めましょう。

不用品の処分は、ゴミとして捨てる物の他にリサイクルショップやオークションサイトで売るのも良いでしょう。

不用品処分は「壊れている・汚れている物」「1年以上使用していない物」「今後使う予定の無い物」を基準にすると、処分しやすいですよ。

2.キッチン

キッチンは毎日使用する場所であり、油汚れ・焦げなどもあり頑固な汚れが多い場所なので早めに取り掛かりましょう。

キッチンの中でも時間がかかる場所から始めていきます。

コンロや換気扇など汚れのひどい所からつけ置きし、排水口や蛇口などの水回りも行います。

余裕があれば、冷蔵庫・食器棚も掃除していきましょう。

3.トイレ・浴室・洗面所

トイレは掃除する範囲が狭いため、簡単に掃除を終えられるでしょう。
便器に洗剤を吹きかけて放置しておき、その間に床や壁・棚などを掃除します。
そして洗剤を吹きかけておいた便器を掃除しましょう。

浴室は、天井⇒シャワーヘッド・蛇口⇒浴槽・床・壁⇒排水口 というように上⇒下に向かって掃除をすると効率よく進められます。
天井の掃除は洗剤やカビ取り剤などが目・鼻・口などに入ると危険なので、注意しましょう。
シャワーヘッドや蛇口などに付着している水垢はクエン酸や酸性の洗剤を使用しましょう。
浴槽・床・壁の掃除は、壁⇒浴槽⇒床 の順番で進めると効率的です。

洗面台も上から順に 収納棚⇒鏡⇒蛇口⇒排水口という順番で掃除を進めるようにしましょう。
洗面台も水垢が気になる場所にはクエン酸を使用すると便利です。

4.各部屋(玄関から遠い場所から)

子供部屋はお子さんに掃除させる場合は任せてしまい、それ以外の部屋を掃除しましょう。

掃除は『上から下へ掃除する』のが鉄則ですので、天井・照明⇒壁⇒家具・家電・床 という順番で行います。

天井や照明は、掃除機やモップを使いホコリなどを取り除き、照明器具のカサなどの汚れも拭きましょう。

も意外とホコリが溜まるので掃除機やモップを使って取り除き、皮脂汚れなどがあれば重曹を使うと落ちやすいです。

家具・家電は溜まったホコリを取り除き、リビング用洗剤を使って雑巾で拭いたり、水拭き&乾拭きをしましょう。

は天井や壁、家具家電からのホコリが落ちているので、掃除機をかけた後にモップや雑巾などで水拭き・乾拭きをしましょう。

5.窓・廊下・階段

次は窓掃除ですが、網戸⇒サッシ⇒窓ガラスの順で行うと効率が良いです。
網戸は掃除機で汚れを吸い取り、雑巾2枚で網戸の裏表を拭きます。
サッシに溜まった汚れやホコリを拭き取り、角に溜まった汚れは割りばしなどを使いましょう。
窓ガラスは洗剤を使用してもOKですが、新聞紙を水で濡らして吹くと簡単で時短になります。

廊下や階段は家に人がいる時間帯などは非常に掃除しずらいので、人がいない時にササっと済ませるのが良いです。
各部屋の掃除で出たホコリなどは廊下や階段に溜まりやすいので、注意しながら掃除しましょう。

この時、一緒にドアノブや手すりなども掃除しましょう。
多くの人が何度も触れる場所なので、意外と汚れています。

6.玄関

家の中の大掃除が終わったら、最後には玄関掃除です。

下駄箱から全ての靴などを出して中の砂やホコリを取り除き、水や洗剤で拭き最後に乾拭きして水分を取り除きましょう。

玄関タイルやドアサッシ部分もホコリや砂を掃きましょう。

年末年始に来客がある場合は、先に玄関掃除をしてもいいかもしれません。

大掃除を効率よく進めるコツ

大掃除を効率よく進めるために、コツを知っているだけで負担もかかる時間も変わってきます。

大掃除のコツとは『掃除の基本と時間の使い方』です。

それぞれどういったことに気を付ければ良いのでしょうか?

掃除の基本

ママにとって掃除は毎日することなので、当たり前のことですが「大掃除」となると気になる所から始めたりして、意外と忘れがちになります。

またご家族で大掃除をする場合、パパやお子さんは知らない方が多いです。

改めて掃除の基本を!

掃除の基本は❝内⇒外 上⇒下 奥⇒手前❞です。

内⇒外
玄関から遠い部屋から順に外に向かって掃除するのが基本です。
2階の奥の部屋から1階の奥の部屋、最後に玄関というように進めていきましょう。

上⇒下
床に掃除機をかけてから天井を掃除すると、ホコリが床に落ちてしまい、また床に掃除機をかけなければいけません。
このような手間を作らないために、天井や照明器具の掃除⇒家具家電の掃除⇒床の掃除というように、上から下に向かって掃除をしましょう。

奥⇒手前
特に棚の掃除は奥から手前に掃除をするのが基本です。
棚の手前から不要な物と必要な物を分け出し、全て出し終わったら奥から掃除をして必要な物を収納する。
というのが効率的な方法ですね。

時間の使い方

大掃除を効率よく進めるために大事なのが「時間の使い方」です。

時間のかかる作業を先にやっておき、その間に別の場所の掃除を進めるというのが基本です。

例えば、換気扇やコンロなど油汚れがひどい場所はつけ置きしておきます。
浴室のカビも洗剤をつけてこするより、洗剤を少し浸透させてからの方が落ちやすいです。

このようなつけ置きをする場合は朝から早めにやっておきます。

その間に他のところの掃除を進めると、時間を無駄にすることなく効率的に進められますよ。

さいごに

年末の大掃除は普段面倒で手を付けていない所の掃除などをしなければいけないので、なかなかやる気になりませんよね。

しかし、気持ちよく新年を迎えたいから大掃除をするわけですから、効率的に進めていきたいです。

今年の大掃除は、ご紹介した大掃除の準備・リスト・効率よく進めるコツを参考に進めてみてくださいね。

大掃除で見落としがちなのが「ごみの処分」です。

せっかく掃除をしても、ゴミが溜まってしまうのはとても残念です。

年末になれば収集する日も減っていくので、ゴミの日も考慮して大掃除を進めて行きましょうね。