季節・行事

折り紙で兜を作ろう! かっこいいのに簡単でお子さんも大喜び♪

端午の節句に欠かせない内飾りと言えば、五月人形ですよね。

鎌倉時代以降の武家社会で、男性の身を守る大事な道具だったのが兜です。

そこから男児の安全と成長を祈願して兜を端午の節句に飾っていたと考えられているそうです。

今回はその兜を折り紙で作る方法をご紹介します。

子供の頃に兜を折り紙などで折った記憶がありませんか?

でも、どうやって折っていたっけ?というあなたも大丈夫!

ここでは、一般的な兜の折り方をご紹介するので、思い出しながらご覧ください。

また少しアレンジを加えたかっこいい長兜や実用的な箸袋の折り方もご紹介します。

兜の折り方

お子さんとも一緒に折れるように、簡単な兜の折り方を選びました。

お好きな色の折り紙を1枚用意します。
赤い点線を折り目にして半分に折ります。
更に半分に折って戻し、赤点線の所に折り目をつけます。
先ほどの折り目(白点線)に向かって両端を矢印方向に折ります。
赤い点線を折り目に下から上に折り上げます。
赤点線を折り目にして矢印方向に折る。
赤い点線を折り目にして上に折り上げます。
下側折り紙を赤点線を折り目にして折り上げて、袋に入れ込む。
形を整えたら完成です。

長兜の折り方

こちらの長兜も簡単に折ることが出来るので、小さなお子さんでも楽しく折ることができますよ!

まずは、お好きな色の折り紙を1枚用意しましょう。
裏返して半分に折ります。
更に半分の折って折り目をつけます。
先ほどつけた折り目(白点線)に向かって両端を折る。
赤い点線を折り目にして矢印方向に折る。
赤い点線を折り目にして上に向かって折り上げます。
折り上げた折り紙を赤い点線が折り目になるように、矢印の方向へ折る。
下側の折り紙を赤い点線を折り目にして上に折り上げる。

一番下に残った折り紙を、赤い点線の位置を折り目にして上に折り上げ袋の中に入れ込む。
形を整えて完成です。

兜の箸袋

次は、実用的にも使える兜の箸袋の折り方をご紹介します。

出来上がりを見ると凝っていて難しそうに見えますが、意外と簡単に折ることができます。

お好きな色の折りが意味を1枚用意してください。
縦横それぞれ半分に折って、折り目をつける。
それぞれの折り目が交わる中心に向かって三か所を折ります。
白い点線を折り目にして、それぞれ矢印の方向へ折る。
裏返して白い点線を折り目にして折り上げる。
折った時に丸で囲った三角部分は外に逃がします。
上部分も白い点線を折り目にして矢印方向へ折る。
白い点線を折り目にして山折りにし後ろの方へ折る。
裏返して左下を矢印の方へ広げる。
四角で囲った部分を矢印方向へ持って行き、三角になるように折り潰します。
白点線を折り目にして矢印方向へ折る。
白い点線を折り目にして①⇒②の準備折り上げる。
下に残った折り紙を赤い点線を折り目にして上に折り、袋の中に入れ込む。
裏返し、赤い点線を折り目にして矢印方向へ折り、①⇒②の順で折って①を②に差し込みます。
形を整えて、箸を入れたら完成!

さいごに

今回は、端午の節句にぴったりな兜を折り紙で折る方法をご紹介しました。

もっと他にも凝った折り方があるそうですが、今回ご紹介したのはお子さんとも一緒に作れるように、簡単な折り方をご紹介しました。

今回は15cm×15cmの折り紙で作りましたが、正方形のもっと大きな紙で作れば、実際にお子さんがかぶることも出来ます。

端午の節句といえば、もう一つ欠かせないのが❝鯉のぼり❞です。

鯉のぼりを折り紙で作る方法をご紹介している記事がありますので、よければご覧くださいね!