レタスが余ってしまい冷蔵庫の中で腐らせてしまう人も多いでしょう。
レタスを冷凍保存すると美味しくないというイメージがあるでしょう。
確かにレタスは水分量が多いので冷蔵庫でも腐りやすいですし、冷凍には不向きな野菜だと思われています。
しかし、正しい方法で冷凍保存すれば美味しく食べることができますよ!
今回はレタスを冷凍保存しても美味しく食べられるように、正しい冷凍保存方法をご紹介します。
レタスの冷凍保存方法は3つ!
レタスを冷凍保存する時には3つの方法があります。
- そのまま冷凍保存する
- 湯通ししてから冷凍保存する
- ペースト状にしてから冷凍保存する
冷凍保存したレタスは生食には向いていないので加熱調理して使用します。
冷凍したレタスを使ってどんなメニューに使用するかによって、冷凍保存方法を選びましょう。
また、冷凍保存する際の大切なポイントがあります。
冷凍保存する時のポイント
- できるだけ新鮮なうちに冷凍する
- 急速冷凍する
①そのまま冷凍保存する方法
レタスをそのまま冷凍保存する際には芯を取り除いて食べやすい大きさにしてから冷凍すると、使いたい分だけ取り出せるので便利です。
レタスは変色しやすいので「急速冷凍」すると変色を防ぐことができます。
- レタスを洗ってキッチンペーパーで水気を拭き取る
外側から1枚ずつはがし、ボウルなどに水を溜めてレタスを洗います。
ザルに上げて水を切りキッチンペーパーで水気を拭き取ります。 - 手でちぎりながら冷凍用保存袋に入れる
食べやすい大きさにちぎりながら入れます。
この時、芯部分や変色している所を取り除きましょう。
保存袋にレタスを入れたら空気を抜いて口を閉じましょう。 - 急速冷凍する
急速冷凍するためにアルミホイルで保存袋を包んだり、アルミや金属製のトレイやバットに乗せて冷凍庫に入れます。
②湯通ししてから冷凍保存する方法
湯通ししてからレタスは、細胞組織が柔らかくなり、保存中に発生する氷結による細胞の損傷を軽減することができます。
また、加熱によって一部の酵素が不活性化され、酸化や劣化が進行しにくくなります。
- レタスを洗ってキッチンペーパーで水気を拭取りちぎっておく
外側から1枚ずつはがし、ボウルなどに水を溜めてレタスを洗います。
ザルに上げて水を切りキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
食べやすい大きさにちぎり、芯部分や変色している所を取り除きます。 - 沸騰したお湯にレタスを入れて約1分間茹でる
鍋にたっぷりのお湯を沸かしてレタスを約1分ほど茹でます。
レタスの組織が柔らかくなり、保存性が向上します。 - 茹でたレタスを氷水に入れる
1分ほど茹でたらレタスをお湯から上げて氷水に入れて冷やし余分な熱を取り除きます。 - レタスの水分を切り冷凍保存用袋に入れる
冷却したレタスの水分を十分に切り、冷凍用保存袋に入れ空気を抜いて密閉します。 - 冷凍庫で急速冷凍保存する
レタスを入れた保存袋にアルミホイルで包むか、アルミや金属製のトレイに入れて急速冷凍します。
③ペースト状にしてから冷凍保存する方法
レタスをペースト状にして冷凍保存をすると、スムージーやポタージュスープなどに使うことができます。
冷凍するまで少し手間がかかりますが、調理に使う時には時短になり便利ですよ。
- レタスを洗ってしっかり水気を切る
レタスを1枚ずつはがし、ボウルなどに水を溜めてレタスを洗います。
ザルに上げて水を切りキッチンペーパーで水気を拭き取ります。 - ちぎってミキサーにかける
ちぎりながらミキサーにレタスを入れてます。
この時、芯部分や変色している所を取り除きましょう。
レタスをミキサーにかけます。
※ミキサーが回りずらい時は少量の水分を足しましょう。 - レタスペーストを冷凍する
製氷皿や金属トレイなどにレタスペーストを入れ、冷凍用保存袋に入れる。
できるだけ空気を抜いて口を閉じます。
急速冷凍機能を使用するか、保存袋にアルミホイルで包むなどして急速冷凍する。
まとめ
今回はレタスが余った時の冷凍保存方法をご紹介しました。
レタスを冷凍保存する時は以下の注意が必要です。
- 出来るだけ新鮮なうちに冷凍する
- 急速冷凍する
- 冷凍したレタスは加熱調理する
また、冷凍レタスを使った調理によって冷凍する方法を変えてみて下さい。
- スープや炒め物などの具材として使う場合
そのまま冷凍保存or湯通ししてから冷凍保存 - スムージーやポタージュなどに使う場合
ペースト状にしてから冷凍保存する
冷凍レタスは解凍すると水分が多く出てしまうので、サラダなどの生食には不向きです。
冷凍レタスを美味しく食べられるレシピもご紹介しているので、ぜひご覧ください!
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