つい最近、久しぶりに父との買い物に行きました。
途中、コーヒーショップでコーヒーを頼んだ時に父が「俺出すよ」と言ってポケットから財布を取り出した瞬間、私はビックリしました!
その財布は、私が初めて社会人になった年の父の日に贈った財布でした。
思わず「えっ?!まだコレ使ってるの?ボロボロじゃん・・・。」って言ってしまいました。
父は素直じゃない人なので「うるさいな!」としか言っていませんでしたが、私も父も何だかニヤニヤしてしまいました(笑)
今年の父の日には新しいお財布とお花でも送ろうかな?と思います。
財布は父の好みも分かっているので、選びやすいのですがお花も一緒にプレゼントするならどんなのがいいかなぁ?と悩み中です。
そこで今日は、父の日に花を贈るのにピッタリな種類や色を花言葉から探してみたのでご紹介していきますよ!
目次
父の日に贈る花やその由来とは?
母の日には「カーネーション」が定番となっていますが、では父の日に贈る花は?と聞かれたら思いつかないですよね?
実は、父の日には黄色いバラや白いバラを贈る風習があるそうです。
まずは、父の日が出来たエピソードとバラを贈るきっかけになった由来をご紹介します。
父の日が出来たエピソードとバラを贈る由来とは?
1909年にアメリカのドットさんが父の日を作った提唱者と言われています。
彼女を含む子供6人を男手一つで育ててくれた父が亡くなった時に、教会の牧師さんにお願いをして、父の誕生日である6月に礼拝をもらいました。
その時彼女は「母の日があるのに、父の日がないのはおかしい」と牧師さんに訴え「父の日も作ってほしい」とお願いしたそうです。
このエピソードが父の日のきっかけとなり、アメリカでは正式に「父の日」を認められたことで広まっていきました。
父の日にバラを贈る由来になったのも、ドットさんが父親の墓前に白いバラを供えたことからだそうです。
日本では黄色いバラを贈る風習がある
アメリカのドットさんが提唱した父の日は、日本にも伝わり現在の日本では父の日に黄色いバラを贈る風習があります。
アメリカでは白いバラなのに対し、日本では黄色いバラに変化したのはなぜでしょうか?
それは1981年に設立した日本ファーザーズデイ委員会が開催している「ベストファーザー イエローリボン賞」が広まって父の日に黄色いバラを贈ることが定着していきました。
「ベストファーザー イエローリボン賞」はこれまでに多くの有名人が受賞しているので、話題になって広まっていったのでしょうね。
ヒロミさん(タレント)・市川海老蔵さん(歌舞伎俳優)・中山秀征さん(タレント)・佐々木健介さん(プロレスラー)・つるの剛士さん(俳優)などが受賞しています。
花言葉から父の日にプレゼントする花を選ぶ
お父さんに感謝の気持ちを伝えたいけど、何だか照れくさいな・・・。
と思ったら、その想いをプレゼントする花の花言葉の力を借りて見ませんか?
自分の気持ちを代弁してくれる花言葉。
父の日に贈るのにピッタリな花言葉を持つお花をご紹介します。
紫のバラ:花言葉「尊敬・誇り」
今、父の日に贈る花として定番であるバラは、色によって花言葉が違うんですね。
父の日にお父さんにプレゼントするなら「紫のバラ」がオススメです。
花言葉は「尊敬・誇り」です。
「実はお父さんのこと尊敬しているんだよ。」そんな想いを伝えたい方にピッタリですね。
サルビア:花言葉「良き家庭・家族愛・感謝」
サルビアは庭先などで見かけることもあるので、一度は見たことがあるはずです。
古代ローマ時代には薬草として使用され、健康や長寿を連想させる花です。
そこから「良き家庭・家族愛・感謝」という花言葉が生まれたそうです。
カラフルな色の花で育てやすいことから鉢植えでプレゼントするのが人気だそうです。
「家族のために一生懸命お仕事してくれてありがとう」という気持ちが伝わりそうですね。
カンパニュラ:花言葉「感謝」
カンパニュラは、花の形が釣鐘に似ているので「釣鐘草」や「風鈴草」と呼ばれています。
春から夏にかけて咲く花なので、父の日は開花時期と重なりますね。
花言葉は「感謝」ですので、ストレートに感謝を伝えたいならぴったりです。
小さい花をたくさん着け、色んな方向に向かって咲きます。
お父さんに贈るには可愛すぎるお花なので、他のお花と組み合わせて贈るのもいいのではないでしょうか?
ヒマワリ:花言葉「憧れ・敬慕」
父の日のイメージカラーが黄色ということでバラに次いで人気の花がヒマワリです。
ヒマワリには元気と希望などの明るいイメージがあるので、家族の大黒柱であるお父さんのイメージと重なりますよね。
ヒマワリの花言葉は「憧れ・敬慕」です。
密かに父を尊敬している、お父さんの人柄が好きだ。と思っている方にピッタリですね。
父の日にヒマワリを贈るなら小さめの鉢植えや花束でアレンジしたヒマワリを贈るのがおすすめです。
セージ:花言葉「幸せな家庭」
お肉の香りづけなどに使われるセージ。ハーブの一種なのでちゃんと花言葉があるんですよ!
花言葉は「幸せな家庭」です。
ヨーロッパではセージは薬用として使っており、庭に植えると長生きできると言い伝えられていました。
この言い伝えが由来となって「幸せな家庭」という花言葉が誕生したそうです。
お料理が好きなお父さんに花言葉を教えてあげて贈れば喜ばれそうですね♪
スカシユリ:花言葉「親思い・子としての愛」
ユリの花は香りが強く苦手な人も多いと思いますが、スカシユリは香りが控えめで小ぶりなのが特徴です。
スカシユリの花言葉は「親思い・子としての愛」なので、父の日に贈るのに相応しいお花ですね。
ただし、お花の育て方がちょっと難しいので、あまりお花に興味が無いお父さんには向かないかもしれません。
そんな時は、あなたも一緒にお世話してあげるのもコミュニケーションになっていいかもしれませんね。
花選びのポイント
私も実際に父親に花を贈ろうと思ったら、花言葉を参考にしながらもどんな花を贈ろうか?と考えてしまうと思うのです。
「お父さん、お花もらって嬉しいのかなぁ?」って思っちゃいますよね(笑)
そこで、花を選ぶ時のポイントをおさえていこうと思います。
お花と一緒に他のプレゼントも!
お父さんがお花をもらっても困るんじゃないか?と思ったら、他の何かと一緒にプレゼントを用意してみましょう。
お花はメッセージカードのつもりで一緒に添えて贈るのもいいですね。
予算のこともあるでしょうから、実用性のあるちょっとしたものでも良いと思います。
例えば、毎日お仕事ご苦労様!という気持ちをこめてハンカチ・ネクタイ・靴下・小銭入れや定期入れなどの小物類。
お酒が好きなお父さんには、晩酌用のグラスやネーム入りラベルのオリジナルのお酒などもいいですね。
贈るお花の見た目に気を遣ってみる
父の日にお花を贈る時に、ちょっとだけ気を遣ってあげたいのが「お花の見た目」です。
色や形、量などに気を遣いつつも素敵なお花を贈りたいですね。
色は、派手な色は受け取りにくいというお父さんもいるでしょうから、落ち着きのある色味がいいでしょう。
暖色系を少なめにして、色は2・3色で統一感を出すなどの工夫をしてみましょう。
お花の形は、花束が大きく広がっているものは女性的なイメージが出るのでスタイリッシュになるようなお花やアレンジをしてあげましょう。
プレゼントの装飾なども白や青などの寒色系にすると男性っぽさが出ていいですね。
贈る花の量や種類を多くしてしまうと、どうしても派手になってしまいます。
花言葉で挙げたバラやヒマワリなどの色んな花をアレンジするとゴチャゴチャして統一感も無くなってしまいます。
落ち着いた雰囲気の花束にしたいなら、種類や量は控えめの方がいいでしょう。
手間があまりかからないお花
「お花の手入れの仕方が分からない」というお父さんも多いと思うので、あまり手入れの必要がないお花を選んであげましょう。
そんな時は「プリザーブドフラワー」がおすすめです。
生花を特殊な液体で加工しているので、水やりなどの手入れをしなくても綺麗な花を保ってくれます。
家に飾ってホコリなどが被らないように工夫してプレゼントしてあげましょう。
プリザーブドフラワーについて詳しく紹介している記事があるので、参考にしてみて下さいね!
プリザーブドフラワーについてもっと詳しく知る
さいごに
父の日にお父さんにお花を贈る時は、母の日とは違いちょっとした気遣いが必要になってきますよね。
父の日に贈る花は、お父さんの好みや性格など色々と考えてあげましょうね。
お花選びやアレンジで色々と迷ったらフラワーショップの店員さんに相談するのが一番いいですね。
花言葉を参考にして、いくつか花の候補を挙げておいて相談すれば店員さんも選びやすいでしょうし、あなたも相談しやすいはずです。
イメージや色合いなどはお任せでもいいかもしれませんが、メインの花はぜひご自分で決めてみてくださいね。
そしてお父さんにお花を贈る時には、そのお花を選んだ理由を伝えてみてはいかがでしょうか?
ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、あなたがお父さんのことを考えながら選んだという気持ちこそが、お父さんにとって「最高のプレゼント」になるでしょう。