友人の結婚式に招待してもらったのに、どうしても出られない。
電報を贈りたいけど、どんな電報を贈ればいいの?
友人だから堅苦しくなくていいの?
と思ったことはありませんか?
電報を贈る時の例文はいくつかあるけど、内容がちょっと自分たちに合ってない。などよくあることなんですよね。
今回は、友人の結婚式に出席できない場合に贈る電報の例文やマナーを紹介します。
せっかくの結婚式に出席できないのは残念ですが、お祝いの気持ちをしっかり届けましょうね!
目次
結婚式の電報を送る方法
仕事の都合や家庭の事情でせっかく招待してもらった友人の結婚式に出られない。
そんな時にお祝いの気持ちを伝えることができる電報。
友人の結婚式に電報を送る時の方法や事前に準備すること、タイミングなどをご紹介します。
電報を申し込む前に準備すること
電報を申し込む際に、電話やインターネットなどで予約することが多いですよね。
その時あなたの手元に何も情報が無いと、慌ててしまったりうろ覚えで伝えてしまい間違った内容の電報になってしまうかもしれません。
これから紹介する準備をあらかじめしておけば、慌てず落ち着いて注文することができますよ。
電報の申込み方法
電報を申し込むには主に2つの種類あり、電話で申し込む方法とインターネットで申し込む方法です。
電話とインターネットで申し込む場合の違いを見ていきましょう。
電話申し込み | ネット申し込み | |
申込方法 | 通信会社の電報サービス 局番なし「115」に電話 | 電報サービスサイト 「電報 祝電」と検索 |
電報料金の 支払い方法 | 通常の電話料金と一緒に請求 ※電報注文の電話代は無料 | クレジット決済、銀行振込 郵便振替、代金引換(着払い) コンビニ後払い など |
受付時間 | 基本的に8:00~22:00 年中無休 | 24時間・年中無休 |
メリット |
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デメリット |
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電報の送り先住所や宛名
電報の送り先住所は披露宴会場なので、結婚式の招待状があれば披露宴会場の住所が記載されているので、確認しましょう。
もし招待状が無い場合は、他の友人に聞いてみたりそれでも分からなければ、新郎新婦に確認してみましょう。
電報の宛名は新郎新婦の連名にする場合が多いのですが、どちらか一方でも構いません。
あなたが新婦の友人で、新郎とは面識がない場合などは新婦宛にしても良いでしょう。
新婦の名前を宛名にする場合は、旧姓で送りましょう。
披露宴前に入籍して姓が変わっていた場合でも、披露宴では旧姓を名乗るので問題ありません。
それから、あなたが新婦の友人であっても新郎とも面識がある場合はお二人宛にした方が良いです。
披露宴会場に送る電報の宛名のには「気付」と記載するのがマナーです。
「披露宴会場やホテル名 気付 ○○○○様」
「気付」とは、受取人の住所ではない場所へ、相手が立ち寄る先・関係のある場所へ送る場合に付けるものです。
電報が届く日付
当日、結婚披露宴会場に届いても間に合うことがほとんどですが、披露宴で読んでもらうことを考えた場合、前日までに届くように手配すると親切ですね。
結婚式の数日前に披露宴会場に届いたとしても、きちんと受け取ってくれるので早めに送るのが良いでしょう。
届いた電報が多い場合は、時間の都合で読み上げる電報の数が限られてしまうことがあります。
また、読み上げる順番も新郎新婦が確認しなければならないので、披露宴開始直前に届いてしまうと、準備で忙しい中で確認しなければなりません。
結婚式当日のお二人に負担にならないようにするためにも、前日か遅くても披露宴開始の数時間前には会場に届くように手配するのが望ましいと思います。
メッセージ内容
電報を電話やインターネットで注文する時に色々な例文があります。
あらかじめ例文に目を通したり、ご自分でメッセージを考え用意しておくと良いです。
せっかくのお祝いのメッセージなので、じっくり考え心を込めたメッセージを送るようにしましょう。
メッセージ内での相手の呼び名は、普段呼んでいるあだ名や呼び名でも問題ないでしょう。
差出人の情報
電話・インターネット注文のいずれも、差出人であるあなたの氏名・電話番号・メールアドレスは確認されるので用意しておきましょう。
電報の予算と支払い方法
電報には台紙で送る場合やフラワーアレンジメントなどの商品と一緒に送るものなどいくつか種類があります。
商品の場合は、フラワーアレンジメント以外にぬいぐるみ・バルーン・お菓子などあります。
また、台紙だけの場合でも色々な種類がありそれによっても料金が異なります。
商品内容によって1,000円台~10,000円以上の物もあるので、相手との関係性やあなたの気持ちで、まずは予算を決めておきましょう。
文字数によっても料金が変わりますので、あらかじめ申し込む電報会社のHPなどで色々を確認しておいた方がよいでしょう。
その際に、支払い方法も一緒に確認しておきましょう。
電話代に加算される方法、クレジット決済、請求書が届く、など選択できる場合もあります。
結婚式の電報を送るマナー
例えどんなに親しい友人であっても、結婚式の電報を送るマナーは意識した方が良いです。
それは、結婚式には友人のご両親や親戚や職場関係の上司なども来賓されているでしょう。
そんな中で、プライベートな内容だったりウケを狙って乱暴な言葉を使ったりなど、結婚式をしている友人に恥をかかせるかもしれません。
そしてせっかく送る電報に間違いがあっても失礼です。
お式の日取り・会場名・住所・新郎新婦の名前など、きちんと確認して電報を申し込み全いつまでに会場に到着させるのがベストですね。
ご家族・親戚・ご友人や職場関係の人など、誰が聞いても失礼にならない内容にしましょう。
結婚式の電報でNGな言葉
お祝いの席である結婚式で、使用厳禁な言葉があります。
普段も使う言葉なので、悪気なく使ってしまわないように気を付けなければいけません。
縁起が悪い言葉や繰り返しを連想してしまう重ね言葉などはNGです。
「句読点」は切るというイメージがあるので使用しない方が良いということも覚えておいてください。
ここではNGになる言葉と、言い換えが出来る例をご紹介します。
重ね重ね、たびたび、いろいろ、くれぐれも、またまた、皆々様 など
死、仏、悲しむ、病む、負ける、泣く、嫌う、散る、最後、終了、終わり など
別れる、切れる、離れる、去る、戻る、飽きる、消える、冷める、欠ける、出す、捨てる、流れる、割れる など
再び、再三、再度、何度も、また など
「何度も」⇒「頻繁に」
「スタートを切る」⇒「スタートラインに立つ」
「いろいろな思い出」⇒「たくさんの思い出」
友人に贈る結婚式の電報の文例
ここでは、友人の結婚式に贈る電報の文例をいくつかご紹介していきます。
あなたが友人の結婚式に出られない場合に贈るのを前提としての文例になります。
これまで紹介したマナーや注意点にも配慮していますので、その辺りも一緒にチェックしてくださいね!
まとめ
今回は友人の結婚式に贈る電報の文例・マナーなどをご紹介しました。
今回ご紹介したことを参考にしながら、あなたらしい言葉でお祝いのメッセージを伝えられた良いですね♪
今は、電報の種類は様々で台紙だけでなくぬいぐるみやフラワーアレンジメントなど趣向のこらしたものがあります。
また結婚式向けのブライダル電報もあるので、ぜひチェックしてみて下さいね。
電報を電話で注文するか、インターネットで申し込むかはご紹介した違いなどを参考にしたり、ご自身で色々と調べてみると希望に叶う電報が見つかるかもしれませんよ。
ご友人の新しい門出に、心こもったあなたからのメッセージで祝福してあげてくださいね。