夏でもマスクをしなければならない状況が続いていますね。
新型コロナウイルスの影響で、人と話す時や人混みなどではマスクが必須アイテムとなっています。
今年の夏はマスク着用による熱中症の注意も頻繁に呼びかけられていますが、女性にとっては熱中症予防と同時に化粧崩れが気になる人も多いでしょう。
特に今年は新型コロナウイルスの感染拡大で、日々マスクは手放せませんよね。
夏はマスクをしていなくても化粧崩れが気になるのに、マスクをしているとマスクの中の熱気や汗も普段より多くかくので、化粧崩れしやすい状態になります。
そこで今回は、この夏、マスクで汗や皮脂で化粧崩れが酷くなる人必見の、化粧崩れ防止テクをご紹介します。
マスクで化粧崩れする原因
まずは、マスクをするとメイクが崩れてしまう原因を知りましょう！
改善や対策をするなら、原因を知ることが大事ですよ！
マスクをすると化粧崩れしやすくなるのは3つの原因が考えられます。
マスクと肌の摩擦
ウイルスや花粉などを遮断するためにマスクを着用しますよね？
外気をシャットアウトするために鼻や口をしっかりとガードすれば、肌と密着させてマスクを着用するはずです。
当然ですが、マスクと肌が密着すれば摩擦は避けられません。
この時の摩擦により化粧崩れしてしまいます。
マスク内のムレや湿気
マスクで口周りを覆うことで、呼吸が水蒸気になってマスク内にこもります。
さらに外の暑さと自分が吐く息の温かさで汗をかくことも多いでしょう。
汗や水蒸気がマスク内にこもり、湿気やムレを発生させます。
湿気やムレはメイクを崩れやすくし、さらにマスクと肌の摩擦でさらに化粧が落ちやすくなってしまいます。
水蒸気の蒸発による乾燥
マスクをしているとマスク内に湿気やムレが発生し、乾燥とは無縁なイメージがあると思います。
しかし、水蒸気が肌に付着している状態でマスクをずらしたり外すことで、水分が一気に蒸発します。
この時の蒸発でお肌の潤いも一緒に奪っていくのです。
潤いを奪われた肌は乾燥し化粧崩れの原因となります。
また、乾燥により肌が過剰に皮脂を分泌しますので、さらに化粧崩れを起こしやすくなります。
化粧崩れ防止テク６つ！
夏マスクで化粧崩れしてしまう原因が分かったら、次は対策です。
最近ではメイク崩れ防止のアイテムを数多く出ていますが、それに加えてスキンケアや使うアイテムを工夫することで、化粧崩れを防止してくれます。
朝のスキンケアから化粧崩れ防止を意識！
肌のコンディションが悪い状態でメイク崩れ防止アイテムを使っても、効果が半減してしまいます。
朝のスキンケアを丁寧にしっかり行うことが、化粧崩れ防止の第一歩と言っても過言ではありません。
特に乾燥肌や脂性肌の方は、しっかりと保湿をすることで化粧崩れを防いでくれます。
朝は水洗顔という人も多いかもしれませんが、顔に皮脂汚れが残っていると化粧崩れの原因となるので、洗顔料を使って清潔な肌にスキンケアをしましょう。
また。スキンケアの量は多すぎても少なすぎても良くないので、使用量を確認して使いましょう。
乾燥や皮脂の分泌は肌の乾燥が大きな原因と言われています。
スキンケアは時間をかけてしっかりと浸透させ、肌の内側まで保湿することが重要となります。
スキンケアアイテムは化粧水⇒美容液⇒乳液やクリームというように、水分量が多いものから油分が多いものという順番で使用するのが基本です。
そして、スキンケアの後にすぐにメイクをしてしまうと肌にまだスキンケアの油分が残っているので化粧崩れを起こしやすくなります。
スキンケアアイテムが浸透したのを確認し、さらに一度ティッシュオフをすると化粧崩れを防止してくれます。
スキンケア後に、保冷剤などで毛穴を引き締めるのもオススメです！
化粧崩れしにくい下地を選ぶ
スキンケアが終わったら、次はメイクを始めます。
化粧崩れを防止するためには、汗や皮脂に強い化粧下地を使うのがオススメです。
特にムレやすい口周りや皮脂が出やすい鼻周りにはこういった下地を選びましょう。
マスクで覆われている部分にだけ崩れ防止下地を使い、それ以外の部分は保湿成分が含まれた下地でも大丈夫です。
いくら汗や皮脂に強く化粧崩れしにくい下地だからといって、使い過ぎないように注意してください。
化粧崩れを防ぐには薄く伸ばすのがポイントです！
リキッドファンデーションを使う
普段、下地の後にクッションファンデーションやパウダーファンデーションを使うという方も多いと思いますが、化粧崩れを防ぐならリキッドタイプを選びましょう。
特に密着度の高いリキッドファンデーションが良いです。
この時も少量を薄く伸ばして使いましょう。
リキッドタイプはカバー力も高いので気になる部分も自然に隠してくれます。
塗り方は、額・鼻・両頬・あごに5点置きし、ファンデーションブラシで伸ばした後にスポンジを使って密着させながら余分なファンデーションを取り除きます。
もし、コンシーラーを使いたい場合は、ファンデーションの前に薄く塗って仕込ませた方が崩れにくくなりますよ。
リキッドとパウダーファンデーションを併用
化粧下地⇒リキッドファンデーションでベースを作ったら、最後にパウダーファンデーションで仕上げましょう。
フェイスパウダーは余計な皮脂を吸収してくれますし、サラサラの状態を保ってくれるので化粧崩れ防止になります。
フェイスパウダーもつけ過ぎないように、ブラシやパフに取ったらティッシュや手の甲などで余分な粉を落としてから使いましょう。
顔全体に使っても良いのですが、特に化粧崩れしやすい額・目元・小鼻・口元などポイントに軽くのせるだけでも大丈夫です！
クリームチークとティントリップを使う
マスクで隠れているからと言ってチークやリップを塗らないことも多いでしょう。
食事や飲み物を飲むなどマスクを外した時に、顔の血色がなく残念な感じになってしまいます。
チークはクリームチークをパウダーファンデーションの前に仕込んでおく。
リップはティントリップを薄くつけて血色感を出す。
このようにひと手間加えるだけで、自然な血色感が出ます。
クリームチークを仕込んでからパウダーファンデーションをのせたり、ティントリップを薄くつけるのが化粧崩れしないポイントです。
マスクに色移りしやすい場所なので、塗り過ぎには注意しましょう。
メイク崩れ防止ミストを使う
ここ最近注目されているのがメイク崩れ防止ミストです。
これはメイクを仕上げた後の仕上げに、メイクの上にかけるミストです。
化粧崩れを防ぐだけでなく、メイクを長持ちさせてくれる効果もあるそうです。
ハイブランドからドラックストアまで、色々なところで手軽に購入できるようになってきましたので、見かけたらぜひ試してみてください。
メイク直し後にも使えるように持ち歩きに便利な小ぶりなサイズがおすすめです！
化粧崩れを防ぐおすすめアイテムはコレ！
化粧崩れ防止テクをご紹介しましたが、使うアイテムもとても大事です。
そこで、化粧崩れを防ぐおすすめのアイテムをご紹介していきます。
どなたでも気軽に使えるドラックストアコスメやバラエティショップなどで入手できるアイテムを中心にご紹介します。
化粧下地
ファンデーションやポイントメイクに化粧崩れ防止アイテムを使っても、肌に一番近い化粧下地から崩れてしまっては元も子もありません。
スキンケアをしっかりとした後に、化粧崩れを防いでくれる下地を使ってしっかりと土台を作っていきましょう。
皮脂が多めの人向け
エテュセ フェイスエディション(プライマー)
セザンヌ 皮脂テカリ防止下地
プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止化粧下地UV
乾燥+脂性の混合肌向け
マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース
キス マットシフォンUVホワイトニングベース
リキッドファンデーション
次は化粧崩れしにくいリキッドファンデーションの紹介です。
肌への高密着と耐久性でヨレにくいリキッドがおすすめです。
インテグレート 水ジェリークラッシュ
ロレアル・パリ インファリブルステイフレッシュファンデーション
REVLON カラーステイメイクアップ
パウダーファンデーション
化粧崩れ防止に特化した下地やリキッドファンデーションで土台を作り、その土台をパウダーでセットすることで、化粧崩れ知らずの肌を作ることができます。
パウダーファンデーションはプレストタイプや粒子が細かいものを選ぶのがポイントとなります！
CEZANNE UVクリアフェイスパウダー
CANMAKE マシュマロフィニッシュパウダー
マキアージュ ドラマティックパウダリーUV
CHACOTT フィニッシングパウダー
コスメデコルテ AQ MWフェイスパウダー
チーク・リップ
崩れにくいチークはパウダーよりも、クリームチークや水チークを「仕込む」のがポイントになります。
また、リップはティントリップでカラーステイさせることでマスクへの色移りを防ぎます。
チーク
マジョリカマジョルカ クリーム・デ・チーク
CANMAKE クリームチークティント
ヴィセ リップ＆チーククリームN
DHC クリームチークカラー
リップ
OPERA リップティントN
CANMAKE リップティントシロップ
ロレアル・パリ ユイルカレス
リトルレディリュクス オールインワンルージュ
さいごに
今回は、夏マスクで汗や皮脂が多く出てしまっても、化粧崩れしない方法やアイテムをご紹介させていただきました。
新型コロナウイルスの影響でマスク着用が避けられない状況が続いています。
これから夏本番を迎えるわけですが、まさかこんなにコロナウイルスがおさまらないとは思っていなかった人も多いでしょう。
今年の夏は新型コロナウイルスの予防でマスクは欠かせないでしょう。
夏は特に化粧崩れが気になる時期ですが、今年はマスクもしなければいけないので更に化粧崩れしやすいでしょう。
今回ご紹介させていただいた、化粧崩れを防ぐお肌のお手入れ方法やアイテムを参考にして、この夏を乗り切っていきましょう！
