今回は「お麩」を使って節約できる人気レシピのご紹介です。
物価の高騰が続く今、少しでも食費を抑えながら、栄養バランスもとれた食事を作りたいと考える方も多いのではないでしょうか。
そんな時に注目したいのが「お麩(ふ)」という食材。
実はお麩は、昔から日本の家庭で親しまれてきた節約食材の定番でありながら、近年ではその高たんぱく・低カロリー・アレンジ自在な点から、再び注目を集めています。
特におすすめしたいのが、お肉の代わりとして使えるお麩レシピ。
「コスパ良し」「満腹感あり」「家族ウケも◎」と三拍子そろっていて、日常使いにぴったりです。
この記事では、
- 節約にも健康にも役立つお麩の魅力
- 簡単&美味しい栄養&ボリューム満点の人気お麩レシピ13選
- お麩の種類や戻し方、保存方法などの豆知識
など、お麩をもっと賢く、美味しく使うための情報をたっぷりとご紹介していきます!
お麩初心者の方も、すでに常備しているという方も、今日から試したくなる「節約×栄養×満足感」三拍子そろったレシピのヒントがきっと見つかるはずです♪
目次 [非表示]
お麩はなぜ節約にぴったりなの?うれしい5つの理由
節約をしながらも、家族にはしっかり栄養のある満足できるごはんを食べさせたい。
そんな時に頼もしい存在となるのが「お麩」です。
一見地味な存在かもしれませんが、実はお麩は安さ・栄養・使い勝手・保存性・汎用性すべてを兼ね備えた最強の節約食材。
ここでは、お麩が節約にぴったりな理由を、日々の家庭料理目線で詳しく解説します。
価格がとにかく安い!コスパが抜群
まず何よりの魅力はその安さ。
たとえば、定番の「焼き麩」や「車麩」は、スーパーで100gあたり150〜300円程度。
これは一見するとお肉や豆腐より高いようにも感じますが、実は水で戻すと約2〜3倍に増えるため、実質的なコスパはかなり優秀です。
- 乾燥状態で30g(約50円分)のお麩 → 戻すと90g相当に
- ミンチ肉や豆腐の半量と合わせてかさ増し → 2人分→3〜4人分に!
さらに、加熱調理時に出汁や調味料をたっぷり吸ってくれるので、満腹感もアップ。
「節約したいけどボリュームも欲しい」という人にとって、まさに理想的な食材です。
少量でも驚くほどふくらむ!“かさ増し力”がすごい
お麩は水分を含むとスポンジのようにふんわり大きく膨らむ性質があります。
そのため、わずかな量でもボリュームが出て、料理の満足感や見た目の豪華さが一気にアップ!
以下のように、さまざまな料理でかさ増し素材として活躍します。
- ひき肉料理
ハンバーグ・つくね・ミートローフに加えると、ふわっと仕上がりかさ増しに◎ - 煮物
厚揚げや大根と組み合わせて煮ると、出汁を吸ってジューシー&食べ応えあり - スープ類
味噌汁・中華スープに加えると、すぐに一品料理風にボリュームアップ
食材の単価を下げながらも、栄養価や満腹感をしっかりキープできるのが嬉しいポイントです。
メイン食材の代用になる柔軟さ&アレンジ力
お麩は見た目は地味でも、調理法によって驚くほど“主役級の存在感”を発揮します。
とくにおすすめなのが、肉や豆腐、卵などの代用品としての活用。
- お麩カツ
車麩を戻して下味をつけ、パン粉をつけて揚げればまるでとんかつ風!ボリュームも◎ - お麩の照り焼き
フライパンで焼いて甘辛ダレに絡めれば、お弁当にもぴったりのご飯泥棒に - お麩の卵とじ
卵だけでは物足りないときも、少量のお麩で見た目も栄養価もアップ
冷蔵庫にお肉や豆腐がない日でも、お麩があれば代用OK。
冷凍肉を解凍する手間もなく、時短にも貢献します。
常温で長期保存できて、食品ロスが少ない
乾物であるお麩は、直射日光や湿気を避ければ常温で半年〜1年以上保存可能。
冷蔵庫のスペースを取らず、買い置きしても傷まず、使いたいときにパッと使えるため、計画的に食材を使いきれない方にもぴったりです。
保存性が高いということは、つまり非常時の備蓄食材にも最適ということ。
賞味期限の短い生鮮食品と違い、買いだめしておいても無駄になりにくいのは、家計を守る上でも大きなメリットです。
和洋中どんな味付けにもなじむ!アレンジ無限大
お麩は非常に味が淡白でクセがなく、どんな味付けにもよくなじみます。
そのため、料理のジャンルやシーンを問わず、様々な場面で活躍します。
- 和風:味噌汁・煮物・卵とじ・すき焼き風
- 洋風:トマト煮・クリーム煮・グラタン・ミートボール
- 中華風:麻婆風・中華スープ・炒め物
- 韓国風:チヂミ・キムチ炒め・ナムル風
また、揚げたり焼いたりすることで食感の変化も楽しめるため、飽きずに使える万能食材として、毎日の食卓に取り入れやすいのも特長です。
栄養面でも優秀!お麩のうれしい健康効果
お麩というと「ただのかさ増し食材」と思われがちですが、実はその中には体にうれしい栄養素がたっぷり。
高たんぱく・低脂質というヘルシーさはもちろん、子どもからシニア世代まで安心して食べられる優秀食材なんです。
ここでは、お麩に含まれる栄養素と、それがもたらす健康効果をわかりやすくご紹介します。
良質なたんぱく質が豊富!筋肉・肌・髪の材料に
お麩の主原料は「小麦グルテン」。
これは小麦粉からでんぷんを除いたもので、植物性たんぱく質のかたまりです。
乾燥お麩100gあたり:たんぱく質は約23~30g
(※製品によって異なりますが、一般的な焼き麩や車麩もこの範囲)
このたんぱく質は、筋肉や内臓、皮膚、髪、爪などを作る基礎成分であり、ダイエット中や体調管理をしたい方にもぴったり。
しかも、消化が良く吸収されやすいため、胃腸に負担をかけずにたんぱく質を補える点も魅力です。
低脂質・低カロリーでダイエットにも◎
お麩は脂質がほとんど含まれていないため、カロリーが非常に低く、ダイエット中の置き換え食材にもぴったり。
乾燥お麩:100gあたり約350kcal程度ですが、戻すと2〜3倍にふくらむため、実際の摂取カロリーは1食あたり100kcal前後
たとえば、肉の代わりにお麩を使ったカツや炒め物にすれば、カロリーダウンしながら満足感はそのまま。
「ヘルシー=物足りない」という悩みを解決してくれる、心強い存在です。
鉄分や亜鉛も含まれ、貧血・疲労対策に
グルテンには、少量ながら鉄分や亜鉛といったミネラルも含まれています。
これらは体内で次のような役割を果たしています
- 鉄分
赤血球を作り、酸素を運ぶ働き → 貧血予防・疲労回復に◎ - 亜鉛
免疫機能や味覚の維持、肌のターンオーバーに関与 → 美肌や体調管理に◎
「お肉を控えているけど鉄分は欲しい」「偏食気味のお子さんに栄養を摂らせたい」といった場面でも、お麩は手軽な栄養補助アイテムになります。
食物繊維も摂れるから腸活にもおすすめ
お麩には、小麦由来の植物性の食物繊維も含まれています。
特に、不溶性食物繊維が豊富なので、腸の動きを助けて便通の改善やデトックス効果にも期待ができます。
腸内環境の改善は、免疫力や肌の状態にも直結するので、美容や健康を気にする方にも嬉しいポイントです。
添加物が少なく、アレルギーリスクも比較的低め
市販のお麩は、シンプルな原材料(小麦粉+グルテン)で作られているものが多く、余計な添加物や保存料が使われていない場合がほとんど。
そのため、幼児食・介護食・健康管理中の人の食事にも取り入れやすいのが特徴です。
また、小麦アレルギーを除けば、卵・乳製品・ナッツ類などのアレルゲンを含まず、アレルギー対応食としても活躍します。
お麩は、見た目の地味さに反して、“健康の味方”としても非常にポテンシャルが高い食材です。
後ほどご紹介するレシピでは、そんなお麩の栄養価を最大限活かした“満足度の高いアレンジ”をたっぷり紹介します♪
「焼き麩」と「生麩」って何が違う?種類と使い分け
「お麩」と一口に言っても、実は種類によって食感も調理法もまったく違うのをご存知ですか?
よく使われるのは「焼き麩」と「生麩」の2種類。
それぞれの違いを知っておくと、レシピに合ったお麩を上手に使い分けることができて、料理の完成度がぐっとアップします。
ここでは、焼き麩と生麩の違いをわかりやすくまとめながら、向いている料理や使い分けのポイントをご紹介します。
【焼き麩】~日常使いに最適!かさ増し&節約食材の代表~
節約レシピで最も活躍するお麩といえば「焼き麩」。
どの家庭にも常備しやすく、味噌汁や煮物、炒め物まで幅広く使える万能食材です。
軽くて扱いやすく、戻すとふわふわにボリュームアップするため、節約とボリューム感を両立したい方には特におすすめです。
特徴
- 小麦グルテンに小麦粉やもち粉を混ぜて焼いて乾燥させたもの
- 軽くてふわふわした質感
- 長期保存が可能で、常温で数ヶ月〜1年ほど保管できる
- 水やだしで戻すと数倍に膨らむ
向いている料理
- お味噌汁の具
- 炒め物や煮物のかさ増し
- そぼろ風の代用やお麩カツ
- 卵とじ、ハンバーグのつなぎ など
焼き麩のメリット
- 安価で手に入りやすい(スーパーでも100円前後で購入可能)
- お肉の代わりとしても使えるため、節約・時短・ヘルシー料理に大活躍
- 子どもや高齢者でも食べやすいふわふわ食感
【生麩】~もちもち食感が魅力!ごちそう感のある食材~
一方で、特別な日の料理やおもてなし料理に重宝するのが「生麩」。
もちもちとした独特の食感と、よもぎやごまなどの彩り豊かな種類が魅力で、見た目にも美しく、上品な味わいを楽しめます。
和食の一品として、食卓に高級感をプラスしたいときにぴったりの存在です。
特徴
- 小麦グルテンにもち粉を混ぜて蒸した後に茹でたもの
- 冷蔵や冷凍で販売されており、日持ちは短め
- 弾力があり、もちもちとした独特の食感
向いている料理
- 田楽(甘味噌を塗って焼く)
- お吸い物や和風スープの具
- 精進料理や懐石料理の一品
- あんかけや煮物に添えるなどの「彩り・アクセント」
生麩のメリット
- 見た目が華やか(よもぎ麩・あわ麩・ごま麩など種類も豊富)
- 少量でも存在感があり、ごちそう感を演出できる
- お祝いごとや季節の料理にぴったり
日々の食卓では焼き麩、特別な日の一品には生麩というように、シーンに合わせて使い分けるのがポイントです。
レシピ選びの参考にもなるので、ぜひこの違いを覚えておきましょう!
お麩で節約&ボリューム満点!お麩の人気レシピ13選
「あと一品が欲しい」「節約しながら満足感を得たい」そんな時にぴったりなのが、コスパ抜群のお麩。
ふわふわ食感でお腹にたまり、肉や魚の代わりにも使えるので、節約レシピにも大活躍します。
この記事では、クックパッドで人気の高いレシピ13選を紹介。
おかずだけでなくスイーツも簡単にできるお麩のアレンジレシピです。
忙しい日にもぴったりなので、ぜひ参考にしてみてください。
節約&ヘルシーお麩たま丼
材料(1人分)
- ご飯丼ぶり・・・一杯分
- お麩・・・10個くらい
- 玉ねぎ・・・1/4弱
- 玉子・・・1個
- ◎だし汁・・・100cc
- ◎酒・・・大1/2
- ◎みりん・・・大1/2
- ◎醤油・・・大1/2
作り方
- 玉ねぎをやや薄めのくし型に切る。玉子は溶いておく。
- 鍋に◎の調味料、お麩、玉ねぎを入れ、煮立たせる。
玉ねぎが柔らかくなるまで、弱めの中火で煮る。 - 溶き卵を回しかけ、半熟になったら火を止める。
ご飯の上に乗せたら完成!
参考レシピ:節約&ヘルシーお麩たま丼
【もやしと麩で】ボリューム満点!節約丼
材料(4人分)
- ご飯茶碗・・・4杯分
- 卵・・・4個
- もやし・・・1袋
- 麩(こまち麩)・・・20g(小さめボウル1杯分)
- ※残り野菜・・・(今回は人参・しいたけ)人参1/3本
- しいたけ・・・4枚
- ねぎ・・・1本
調味料
- 顆粒だしの素(麩戻し用)・・・4g(1/2袋)
- サラダ・・・油大さじ1
- ●水・・・2カップ(400㏄)
- ●顆粒だしの素・・・4g(1/2袋)
- ●薄口・・・しょうゆ100㏄
- ●酒・・・50㏄
- ●みりん・・・50㏄
- ●砂糖・・・大さじ1.5
作り方
- 麩は小さいボウルに1杯分。
顆粒だしの素1/2袋を混ぜたお湯200㏄で戻しておきます。 - 他材料はこんな感じ。今回は野菜室に残っていた椎茸を薄切りに、人参を千切りにして加えます。
- 麩が十分に膨らんだら、崩れない程度にギュッと水分を絞ります。
そこに片栗粉をまぶします。 - サラダ油をひいた広めのフライパンに、片栗粉をまぶした麩を入れて強火で焼きます。もっちり、カリッと焦げないように
- 麩がだいたい焼けたら一旦取り出し、同じフライパンに●印の材料ともやし、その他の野菜(人参・しいたけ)を入れ煮立たせます。
- はじめはカサがあった野菜も、3分ほどするとこの通りカサが減るので大丈夫!そこに、取り出しておいた麩を加えます。
- 溶き卵を周囲から回しいれ、半分程度固まったら斜め切りにしたネギを散らして、蓋をして弱火で1分。
- 卵がお好みの硬さになったら出来上がりです♪
参考レシピ:【もやしと麩で】ボリューム満点!節約丼
油揚げと麩で節約〜!肉なし肉じゃが
材料( 人分)
- じゃがいも・・・3個
- 人参・・・1/2本
- 玉ねぎ・・・1/2玉
- 糸こんにゃく・・・1袋
- 油揚げ(寿司あげ)・・・2〜3枚分
- 麩・・・2つかみ
- 水・・・適量
- 砂糖・・・大さじ2
- 醤油・・・大さじ4
- みりん・・・大さじ2
- サラダ油・・・適量
作り方
- じゃがいもと人参は皮をむいて乱切りに。
玉ねぎは皮をむき食べやすい大きさに。
油揚げは短冊切りにして冷凍したもの使用 - 糸こんにゃくはよく洗い、4等分にし、ザルにあげて水を切っておく。
- 深めのフライパンまたは鍋に油を熱し、玉ねぎから炒める。
玉ねぎがしんなりしたら、じゃがいもと人参を加えて炒める。 - じゃがいもの切り口の周りが透明になってきたら、糸こんにゃくを加えて軽く炒める。
- 具材がかくれるくらいの水を入れて沸騰させる。
アクが出れば丁寧に取り除く。 - 麩を2つかみ入れる。
油揚げを加える。砂糖、醤油、みりんを加え全体を混ぜ、蓋をして弱火で15分ほど煮込む。
煮汁がなくならないよう時々確認を - 15分後、油揚げと麩がだいぶ水を吸い、じゃがいもと人参に竹ぐし等がスッと通ればOK
- 一旦火を止め冷まし、味を染み込ませます。
食べる前に温め直して盛り付けて完成
参考レシピ:油揚げと麩で節約〜!肉なし肉じゃが
節約 車麩の照り焼きポークロールステーキ
材料(4人分)
- 車麩・・・4個
- 豚薄切り肉(モモでもバラでも)・・・約200g
- ●水・・・150ml
- ●粉末和風出汁の素・・・小さじ1
- ●料理酒・・・大さじ1/2
- ●みりん・・・大さじ1/2
- ●醤油・・・大さじ1
- ●砂糖・・・大さじ1
- 片栗粉・・・適量
- △砂糖・・・大さじ1.5
- △みりん・・・大さじ1.5
- △醤油・・・大さじ1.5
- △水・・・大さじ2
- 塩胡椒・・・適量
作り方
- ●の材料を耐熱バットへ入れ、電子レンジ600wで30秒温める。
車麩を浸してもどす。△は合わせておく。 - 車麩がもどったら豚肉を巻き付け、優しくおさえつけ塩胡椒する。
全体に薄く片栗粉をまぶす。 - フライパンに油を熱し、②の車麩に両面焼き色をつけ、弱火にして△を再度混ぜて流し込む。
- 時々裏表を返してタレにとろみが出てきたら完成。
参考レシピ:節約 車麩の照り焼きポークロールステーキ
*節約*まるで肉*これは肉*車麩カツ丼
材料( )
- 車麩・・・4個
- ★醤油・・・大さじ1
- ★酒・・・大さじ1
- ★マヨネーズ・・・大さじ1
- ★小麦粉・・・大さじ2
- パン粉・・・適量
- 玉ねぎ・・・1個
- 卵・・・2個
- *だし汁・・・1カップ
- *醤油・・・大さじ3
- *みりん・・・大さじ3
- *砂糖・・・大さじ1
作り方
- 車麩は水で柔らかく戻して手のひらでキュッと絞り半分に切る。
バットに★を合わせて車麩をつける - ①にパン粉をまぶして油でこんがり揚げる
- 鍋に*を合わせて火にかける。沸騰したら玉ねぎを加え、中火で煮る。
玉ねぎが柔らかくなったら溶き卵でとじる - 器にご飯を盛り付け、車麩をのっけて③をかけて出来上がり
参考レシピ:*節約*まるで肉*これは肉*車麩カツ丼
激安低糖質鶏胸肉のお麩カレーマヨつくね
材料
- 鶏胸肉・・・500g前後
- お麩・・・15個
- カレー粉・・・大さじ1位
- きな粉・・・大さじ1位
- マヨネーズ・・・大さじ2〜3
- お好みでケチャップ・・・適量
作り方
- 味付けと衣に鶏胸肉・お麩・きな粉・カレー粉を入れる
柔らかくコク出しにマヨ投入。他の脂でも良いがカレーとマヨは合う - あまりにもカサカサして鶏肉が粉物を吸ってしまうのでマヨを加減しながら入れて手袋でこねる。
- 麩を砕いて全体に混ざったら、温めていないフライパンに形を気にせず9個くらいに分けて置き、火をつけて蓋をし強火2〜3分
- 焦げ目がついたらひっくり返してさら火が通るまで2〜3分
- 食べる時はケチャップが合うと思いましたが、マヨや塩やめんつゆも良いかと思います。お好みでどうぞ。
参考レシピ:激安低糖質鶏胸肉のお麩カレーマヨつくね
早い 安い 簡単 麩グラタン
材料(2 )
- 麩(おつゆ麩)・・・25g
- 牛乳・・・1カップ
- チーズ・・・適量
- ケチャップ・・・適量
作り方
- 牛乳に麩を入れふやかす。
- ①をグラタン皿に敷き詰める。
- 上からケチャップをかける。
- ③にチーズをかけグリル、トースターで焦げ目が出るまで焼き出来上がり。
参考レシピ:早い 安い 簡単 麩グラタン
超絶簡単・激安!車麩フライ
材料(一袋8枚入りで32個分)
- 車麩・・・一袋(8枚)
- A小麦粉・・・適量
- A卵・・・1個
- A水・・・適量
- パン粉・・・適量
作り方
- お湯で車麩を戻し、戻ったら手の中に挟み水気を絞る。
- 1つを4等分に切る。
- Aを全て混ぜて車麩をくぐらせ、パン粉を付けて180度の油で2分くらい揚げたら出来上がり。
参考レシピ:超絶簡単・激安!車麩フライ
焼き麩で美味しい☆節約もやしのゴマ和え
材料(4人分)
- もやし・・・1袋
- キュウリ・・・1本
- 焼き麩・・・10個
- ●めんつゆ(3倍)・・・大さじ2
- ●鰹節・・・1パック
- ●すりごま・・・小さじ1
作り方
- キュウリを千切りにして塩小さじ1/ 2をふり、水気を絞る。
もやしは熱湯でさっと茹で、ザルにあげる。 - キュウリともやしをボウルに入れて●を混ぜる。
- ②に麩を手で崩しながら加え、混ぜたら出来上がり。
参考レシピ:焼き麩で美味しい☆節約もやしのゴマ和え
簡単!安い!車麩の角煮風
材料
- 車麩・・・6枚
- 卵・・・4個
- 片栗粉・・・適量
- ★生姜・・・1片
- ★水・・・3カップ
- ★醤油・・・大さじ4
- ★砂糖、みりん・・・大さじ2
作り方
- 車麩はしっかり水でもどしておく(とっても大切です!)
卵は茹でて殻を剥いておく - 水で戻した車麩を1/4に切り、片栗粉をしっかり両面まぶして、フライパンでこんがりと焼く。
- 別のフライパンやお鍋に★の調味料を入れ煮立たせる
- 焼いた車麩とゆで卵を入れ、落とし蓋をして10分。
火を止め味を染み込ませ、夕飯にどうぞ☆
参考レシピ:簡単!安い!車麩の角煮風
体重管理中の節約おやつ♪お麩のあべかわ
材料
- 麩・・・10個〜15個
- きなこ・・・小さじ2
- 砂糖(できればパルスイートかラカント)・・・小さじ2
作り方
- お麩を茹でて柔らかくし、ザルにあげてお玉などでゆっくり押して水を切る。
キッチンペーパーに包んでさらに水分を取る。 - 砂糖と混ぜておいたきなこをふりかけて完成♪
参考レシピ:体重管理中の節約おやつ♪お麩のあべかわ
簡単・安い!お麩(おふ)ラスク!!
材料
- お麩(おふ)・・・20g
- 砂糖・・・大さじ4
- バター・・・40g
作り方
- フライパンでバターを溶かしお麩(おふ)を加える
- バターがお麩にしみこんだら砂糖を加える
- 砂糖がしっかり溶けてお麩にからまったら完成
参考レシピ:簡単・安い!お麩(おふ)ラスク!!
簡単!節約♪お麩ショコラ
材料( )
- 焼麩・・・30個
- 無塩バター・・・30g
- グラニュー糖or上白糖・・・大さじ2(約30g)
- ビターチョコレート・・・50g
- チョコペンホワイト・・・1本
作り方
- 丸い形の焼麩を使用。
- フライパンに無塩バターとグラニュー糖を入れて中火にかけ、バターがとけたら焼麩を入れて表裏焼きます。
- バターが焼麩に吸収されたらチョコレートを入れて弱火にし、チョコを溶かしながら焼麩に絡める。
- 天板にオーブンシートを敷いて③をのせ冷やしてチョコを固める。
(フライパンに余ったチョコは焼麩にかける) - チョコが固まったら、湯煎で柔らかくしたホワイトのチョコペンで模様をかく。
- ラッピングボックスに入れて完成。
参考レシピ:簡単!節約♪お麩ショコラ
意外と知らない!お麩の上手な戻し方・下ごしらえのコツ
お麩は乾燥したまま使えると思われがちですが、実は下ごしらえの一手間でおいしさが格段にアップします。
特に焼き麩は水分を吸いやすく、戻し方や絞り方次第で、仕上がりの食感や味の染み具合に大きな差が出ます。
ここでは、失敗しにくい基本の戻し方と、調理に使う前のポイントをまとめました。
基本の戻し方(焼き麩)
まずはお麩をおいしく調理するための第一歩、基本の戻し方から押さえておきましょう。
特に焼き麩は水分をよく吸うため、戻し方ひとつで仕上がりが変わります。
- ぬるま湯に浸す(5〜10分)
約30〜40℃のぬるま湯にお麩を浸けると、ふんわりと均等に戻ります。
熱湯は避け、やさしく戻すのがコツです。 - やさしく水気をしぼる
戻ったお麩は、両手でそっと押すようにして水分を軽くしぼります。
強くギュッと絞ると、食感がつぶれてしまうので注意しましょう。 - 下味をつける場合はこの段階で
しょうゆやだしなどで軽く下味をつけておくと、調理後も味がしっかりなじみます。
特に煮物や炒め物におすすめです。
シンプルなお麩だからこそ、戻し方ひとつで「ふんわり&ジューシー」に仕上がります。
ちょっとの工夫が味の決め手になりますよ。
料理別の使い分けポイント
「焼き麩を戻したけど、どう使えばいい?」そんな方に向けて、料理ジャンルごとの使い分けポイントをご紹介します。
- 炒め物・揚げ物
水気をしっかりしぼって、少し固めの食感を残すと型崩れしにくくなります。
衣をつけて揚げるだけで“お麩カツ”にも! - 煮物・スープ
やわらかめに戻したお麩がだしをよく吸い、口の中でじゅわっと旨味が広がります。
調味料を吸わせるならこちらが◎。 - ひき肉のかさ増し
細かくちぎって混ぜると、ふんわりジューシーな仕上がりに。
節約+ボリュームアップが同時に叶います
料理によってお麩の戻し加減を変えるだけで、見違えるほどおいしく仕上がります。
お麩はまさに“万能素材”なんです。
忙しい時の時短テク
忙しい平日はとにかく時短が命!お麩の戻しも、ちょっとした工夫でぐっとスピードアップできます。
- 水戻しでもOK
ぬるま湯がベストですが、水でも10〜15分浸せばじゅうぶん。
時間があるときは水戻しでじんわりと。 - 電子レンジ活用法
耐熱容器にお麩とぬるま湯を入れてラップをし、600Wで30秒チン→そのまま3分置くだけ。
驚くほどふっくら戻ります。
“時間がないからお麩はやめよう…”なんてもったいない!
これらの時短テクを覚えておけば、忙しい日でもお麩料理がグッと身近になります。
注意ポイント
最後に、お麩を扱う際に気をつけたいポイントをチェック。
ちょっとした注意で、失敗を防げます。
- 戻しすぎに注意
長時間戻すと、どろどろになり扱いづらくなります。
ふんわり感を残すには、5〜10分が目安。 - 保存はできない
戻したお麩は水分を多く含むため、時間が経つと傷みやすいです。
その日のうちに使い切るのが鉄則です。
ほんの少しの配慮で、お麩をもっとおいしく、安心して使うことができます。
調理前のひと手間を、大切にしてみてくださいね。
まとめ
お麩は、価格の安さやかさ増し力だけでなく、栄養価の高さや保存性、アレンジのしやすさなど、節約食材としての魅力がたっぷり詰まった優秀な食材です。
今回ご紹介したレシピ13選も、そんなお麩の特徴を活かした、簡単でボリューム満点のメニューばかり。
また、「焼き麩」と「生麩」の違いや、上手な戻し方・下ごしらえのコツを知っておくことで、さらにおいしく、無駄なく活用することができます。
食費を抑えたいけど、栄養もきちんと摂りたい…そんなときこそ、お麩の出番!
ぜひ日々の食卓に取り入れて、節約も健康も両方叶える“お麩ライフ”を楽しんでみてくださいね。