「だるま」は縁起物として広く知られていますよね。
今回はお正月飾りの一つである「だるま」を折り紙で作る方法をご紹介します。
だるまは年始に飾るのが良いとされていますが、それはだるまを飾る有効期限が1年間であるということだからだそうです。
本物のだるまを購入するのはちょっとなぁ・・・。という方は折り紙で作ってみるのも良いでしょう。
だるまというと真っ赤なイメージですが、お好きな色の折り紙で折ってみてもいいと思います。
お子さんと一緒に作れる簡単な折り方を3通りご紹介します♪
とっても簡単!顔も書きやすいだるま
折る工程も少なく、小さなお子さんでも簡単に折れちゃうだるまの作り方です。
顔を書くスペースが広いので、自由にオリジナリティのあるだるまを作ることができますよ!
用紙する折り紙は15cm×15cmのお好きな色の折り紙です。
今回は、赤い折り紙を使いました。
白い面を表にし、縦横半部に折って折り目をつけます。
上から1cmを折ります。
両サイドを点線を折り目にして矢印の方向へ折ります。
下の部分を点線を折り目にして上に折り返します。
折り返した上の部分を、下の側線に合わせて折ります。
少し丸みをつけるために、少しだけ角を後ろに折ります。
折った角を後ろでセロテープでとめておきます。
表に顔を書いたら完成です。
飾って置ける自立型のだるま
先ほど紹介したのは「平面型のだるま」でしたので、壁に貼ったりするのに向いています。
お部屋のちょっとしたスペースに飾りたい。という場合には「自立型のだるま」がいいですよ。
お好きな色の折り紙で折ってみてください。サイズは15cm×15cmです。
今回は黄色い折り紙を使いました。
横半分に折って、黒い点線の位置に折り目をつけていきます。
先ほどの折り目に上下の端を合わせて折り、折り目をつけます。
90度回転させて、同じように折り目をつけていきます。
下の端を先ほどつけた上の折り目に合わせて折り、折り目をつけます。
90度回転させて同じように折り目をつけます。
これを1周すべて同じようにおります。
1周全て折り目を入れると、写真のように折り目が入ります。
上端を上から1本目の折り目に合わせて折ります。
右上の角を黒い点線を折り目にして折ります。
折る時に青い線の折り目よりも少し斜めになるように折ります。
左側も同じように折ります。
下端を下から1本目の折り目(青い線)に合わせて折ります。
裏返し中心の折り目に合わせるように、左右の端を折ります。
折るとこのようになります。
写真の様に開いて折ります。
青丸で囲った箇所のように折り紙を起こします。
表側に顔などを書いて完成です!
空気を入れて膨らます立体型のだるま
次にご紹介する折り方は、空気を入れて膨らます「立体型のだるま」です。
コロンとした姿が可愛らしいだるまです。
用意する折り紙は15cm×15cmの折り紙1枚と、3cm以上の大きさの白い折り紙です。
15cm四方の折り紙はお好きな色で良いでしょう。
今回は青い折り紙と白い折り紙(どちらも15cm四方)を使いました。
色紙の色を上にして縦横半分に折り、黒い点線のところに折り目をつけます。
裏返して対角線に折り目をつけます。
色の面を上にして、写真の様におりたたみ三角形にします。
三角の底辺が中央の折り目にあるように折ります。
黒い点線を折り目にして矢印の方向へ折ります。
点線の折り目は少し斜めになります。
上部分を黒い点線を折り目にし、下に折ります。
写真の様に白い丸で囲った部分に先ほど折った所を入れ込みます。
裏返して同じように折って入れ込みます。
下の部分を黒い点線が折り目になるように、矢印の方向へ折り戻します。
次は白い折り紙を使います。
3cm四方に切って、写真のような形にカットします。
カッターマットの1マスは1cmなので長さを参考にしてください。
カットした白い紙にだるまの顔を書きます。
色紙の折り目が無い方に顔を貼り付けます。
折り紙の切れ目から空気を入れて形を整えたら完成です。
さいごに
今回はお子さんでも簡単に折れるだるまを折り紙で折る方法をご紹介しました。
本物のだるまの多くは赤色の張子(はりこ)で製作されますが、折り紙で作る場合は好きな色や柄などを使いカラフルなだるまを作ってを楽しむことができます。
また、自由にだるまの顔を書くことでオリジナリティのあるだるまを作ることができます。
新しい1年の始まりに、縁起物のだるまをお子さんと作ってみてはいかがでしょうか?