鬼滅の刃で鬼を滅することを目的としている政府非公認の組織「鬼殺隊」。
代々産屋敷家の当主が「お館様」となり、柱・一般隊士・隠などで構成されています。
鬼の始祖である鬼舞辻無惨を討伐するために作られた鬼殺隊はどのような組織なのでしょうか?
その体制や仕組みをどこよりも詳しく解説していきます。
本記事には鬼滅の刃のネタバレを含みます
目次
鬼殺隊とは
鬼殺隊とはどんな組織と体制で成り立っているのでしょうか?
ここでは、鬼殺隊について深堀してみたいと思います。
鬼殺隊組織図
人を喰う鬼を討伐し、鬼の始祖を倒すことを目的として戦国時代に作られた組織です。
私設組織であるため、政府非公認の組織です。
隊員以外の鬼や部外者の人間からは「鬼狩り(おにがり」と呼ばれています。
鬼殺隊は産屋敷家一族が立ち上げた組織で、その理由は鬼の始祖である鬼舞辻無惨が産屋敷家一族の人間だったからです。
一族から鬼を出してしまったことにより、産屋敷家に産まれた子供たちは病気ですぐに亡くなってしまうようになりました。
一族がいよいよ絶えかけた時に神主から助言を受けたのです。
「同じ血筋から鬼が出ている・・・その者を倒すために心血を注ぎなさい…そうすれば一族は絶えない」
それから産屋敷家は鬼舞辻無惨を葬ることが一族に受け継がれ悲願となったのです。
こうして産屋敷家の当主が鬼殺隊の長となり鬼殺隊が誕生したのです。
お館様
代々産屋敷家の長男が鬼殺隊の長として頂点に立ち、隊を統率しています。
鬼殺隊第97代当主は産屋敷耀哉(23歳)で、隊士たちからは「お館様」と呼ばれています。
一族から鬼を出してしまったことにより男児は病にかかり、耀哉様も顔面上部の皮膚が変質し目も見えなくなっています。
卓越した「先見の明」で鬼殺隊の行く末を見通し正しき道へ導いています。
また声質は「1/fゆらぎ(えふぶんのいちゆらぎ)」を帯びているため、お館様の声を聴く相手を心地よく高揚させてくれます。
お館様やその家族が住まう産屋敷邸は隠されていましたが、無惨に場所がバレてしまい襲撃されます。
しかし耀哉様の先見の明により無惨が来ることを予測しており、自分を囮にして無惨を倒す作戦を練っていました。
襲撃に訪れた無惨に対し「人の想いこそが永遠であり 不滅である」ことを語り、最期には「ありがとう 無惨」という言葉を残し妻と娘2人と共に自爆して亡くなりました。
耀哉様の跡を継いだのが、産屋敷夫妻の五つ子のうちの黒髪の子供が唯一の長男である輝利哉様です。
齢8歳で第98代当主となり、上弦の鬼や鬼舞辻無惨との最終決戦となった無限城での戦いで陣頭指揮を取りました。
鬼で味方の愈史郎の眼を用いて、妹君のくいな様とかなた様の補佐を受け、隊士たちと共に戦いました。
そして遂に鬼の始祖である鬼舞辻無惨を倒し鬼を根絶しました。
それにより鬼殺隊の最後の当主でもあります。
柱
鬼殺隊の中でも最高位に立ち、鬼と戦っても死なない実力者がそろっているのが柱です。
お館様からも強い信頼を得ており、文字通り鬼殺隊を支える「柱」として君臨しています。
柱のメンバーは9名で❝柱❞という漢字の画数が9画であることが由来になっているそうです。
柱はそれぞれの流派によって「〇柱」という肩書を持ち、日輪刀には「悪鬼滅殺」という文字が刃元に刻まれています。
※一般隊士は「滅」の一文字が刻まれている。
現在の柱は以下のとおりです。
- 水柱:冨岡義勇
- 蟲柱:胡蝶しのぶ
- 炎柱:煉獄杏寿郎
- 音柱:宇随天元
- 霞柱:時透無一郎
- 恋柱:甘露寺蜜璃
- 蛇柱:伊黒小芭内
- 風柱:不死川実弥
- 岩柱:悲鳴嶼行冥
過去には雷の呼吸を使う「鳴柱(なりばしら)」がおり、我妻善逸の師匠である桑島慈悟郎が務めていました。
主人公の竈門炭治郎の育手である鱗滝左近次は元水柱でした。
柱になるためには「十二鬼月を倒す」か「鬼を五十体倒す」ことが条件です。
十二鬼月の下弦の鬼には圧倒的強さで戦い滅殺していますが、上弦の鬼は100年以上の間倒した柱はいないようです。
半年に一度、鬼殺隊本部にて行われる「柱合会議(ちゅうごうかいぎ)」は、当主であるお館様の下に集結して行われる会議に全柱たちが参加します。
鬼の討伐に関することの他に、隊の中のもめ事なども話し合われ対処が下されることもあります。
継子(つぐこ)
柱の下で直々に指導を受けられるのが「継子(つぐこ)」です。
柱に力を見出され、元々の才能に加えて柱から直接稽古を受けることで、一般隊士の中では破格の強さを持ちます。
基本的には次の柱候補であるため、同じ流派が望ましいが限定されることもないそうです。
現に、炭治郎の同期である栗花落カナヲは蟲柱 胡蝶しのぶの継子ですが、使う呼吸は「花の呼吸」です。
恋柱 甘露寺蜜璃は、炎柱 煉獄杏寿郎の継子でした。
一般隊士
鬼殺隊の主戦力で、まずは一般隊士からスタートし階級が10段階あります。
隊士として鬼を倒し活躍することで階級が上がっていきます。
一般隊士はまだ経験が浅く階級が低い者もいるため、鬼と戦って命を落とすことが多いのです。
そのことにより、鬼殺隊への入隊試験は厳しく試験で命を落とす者もいるほどだそうです。
作中の一般隊士は・・・
竈門炭治郎 我妻善逸 嘴平伊之助 不死川玄弥 村田さん 神崎アオイ
尾崎(那田蜘蛛山) 吉岡・長倉・島本・野口(柱稽古) 竹内(無限城)
隠
鬼殺隊の非戦闘部隊で事後処理や支援を専門とし、鬼と隊士の戦いの後にどこからともなく登場します。
事後処理・支援だけでなく、簡単な医療行為も行っています。
最終選別で一般隊士となるも、剣の才能に恵まれなかった者がその任に就くと言われています。
黒子のような専用の隊服を着用し、剣士と同様に階級があるそうです。
「刀鍛冶の里」や「産屋敷邸」などの隠された場所へ案内するのも隠の任務の一つとなっています。
鬼殺隊を支える人たち
鬼殺隊は非公認の組織であるため、またその歴史も長いことから支える人も多く存在しています。
そこには過去に鬼殺隊によって自分やその大切な人が助けられた者などもいます。
育手
その文字のとおり鬼殺隊入隊希望者の育成を担っています。
各地それぞれに多くの育手が存在し、それぞれの育手が独自の手法で指導をしています。
育手のほとんどが過去に鬼殺隊に所属しており、元柱であった剣豪が多いそうです。
育成の内容は、基礎体力の向上・全集中の呼吸法の体得や型・刀の扱い方などです。
作中に登場する育手は元水柱・鱗滝左近次(うろこだき さこんじ)、元鳴柱・桑島慈悟郎(くわじま じごろう)、元炎柱・煉獄槇寿郎(れんごく しんじゅろう)
それぞれの育手が育てた剣士は・・・
- 元水柱 鱗滝左近次
竈門炭治郎 冨岡義勇(現水柱) 錆兎 真菰 - 元鳴柱 桑島慈悟郎
我妻善逸 獪岳 - 元炎柱 煉獄槇寿郎
煉獄杏寿郎
刀鍛冶
鬼殺隊の剣士が鬼狩りの時に使う武器「日輪刀」を打つ職人です。
隠れ里である「刀鍛冶の里」で全員がひょっとこのお面を被っています。
日輪刀は鬼を倒せる唯一の武器であるため、刀鍛冶が居る刀鍛冶の里の場所は鬼に襲撃されないためにも極秘扱いとなっています。
新隊員のための日輪刀やその後のメンテナンス後は、基本的に刀鍛冶が持って来てくれます。
しかし、例外的に刀鍛冶のいる刀鍛冶の里に行くには隠に連れていってもらう必要があります。
里までの道順は頻繁に入れ替わり、それを案内する隠も場所を知りません。
1人の隠が案内するわけではなくリレーのように隊士を引き渡しながら案内します。
隠が次の隠に案内されるのは鎹鴉が案内するそうで、隠や鎹鴉も頻繁に入れ替わるそうです。
そんな厳重に守られた刀鍛冶の里で、刀鍛冶は魂を込めて刀を作っているのです。
刀鍛冶の里には、長である鉄地河原 鉄珍を始めとする多くの刀鍛冶が居ます。
作中に登場する刀鍛冶と担当隊士は・・・
- 鉄地河原 鉄珍(てっちかわはら てっちん)
担当剣士:蟲柱 胡蝶しのぶ、恋柱 甘露寺蜜璃 - 鋼鐵塚 蛍(はがねづか ほたる)
担当剣士:竈門炭治郎 - 鉄穴森 鋼蔵(かなもり こうぞう)
担当剣士:霞柱 時透無一郎、嘴平伊之助 - 鉄井戸(てついど)
担当剣士:霞柱 時透無一郎 - 小鉄(こてつ)
里にある「縁壱零式」の整備を担当
※時透無一郎の刀鍛冶は元々鉄井戸が担当していたが、病で亡くなりその後は鉄穴森が担当となりました。
藤の家紋の家
鬼殺隊関係者以外の支援者で、藤の家紋を掲げている家で各地に散在しています。
鬼殺隊によって命を救われた一族によって運営されていて、鬼殺隊員に無償で怪我の治療や休息の場を与えています。
作中では「ひさ」という老婆が炭治郎・善逸・伊之助が鼓の屋敷で鬼を討伐した後の休息を手助けしています。
そこで食べた天ぷらは伊之助のお気に入りとなっています。
また、音柱 宇随天元と共に遊郭に潜入する炭治郎・善逸・伊之助の準備をしたのも藤の家紋の家でした。
鬼殺隊入隊について
ここでは、鬼殺隊に入隊するための条件や入隊後について詳しく解説していきます。
鬼殺隊員には大きな務めとして以下の2つがあります。
- 一、鬼ヲ狩ルコト
- 一、鬼ヲ知ルコト
「鬼ヲ狩ルコト」とは・・・
鬼殺隊の本分は「鬼を狩ること」であり、政府非公認の組織であるため外部からの支援は望めないのです。
そのため鬼殺隊員は、研鑽に努め己の身を守る「呼吸法」を体得する必要があります。
「鬼ヲ知ルコト」とは・・・
驚異の再生能力を持ち、人を主食とするため人間を襲うのが鬼です。
太陽の光か特別な刀である日輪刀で頚を斬ることで倒すことができます。
❝血鬼術❞という特殊な術を使う鬼は❝異能の鬼❞と呼ばれ特に警戒する必要があります。
最終選別
鬼殺隊を目指す者は、まず「育手」の元で基礎体力の向上や剣技の他に、鬼狩りとして必要不可欠な呼吸法を学びます。
その育手が認めた者だけが、鬼殺隊に入隊するための試験である「最終選別」に挑むことができます。
最終選別は鬼殺隊が管理する「藤襲山(ふじかさねやま」で行います。
藤襲山には鬼殺隊の剣士が捕らえた鬼が閉じ込められていますが、この山自体には鬼が嫌う藤の花で覆われているため、鬼は山から出ることはできません。
そんな藤襲山で七日間生き抜くことが最終選別の合格条件となります。
山から出られない鬼たちは人を喰らう機会がないため、最終選別の参加者を全力で襲ってきます。
この最終選別は、鬼殺隊当主である産屋敷耀哉のご子息・ご息女による管理・進行で行われます。
育手の下での鍛錬の成果を発揮し、育手から譲り受けた日輪刀を持参して挑みます。
合格条件は七日間生き抜く事なので、鬼を狩らなくても生き残れば合格となります。
(水柱 冨岡義勇は、この最終選別序盤で鬼によって気絶させられ目が覚めた時には最終選別が終了していましたが、生き残っていたため最終選別を突破しています)
余談ですが、主人公 竈門炭治郎の同期である嘴平伊之助は育手の訓練なしで最終選別を突破しています。
入隊時の支給品
最終選別を突破し正式に鬼殺隊へ入隊すると、いくつかの支給品が与えられます。
- 日輪刀
- 隊服
- 鎹鴉
- 階級
この支給品は隊士にとって欠かせない物ばかりです。
それぞれの支給を詳しく解説します。
①日輪刀
支給品の中で最も重要な日輪刀は、隊士自らが選んだ鉱石を使い刀鍛冶が制作します。
太陽に一番近い山である「陽光山」の砂鉄と鉱石を原料にしています。
鬼の弱点である陽の光を吸収するという性質がある原料を使うことで、鬼の頚を斬る力を得た日輪刀が出来上がるのです。
日輪刀は別名「色変わりの刀」とも言われ、使い手である隊士が初抜刀する際に色を帯びます。
②隊服
特殊な繊維で作られた鬼殺隊の隊服は、高い機能性があります。
強い耐久性があるため、下級クラスの鬼の攻撃に耐えられる強度があります。
通気性が良く濡れにくく燃えにくいという特性があります。
見た目は上下揃いで、一見学ランに似たデザインで背中には「滅」の文字が記されています。
③鎹鴉
隊士一人に一羽の鎹鴉が支給され、お館様や上官である柱からなどの伝令や仲間同士の情報伝達などにも役立ちます。
伝達役だけでなく、付いている隊士へ様々な情報や教えを与えてくれる相棒でもあります。
鎹鴉にはそれぞれ名前がついていたり、柱には一般隊士より移動速度が速い優秀な鎹鴉が付きます。
我妻善逸についているのは鎹雀でカラスばかりではないようです。
鎹鴉についてはコチラで詳しくご紹介しています。
④階級
鬼殺隊員には全員階級が与えられます。
階級は手の甲に記されており「階級を示せ」という言葉と筋肉の膨張で浮き上がります。
これは❝藤花掘り(とうかぼり)❞という特殊な技術で最終選別後に施されます。
階級が分かるだけでなく、鬼殺隊員である印でもあるのです。
階級は10段階あり、入隊時は癸(みずのと)から始まり、柱は全員最高階級の甲(きのえ)です。
呼吸法と派生
鬼殺隊士は日輪刀を使って鬼を狩るために「呼吸法」を体得しなければ鬼の頚はきれません。
肺を大きくして、血中に大量の空気を取り込むことで「全集中の呼吸」を使うことが出来るのです。
全集中の呼吸により鬼に匹敵する力を爆発的に発揮することができますが、正しい呼吸法を使えなければその効果は得られません。
また全集中の呼吸にそれぞれの呼吸の種類を合わせることで鬼の頚を斬る力が得られます。
呼吸の種類とは炭治郎が使う「水の呼吸」などそれぞれの種類があります。
呼吸の種類には基本となる呼吸があり、長い年月をかけて派生していったようです。
この呼吸の派生の始まりは「日の呼吸」で、これを使う剣士は「始まりの呼吸の剣士」とも呼ばれています。
作中に登場する呼吸の派生について詳しく紹介していますので、こちらもご覧ください。
鬼殺隊士の務め
最終選別に合格し日輪刀を手にし呼吸法を習得した隊士は、任務にあたることになります。
- 伝令を受ける
- 鬼を狩る
- 休息
- 訓練・稽古
鬼殺隊士の務めの流れは①~③ですが、臨機応変に対応する場面も必要になってきます。
①伝令を受ける
入隊時に支給された鎹鴉を介し任務の知らせが届くので、指定された場所へ急行します。
この任務の知らせはお館様からだけでなく、上官である柱から直接伝えられることもあります。
②鬼を狩る
任務地に到着したら、鬼が潜んでいる場所を探すために情報収集から始めます。
鬼は見つけしだい実戦。つまり鬼狩りをすることになります。
任務によっては上官の柱や他の隊士たちと協力して鬼狩りをすることもあります。
③休息
鬼狩りの任務の後には、身体を休め次の任務に備えて休息することも必要です。
藤の花の家紋を掲げた家でお世話になることが多く、怪我を負った場合は蟲柱 胡蝶しのぶが管理している「蝶屋敷」で静養することもあります。
蝶屋敷で静養する場合は、怪我の治療だけでなく「機能回復訓練」を受けることもできます。
④訓練・稽古
鬼殺隊になり任務に出られるようになったからといって訓練や稽古を怠ってはいけません。
今後、より一層強い鬼に遭遇した場合や鬼の始祖である鬼舞辻無惨との戦いに向けて日々鍛錬が必要なのです。
③休息でご紹介した蝶屋敷での「機能回復訓練」や柱が手解きをする「柱稽古」などがあります。
治療で寝たきりになり硬まった身体をほぐす「柔軟」、向かい合った相手と薬湯が入った湯飲みを取り合う「反射訓練」、速度が速い隊士が走り回り相手を捉える「全身訓練」を行います。
蝶屋敷でこの訓練を行う神崎アオイを始め、胡蝶しのぶの継子である栗花落カナヲなど実力者の下で訓練をすることになります。
現役の柱だけでなく元柱などから直接訓練を受けられる貴重な機会が「柱稽古」です。
それぞれの柱を順に回り、柱がそれぞれ用意した訓練をこなしていきます。
- 元音柱 宇髄天元・・・基礎体力の向上
- 恋柱 甘露寺蜜璃・・・地獄の柔軟
- 霞柱 時透無一郎・・・高速移動
- 蛇柱 伊黒小芭内・・・太刀筋矯正
- 風柱 不死川実弥・・・無限打ち込み
- 岩柱 悲鳴嶼行冥・・・筋肉強化
さいごに
物語では多く語られていなかった鬼殺隊の組織や体制などの仕組みをご紹介しました。
鬼殺隊は政府から公認されていない組織であるため、刀を帯同しているだけで「何者だ?!」と警戒されてしまいます。
しかし一方では、鬼殺隊に助けられた人々が藤の花の家紋を家に掲げ、手助けしてくれる人たちがいるのも事実です。
産屋敷家の当主に代々伝わる「先見の目」によって財を成して来たこともあり、それによって鬼殺隊が存続しているそうです。
そんな鬼殺隊への入隊は育手の下での基礎的な訓練を経て、最終選別に参加し突破した者だけが隊士となることができます。
鬼殺隊に入隊すると鬼狩りとして必要となる支給品を与えられ、隊士としての任務を遂行しながら、日々鍛錬を欠かすことなく鬼舞辻無惨との戦いに備えることが大事となります。
鬼殺隊員になった者の多くは、鬼によって大事な人を殺された者が大半だそうです。
その仇の始祖である鬼舞辻無惨との戦いに備えて、日々鬼と戦いながら訓練を怠らないのは相当の精神力が必要でしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。