リメイク

黒豆の簡単アレンジレシピ15選!おかずからスイーツまで完全網羅

今回はおせち料理に欠かせない「黒豆」を使ったアレンジレシピをご紹介します。

その甘さとほのかな香ばしさは、お正月だけでなく日常の料理にも活用できる万能食材です。
しかし、毎年おせちに入れても食べきれずに余らせてしまう……という方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、余った黒豆をおいしく変身させる簡単アレンジレシピを15選ご紹介します!

おかずとしてのリメイクや、おしゃれなスイーツ、そして食卓を彩る主食系アレンジまで、黒豆の可能性を余すことなくお伝えします。
黒豆を無駄にせず、新しい料理の楽しみ方を見つけてみませんか?

さらに、保存方法や黒豆を使うメリット、活用のコツについても解説するので、ぜひ最後までお読みください。

黒豆の保存方法と下準備のコツ

おせち料理で余りがちな黒豆ですが、正しい保存方法を知っておけば、後日のアレンジに役立てることができます。

ここでは、黒豆をおいしく保存し、アレンジに適した状態にするためのコツをご紹介します。

黒豆の保存方法

黒豆を保存する際は、風味や食感を損なわず、安全に管理することが重要です。

保存の目的に応じた方法を以下に詳しく解説します。

1. 冷蔵保存

冷蔵保存は、短期間で使い切る場合に適しています。

保存方法

  1. 煮汁と一緒に黒豆を保存容器に移します。
    密閉できる容器を選び、空気が入らないようにすることで酸化を防ぎます。
  2. 冷蔵庫の中で保存し、3〜4日以内に使い切るようにしましょう。

煮汁と一緒に保存することで、黒豆が乾燥せず、風味も保たれます。
ただし、取り出す際には清潔なスプーンを使い、雑菌の侵入を防ぎましょう。

2. 冷凍保存

長期間保存したい場合は冷凍が最適です。
正しい冷凍方法を知ることで、食材としての品質を保ちながら保存できます。

保存方法

  1. 煮汁を切った黒豆を、小分けにして保存します。1回分ずつラップに包むか、フリーザーバッグを使いましょう。
  2. フリーザーバッグに入れる場合は、空気をしっかり抜いて密閉することで霜の発生を防ぎます。
  3. 冷凍庫で保存します。保存期間の目安は約1か月ですが、風味を損ないたくない場合は2〜3週間以内に使うのがおすすめです。

解凍方法

  • 自然解凍
    冷蔵庫でゆっくり解凍するのが理想的です。
    食感が崩れにくくなります。
  • 電子レンジ
    急いでいる場合は、電子レンジの解凍モードを使用します。
    温めすぎないよう注意してください。

冷凍保存すると黒豆の甘みや風味が薄れる場合がありますが、アレンジ料理に使用する際は新たな味付けをすることで問題なく活用できます。

3. 保存容器の選び方と保存期間と注意点

黒豆を保存する容器にもこだわることで、保存状態をより良く保てます。

保存容器の選び方

  • ガラス容器
    におい移りが少なく、密閉性が高い。冷蔵保存に最適。
  • フリーザーバッグ
    冷凍保存に便利。小分けしやすく、収納スペースも節約可能。
  • シリコンバッグ
    繰り返し使えるエコな選択肢で、密閉性も高い。

保存期間と注意点

  • 冷蔵保存
    3〜4日以内に食べ切るのが理想的。
  • 冷凍保存
    1か月程度が目安。長期間保存したものは、味や食感の変化があるため、煮物やスープなどの調理用に使うのがおすすめです。
  • 注意点
    保存期間を過ぎた黒豆は風味が劣化し、食品衛生上のリスクがあるため廃棄しましょう。

4.保存しやすいアレンジ方法

黒豆を保存する際に、用途を考えたアレンジを加えておくと、後で調理が格段に楽になります。
具体的なアレンジ方法を紹介します。

塩味アレンジ:おかずやおつまみに便利

黒豆を甘さ控えめにしたい場合は、以下の手順で味を調整します。

手順

  1. 煮汁を切った黒豆をフライパンに入れます。
  2. しょうゆ、みりん、少量の水を加えて軽く煮詰めます。
  3. 塩で味を整えたら冷まして保存します。

活用例

  • 炊き込みご飯やおにぎりの具材として活用。
  • お弁当のおかずや、野菜と和えた副菜に便利。
スイーツ用アレンジ:デザート作りが楽に

スイーツに使いやすいように、味付けや形状を調整して保存します。

手順

  1. 煮汁を切った黒豆に砂糖を少し加え、電子レンジで軽く加熱します。
  2. 保存容器に入れ、冷蔵または冷凍保存します。

活用例

  • ヨーグルトやパンケーキのトッピング。
  • 餡やスイーツフィリングとして使用。
冷凍前の用途別小分け

黒豆をそのまま保存する場合でも、用途別に分けて保存することで後の調理がスムーズです。

手順

  1. 煮汁を切り、フリーザーバッグに1回分の量を分けて入れる。
  2. サラダ用、スープ用、デザート用など、用途をラベルで記載して冷凍。

ポイント

  • サラダ用にはそのまま冷凍。
  • スープ用には塩やしょうゆで軽く味付け。
  • デザート用には砂糖を少し加える。
黒豆ペーストにアレンジ

ペースト状にして保存すると、幅広い用途に活用可能です。

手順

  1. 煮汁を切った黒豆をフードプロセッサーに入れます。
  2. 少量の水または牛乳を加え、滑らかになるまで攪拌します。
  3. 冷蔵または冷凍保存します

活用例

  • スイーツのフィリングやディップソース。
  • パンやクラッカーに塗るスプレッドとして。
トッピング用に乾燥アレンジ

黒豆を乾燥させると、トッピングやスナックとして保存が可能です。

手順

  1. 黒豆をクッキングシートに広げ、低温オーブン(100〜120℃)で1時間ほど乾燥させます。
  2. 冷めたら密閉容器に保存します。

活用例

  • サラダやヨーグルトのトッピング。
  • 手軽なヘルシースナック。

これらのアレンジ方法を取り入れることで、黒豆をさまざまなシーンで活用できるようになり、保存するだけでなく調理の手間も減らせます。

保存中も楽しみながら、新しいレシピを考えてみてください!

黒豆の下準備のコツ

黒豆を美味しく使いこなすためには、適切な下準備が欠かせません。

事前にちょっとした工夫を加えるだけで、風味や食感を引き立て、さまざまなレシピに活用しやすくなります。

ここでは、黒豆の下準備に役立つコツを紹介します。

1. 煮汁を調整する

  • 煮汁を軽く切る
    アレンジに使う場合、煮汁を完全に捨てずに軽く切る程度にすると、豆が乾燥せずにしっとり感を保ちます。
    特に、炒め物や煮物に使うときは煮汁が少量残っていると味が馴染みやすくなります。
  • 煮汁を取っておく
    煮汁自体が風味豊かなので、スープやドリンクのベースとして再利用可能です。
    <例>
    ドリンク:温めた煮汁をお湯で薄めて黒豆茶風に。
    スープ:味噌汁やポタージュの隠し味に。

2. 甘さの調整

黒豆は甘めの味付けが一般的ですが、アレンジの幅を広げるために甘さを調整します。

  • 水やお湯で軽くすすぐ
    黒豆をざるに入れて水またはお湯で軽くすすぐことで、表面の甘みを落とします。
    この方法は、おかずや塩味系の料理に使いたい場合に最適です。
  • 塩味を足す
    甘みを薄めずに塩味を足すと、甘じょっぱい風味が生まれます。
    和え物や炒め物、炊き込みご飯におすすめです。

3. 柔らかさを活かす

黒豆は煮て柔らかい状態で使われることが多いため、その特徴を生かした調理法がポイントです。

  • そのまま使用
    黒豆は煮込む手間がないので、冷蔵庫から出してすぐにサラダや和え物に使えます。
    手軽さを重視する時短レシピにぴったりです。
  • つぶしてペーストにする
    スプーンやフードプロセッサーで簡単につぶしてペースト状にすることで、スイーツやディップ、パンのフィリングに活用できます。

4. 味の方向性をアレンジに合わせる

アレンジする料理の方向性によって下味を調整しておくと、次の調理がスムーズです。

  • 和風アレンジ
    しょうゆやみりんを加えてさっと煮詰める。
    煮物や和風サラダのトッピングに。
  • 洋風アレンジ
    オリーブオイルと塩で和える。
    パスタやグラタンにそのまま活用可能。
  • エスニック風
    ナンプラーやレモン汁を少量加える。
    サラダや炒め物にアクセントをつけられます。

5. 小分けしておく

保存の際に使いやすい量に小分けしておくと、調理時の手間を軽減できます。

  • サラダ用:そのまま保存。
  • スープ用:スープの味に合わせてしょうゆや塩で軽く味付け。
  • スイーツ用:砂糖を加えて軽く煮詰めておく。

これらの下準備のコツを活用することで、黒豆をさまざまな料理に手軽に取り入れられます。

次の調理がもっと楽しくなり、時短にもつながります!

黒豆のアレンジレシピ

黒豆は、おせち料理だけでなく、さまざまな料理にアレンジすることで新たな楽しみ方が広がります。

甘く煮た黒豆をおかずやスイーツ、主食に活用することで、家庭料理がワンランクアップ!

ここでは、黒豆を手軽に取り入れられる簡単アレンジレシピを厳選してご紹介します。余った黒豆を有効活用して、日々の食卓に新しい発見を加えましょう。

黒豆を使ったおかず&おつまみレシピ

黒豆はおせち料理だけでなく、おかずやおつまみにもぴったりの万能食材です。

甘じょっぱい風味を生かした簡単レシピで、普段の食卓やお酒のお供に活用してみましょう!

おつまみにもなる♪クリームチーズ黒豆

材料

  • 市販の黒豆煮・・・1パック
  • クリームチーズ(ポーション)・・・4個

作り方

  1. 黒豆は汁をサッと洗い流すか、そのまま汁気を切ってザルやペーパータオルにのせておく
  2. クリームチーズをボウルに入れ、レンチン600w10秒して柔らかく練る
  3. ②に黒豆を入れ、そっと和えたら出来上がり
  4. 保存容器に入れて冷蔵庫で1時間ぐらい休ませる。
    翌日はさらに味がなじみます♪
  5. お好みで柚子の皮や、ラム酒、ナッツなどを少し振りかけたアレンジもオススメです。

参考レシピ:おつまみにもなる♪クリームチーズ黒豆

簡単 市販の黒豆のアレンジ煮!

材料

  • にんじん・・・40g
  • 油揚げ・・・1/2枚
  • ひじき・・・10g程
  • 水・・・150ml
  • 昆布又は鰹・・・3g
  • 市販の黒豆・・・1袋

作り方

  1. にんじん、油揚げは細く短冊切りにします。
    ひじきは水、又は人肌のお湯(分量外)で戻します。
  2. にんじん、油揚げ、ひじきを昆布だし(鰹だし)で柔らかくなるくらいに煮ます。
  3. ②を冷ましたら市販の黒豆と合えます。

参考レシピ:簡単 市販の黒豆のアレンジ煮!

アレンジ 春菊の白和え 黒豆煮

材料

  • 豆腐・・・300g(1丁)
  • ★練りごま、砂糖・・・各大さじ1
  • ★醤油・・・小さじ2
  • 春菊・・・1袋
  • 市販 黒豆煮・・・適量

作り方

  1. 豆腐を水切りし、ボウルにいれ◎を加えブレンダーにかけ和え衣を作る。
  2. 春菊を茹で、水気をよくきり、ざく切りにする。
  3. 和え衣のボウルに春菊、黒豆煮をいれ和え出来上がり!

参考レシピ:アレンジ 春菊の白和え 黒豆煮

簡単お正月の黒豆リメイク☆かぼちゃの煮物

材料(4人分)

  • かぼちゃ・・・1/4個
  • 黒豆煮・・・汁ごと適量

作り方

  1. かぼちゃを一口大に切り、中まで柔らかくなるぐらい電子レンジでチンする。
  2. 鍋に黒豆の煮物を汁ごとと蒸したてのかぼちゃを入れる。
  3. そのまま汁気がなくなるまで弱火で煮る。

参考レシピ:簡単お正月の黒豆リメイク☆かぼちゃの煮物

黒豆ポタージュ☆黒豆リメイク美味しいよ

材料(4人分)

  • 黒豆煮・・・100g
  • じゃがいも・・・100g
  • 玉ねぎ・・・50g
  • ★水・・・200㏄
  • ★コンソメ(顆粒)・・・4.5g
  • 牛乳・・・200㏄
  • 生クリーム(ない場合は牛乳で可)・・・50㏄
  • バター(マーガリン)・・・適量
  • クコの実(あれば)・・・適量

作り方

  1. 黒豆はザルに上げて煮汁を切ります。
    (市販の味の濃い黒豆の場合は水で軽く流しても)
  2. ジャガイモを皮を剥いて乱切り、玉ねぎは薄切りします。
  3. 鍋にバターを熱し玉ねぎを炒め、さらにじゃがいもも足して炒めます。
  4. しんなりしたら★の水とコンソメを加え、蓋をして10分ほど煮ます。沸騰したら弱火に
  5. 黒豆もいれます。1分ほど煮て、火を止めて粗熱が取れたらミキサーで撹拌する
  6. お鍋に戻して牛乳、生クリームを入れて、弱火でゆっくり温め出来上がり。
  7. 味を見て足りない場合塩少々入れます。(あればクコの実を乗せます。)

参考レシピ:黒豆ポタージュ☆黒豆リメイク美味しいよ

黒豆を使ったスイーツレシピ

黒豆はスイーツの材料としても大活躍!
そのほのかな甘さと柔らかな食感を生かして、手軽に作れるデザートレシピを楽しんでみませんか?

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