今回は窓のカビを自分で簡単に安く落とす方法をご紹介します。
春先や梅雨明けに、湿気が多かった窓やサッシ・パッキンなどに黒いカビが生えて掃除に苦労した経験はありませんか?
窓にカビが生えていると、健康に影響を与えるのではないか?
窓の汚れが目立つし、臭いもきになる!
カビが何度も再発生して困る・・・。
などという心配や悩みがあるでしょう。
しかし、窓掃除は大変で掃除する窓が大きくなれば大掛かりな作業となります。
かといって、業者に依頼すればお金がかかりますし、時期によっては待たされることもあるでしょう。
そこで、簡単&安く窓のカビ落としができないものか?と試してみたので、ご紹介していきます!
目次
窓にカビが生える原因
カビは湿気の多いところを好み成長して増え続けます。
窓にカビが生える主な原因を調べてまとめてみました。
- 湿気と通気不良
窓の周りやフレームの隙間に水がたまりやすく、十分な通気がない場合、湿気がこもりやすくなります。
湿度が高い環境はカビの繁殖に適しています。 - 断熱不良
窓が十分な断熱性を持っていない場合、外気と室内の温度差が大きくなり、窓ガラスや周辺の表面が結露しやすくなります。
結露した水滴はカビの発育を促進します。 - 不適切な掃除
窓の清掃が不十分だったり、適切な洗剤を使用しなかったりすると、カビの胞子が残ってしまい、再発する可能性があります。 - 日光の不足
窓周辺が十分な日光を受けていない場合、湿気が蓄積しやすくなります。
日光はカビの成長を抑制する効果があります。 - 空気の循環不足
部屋の中で空気が滞留しやすい場合、湿気やカビの発育が促進されます。
良好な換気を確保することが重要です。
これらの要因が組み合わさることで、窓にカビが生えやすくなります。
そのため、窓周りの清掃や湿気対策、断熱性の向上などを行うことで、カビの発生を予防することが重要です。
窓にカビが生える原因と対策について詳しく解説しています。
また、100均で買える防カビグッズも紹介しています。
窓のカビ落とし!簡単で安い方法を試してみた!
窓にカビが生えないように日々気を付けることは、なかなか難しい状況もありますよね。
家じゅうの窓を綺麗に保つことも大変ですし、いざ窓掃除や湿気を取り除くとなれば時間も必要です。大きな窓を掃除することは重労働です。
様々な要因で窓掃除や湿気を見て見ぬフリしてしまい、カビなどで汚れてしまうことは多いです。
窓のカビを簡単に落とす洗剤を作る
そんな大変な窓のカビを落とすのに簡単で安く出来る方法があったので試してみました。
簡単で安く窓のカビを落とす方法で大事なのは「洗剤」でした!
使った洗剤は【漂白剤・中性洗剤・アルカリ電解水】の3つを混ぜ合わせたものです。
「漂白剤って混ぜたらあぶないのでは?!」と思った方もいらっしゃると思いますが、中性洗剤とアルカリ電解水は漂白剤とまぜても、有毒ガスなどは発生しないので大丈夫です!
作り方は簡単です!
材料
- アルカリ電解水・・・200cc
- 中性洗剤・・・小さじ1弱
- 漂白剤・・・キャップ1/4くらい
作り方
- アルカリ電解水を計量カップに200cc入れる
- ①に中性洗剤を小さじ1弱入れる
- ②に漂白剤をキャップ1/4分入れる
- ペットボトルに移し替えて軽く混ぜる
※混ぜすぎると泡立ってしまう - ハケで塗る用に容器に移す
この組み合わせにした理由は・・・
アルカリ電解水
アルカリ電解水は、酸性の汚れに強いのが特徴です。
主な酸性の汚れは
- 油汚れ
- 手あか
- タンパク質汚れ
- 皮脂汚れ
窓を触った時の手あかや皮脂汚れに効果的ですし、基本的にアルカリ電解水は万能な洗剤なので固まってしまったホコリなども分解してくれるそうです。
アルカリ電解水は冷蔵庫や電子レンジの庫内を掃除するのに使用しても安全なのです。
それでいて除菌効果が非常に高いので、カビの再発防止に良いと思って使ってみました。
中性洗剤
中性洗剤は、食器洗い洗剤なので油汚れに効果的ですし人体に与える影響がほぼ無いという事が理由です。
また、アルカリ電解水と漂白剤だけでは粘度が足りないので、窓やサッシに塗布した時に中性洗剤の泡が汚れに留まりやすくなると思ったからです。
漂白剤
漂白剤は、カビを綺麗に落としてくれ除菌効果も大きいからです。
アルカリ電解水や中性洗剤だけでカビを落とすのは難しいと思ったからです。
こびりついたり根の深いカビにも効果を発揮してくれるのは漂白剤だと思います。
アルカリ電解水も漂白剤も肌に触れると荒れてしまう場合があるので、肌が弱い人ゴム手袋などをはめましょう。
作った洗剤を窓に塗布して洗い流す
作った洗剤で窓のカビや汚れを落とすため、100均で買ってきた料理用のハケを使ってみました!
窓のカビや汚れが溶けるようにドロドロと落ちていきます。
窓前の木枠にも塗布してみると汚れが落ちていきました。
汚れが落ちずらい所は上の図のように洗剤を塗布してしばらくおいてから擦ってみました。
- ゴムパッキンのホコリ・泥・カビで固まった汚れに洗剤を塗布
- 5分ほど置いてから、洗剤をつけたハケで擦ると落ちやすかったです
- それでも残ってしまう汚れには再度洗剤を塗布して少し放置
- ハケで擦るとスルっと汚れが落ちました
漂白剤によってカビが落ちやすくなりますし、しつこい頑固な汚れには中性洗剤の泡が汚れに洗剤を留まらせてくれます。
アルカリ電解水の万能な洗浄効果で、泥やほこりがスルスルと分解されて溶けるように汚れが落ちていきました。
最後に洗剤と汚れを水で洗い流すのに便利なグッズを100均で購入したので、使ってみました!
ペットボトルにつけるだけで使えるお手軽な商品 DAISOの加圧式霧吹き(ペットボトル用)です。
ペットボトルに装着して洗剤を洗い流します。
- ペットボトルに「加圧式霧吹き」を取り付ける
中に入れるホースが長いので大きめのペットボトルがオススメ - 後ろのレバーを引く→押すを何度か行い加圧して剥がれた汚れに吹きかける
- 水はねするので、加圧を調整しながら水で洗い流します
濡れた雑巾などで拭き取っても良いですが、雑巾を洗う手間を考えると霧吹きで洗い流す方が効率的です。
霧吹きで洗い流しづらい場所は雑巾で拭き取るのが良いと思います。
窓のカビ落としを自作洗剤で洗った結果
自作した洗剤を塗布して擦り洗いし、霧吹きで洗い流したり雑巾で拭いてお掃除が完了しました!
その結果は??
綺麗サッパリと汚れが落ちました!!
かなり満足したと同時に、簡単に汚れが落ちるので掃除するのも楽しかったです♪
まとめ
今回は窓のカビを自分で簡単に落とす方法を試してみたのでご紹介しました。
自分で作った洗剤で洗ってみた結果、かなり綺麗になり汚れがスルスル溶けるように落ちていくので、掃除していて楽しかったです。
そして高いお金をかけずに出来たことも嬉しいです!
今回使用したアイテムはほとんど100均で購入したものばかりです。
100均で購入したアイテム
- アルカリ電解水・・・2個
- 加圧式霧吹き(ペットボトル用)・・・1個
※洗い流し用 - 料理用ハケ・・・1個
※洗剤塗布用 - 計量カップ・・・1個
※洗剤の分量を量る用
それ以外の漂白剤や中性洗剤、洗剤や水を入れるペットボトルは自宅にある物を使用しました。
新しく購入したアイテムは100均で揃えたので、実質数百円でこんなにキレイに掃除することができました!
最後に、窓のカビ落としの流れをまとめたので参考にしてください!
実際に窓のカビ落としをされる場合は、紹介した方法を参考にしっかり読んでから行ってくださいね。
- 窓のカビを簡単に落とす洗剤を作る
アルカリ電解水・中性洗剤・漂白剤を混ぜる - カビや泥・ホコリなどの汚れに洗剤をハケ塗布して擦り洗いする
汚れが酷い箇所はつけ置くと効果◎ - 霧吹きや雑巾を使って汚れを洗い流す&拭き取る