生活の知恵

窓にカビが生える原因と対策!100均で買える防カビグッズ紹介

窓にカビが生えると、見た目の悪さだけでなく、健康被害や住環境の悪化など様々な問題が発生します。

窓にカビが生える原因はいくつかあります。

今回は窓にカビが生える原因と対策をご紹介しますが、お手軽に安く対策できるように100均で買える防カビグッズも合わせてご紹介します。

実際に窓カビを簡単&安く落とせるか試してみたので、その方法が気になる方はチェックしてみてください!

窓にカビが生える原因

窓にカビが生える原因は、窓の周囲に湿気がこもりやすく、通気が不十分な環境ではカビが繁殖しやすくなります。

さらに、窓ガラスやフレームの表面が結露しやすい状況もカビの発生を促進します。

また、窓の日当たりが悪い場合もカビの繁殖が進みやすくなります。

具体的に窓にカビが生える原因について詳しくご説明します。

  1. 湿気のたまりやすい環境
    窓の周辺やフレームの隙間、窓枠などが密閉されていたり、十分な通気が確保されていない場合、湿気がたまりやすくなります。
    特に湿度の高い場所や、換気が不十分な場合は、窓周辺の湿度が高くなり、カビの繁殖が促進されます。
  2. 通気不良
    窓周りの通気が不良な場合、新鮮な空気の循環が妨げられます。
    これにより、湿気や汚れが溜まりやすくなり、カビの繁殖が促進されます。
    特に密閉された部屋や換気が不十分な場所では、通気不良が顕著になります。
  3. 断熱不良
    窓の断熱性が低い場合、室内と外気の温度差によって窓ガラスやフレームが冷えやすくなり、窓周辺の結露が発生しやすくなります。
    結露した水滴は湿気を増加させ、カビの繁殖を促進します。
  4. 日光の不足
    日光が窓周りに十分に当たらない場合、湿気が蓄積しやすくなります。
    日光には紫外線が含まれており、これがカビの発育を抑制する効果があります。
    日光が不足すると、この抑制効果が低下し、カビが生えやすくなります。
  5. 清掃不足
    窓周りの定期的な清掃が行われないと、埃や汚れが溜まり、湿気やカビの栄養源となります。
    特に窓の隅や隙間など、掃除しにくい箇所は汚れが溜まりやすく、カビの繁殖が進みやすくなります。
  6. 不十分な断熱性の窓枠やシーリング
    窓枠やシーリングが十分な断熱性を持っていない場合、外気や湿気が室内に侵入しやすくなります。
    これにより、窓周辺の湿気が増加し、カビの繁殖を促進します。
  7. 周囲の植物や樹木の影響
    窓の周囲に植物や樹木がある場合、日光や風通しが阻害されることがあり、窓周辺の湿気が増加しカビの繁殖が促進されます。
  8. 建物の結露や湿気の問題
    建物全体の結露や湿気の問題が窓にも影響を与える場合があります。
    建物自体が湿気を多く含む場合や結露が発生しやすい場合、窓周辺も湿気がたまりやすくなります。

以上の8つの要素によって窓にカビが生える原因となってしまいます。

窓に生えるカビを抑える方法

窓にカビが生える原因が分ったら、それについて対策していく必要があります。

上記で挙げた8つの原因それぞれに対策する方法をご説明します。

  1. 湿気のたまりやすい環境の対策方法
    窓周りやフレームの隙間にシーリング剤を適切に施し、水漏れや結露を防止します。
    定期的な換気を行い、湿気を逃がします。
    湿気を吸収する湿気取りを窓近くに設置することで、湿気をコントロールします。
  2. 通気不良の対策方法
    窓を定期的に開けて十分な換気を行います。
    空気清浄機を使用して室内の空気を浄化し、湿気を除去します。
    窓周りの隙間を適切に掃除して通気を改善します。
  3. 断熱不良の対策方法
    断熱性の高い窓に取り替えることで、窓周辺の結露を防止します。
    窓の断熱性を向上させるために、二重窓やLow-Eガラスを使用します。
    窓周りの断熱材を補強し、外気の侵入を防ぎます。
  4. 日光の不足の対策方法
    窓周りの遮光カーテンやブラインドを開けて、日光を取り入れます。
    植物や障害物を移動させ、窓に十分な日光が当たるようにします。
    日光の当たりにくい窓周りには、紫外線殺菌ランプを設置してカビの発生を防止します。
  5. 清掃不足の対策方法
    定期的に窓周りを掃除し、埃や汚れを取り除きます。
    掃除がしにくい箇所や隙間にもこまめにアクセスして清掃を行います。
    掃除後は十分に乾燥させ、湿気の発生を防止します。
  6. 不十分な断熱性の窓枠やシーリングの対策方法
    断熱性の高い窓枠やシーリングを取り付け、外気の侵入を防ぎます。
    窓枠やシーリングの補修や交換を行い、断熱性を向上させます。
  7. 周囲の植物や樹木の影響の対策方法
    植物や樹木を適切な位置に移動させ、窓に日光や風が当たるようにします。
    植物の間に遮光ネットを設置して日光の調節を行います。
  8. 建物の結露や湿気の問題の対策方法
    建物全体の結露や湿気の問題を解消するために、外壁や屋根の断熱性を向上させます。
    換気設備を改善して湿気を除去し、建物内の湿度をコントロールします。
    建物の構造や材料を見直し、湿気の侵入を防ぎます。

窓にカビが生える様々な原因についての対策がありますが、環境や費用面で現実的に難しい内容もあると思います。

まずは対策出来そうな事から始めてみると良いかもしれません。

すぐに出来そうなのは・・・

①湿気のたまりやすい環境の対策方法
②通気不良の対策方法
⑤清掃不足の対策方法
⑦周囲の植物や樹木の影響の対策方法

以上の4つになると思います。

結露した水分を汚れと混ぜず放置しないこと!が大切になってきます。

湿度が溜まりやすい環境を出来るだけ改善したとしても、それでも結露してカビの原因になることは多々あると思います。

そんな時は、結露した水分や清掃をすることでカビの発生を抑えるように対応すると良いでしょう。

次は、窓にカビが生える原因である結露(水分)やホコリや汚れを綺麗にするために便利な100均グッズをご紹介します。

100均で買える防カビグッズ

防カビグッズで一番重宝するのは「結露対策グッズ」です。

結露対策の商品は、1シーズン使いっぱなしだと商品自体にカビが生えてくるので、こまめな交換は必要になります。

こまめに防カビグッズを交換すると経費がかさみますよね。

そこで便利なのが「100均で買える防カビ対策グッズ」なのです。

100均といえば「DAISO・キャン★ドゥ・セリア」が有名ですよね。

それぞれの100均ショップで窓の結露や防カビ対策商品を探してみたところ、DAISOが品数が多く充実していたのでご紹介します。

結露吸水グッズ

結露対策の中でもダントツで商品数が多かったのが「結露吸水テープ」です。

種類やデザイン・大きさも様々なので、ご自宅の窓の大きさや雰囲気などお好みに合わせて選べるのが良いですね♪

結露吸水テープ


DAISO 結露吸水テープ

窓ガラスの下側に貼るテープで、吸水ポリマー繊維が窓の結露した水滴を吸水してくれます。

結露水を吸収し、蒸発発散させるので壁・床・カーテンなどの汚れを防いでくれます。

はがせる結露吸水テープ(厚手)

DAISO はがせる結露吸水テープ(厚手)

こちらも窓ガラスの下側に貼って結露水を吸収するタイプですが、厚手になっています。

他の吸水テープよりも長く使用できるようで、1シーズン(180日)を目安に使えるそうです。

結露吸水プリントテープ(クロス柄)

DAISO 結露吸水プリントテープ

こちらは結露吸水テープのデザインが描かれている物で、窓ガラスの下側に貼り滴る結露水を吸水してくれます。

他のデザインは「雪の結晶柄」があります。
他にもデコレーションテープやディズニーキャラクターのくまのプーさんやミッキーのプリントテープもあります。

防カビ加工 はがせる結露吸水テープ

DAISO 防カビ加工 はがせる結露吸水テープ

窓ガラスに発生する結露水を吸い取り、蒸発しやすくすることにより、結露を軽減します。

防カビ加工がされているので、給水シート本体にカビが発生するのを防いでくれます。

大きさは2種類あり、3cm×90cm 4.3×30cm3枚 があります。

断熱対策グッズ

断熱対策グッズは、外気温と窓付近の温度差を減らして結露水を出にくくしてくれます。

サッシ枠に貼るタイプと窓に貼るタイプがあります。

サッシ枠用断熱テープ

DAISO サッシ枠用断熱テープ

冬だけでなく夏も使用できるサッシ枠用の断熱テープです。

吸水力は無いので結露を吸うことはできませんが、温度差を減らすことで結露を抑制してくれます。

サイズは3.6m×3cmと3.6m×1.6cmがあり、それぞれカラーがベージュとホワイトがあります。

窓ガラス断熱シート

DAISO 窓ガラス断熱シート

冬は暖かく夏は涼しくと外気温の影響を抑えてくれる断熱シートです。

窓ガラスに霧吹きで水をスプレーして貼るタイプなので簡単につけることができます。

透明シートは90cm×90cm、雪の結晶柄は90cm×45cmと90cm×180cmの大きさがあります。

結露取りグッズ

窓掃除をまめにする場合、給水シートやテープを貼るとお掃除の時に邪魔になる。と心配がある際には、結露取りグッズがおすすめです。

日々の窓掃除の際に結露取りも一緒に行えるので便利ですね。

吸水フェルトふきん

DAISO 吸水フェルトふきん

たっぷり吸水してくれるフェルト布巾で、結露水を吸い取ってくれるのでカビ発生の抑制をしてくれます。

結露水を吸い取るだけでなく、窓の拭き掃除にも使える万能な布巾です。

ペットボトル+結露取りワイパー

DAISO ペットボトル+結露取りワイパー

ペットボトルに付け、窓の結露を拭き取るワイパーです。

空いたペットボトルがあれば簡単に使えますし、拭き取った結露水はペットボトルに溜まるので捨てるだけで手軽に結露取りができます。

まとめ

今回は窓にカビが生える原因と対策、100均で買える防カビグッズをご紹介しました。

窓にカビが生える原因には様々ありましたが、一番の大きな原因は「結露と汚れ」になると思います。

外気に触れる窓なので汚れることは仕方ありませんが、せめて結露だけでも何とかなれば、カビの発生を抑えることが出来るのではないでしょうか。

そのためには、結露を出来るだけ発生させないことと、発生した結露は放置しないことが大切です。

結露の発生を抑える窓に貼るテープや湿気取りグッズは取り換え頻度が多いので、出来るだけ経費を抑えられる100均グッズがおすすめです!

今回はDAISOの防カビ・結露防止や結露取りのグッズをご紹介していますので、気になる方は試してみてくださいね。