お正月は子供にとって「お年玉」は楽しみの一つです。
お年玉をあげるのに年末からお金の用意をするわけですが「孫は?甥っ子や姪っ子はいくつになった?」など考える人も多いですよね。
それは年齢や関係性によって包む金額が違うから。ということでしょう。
お年玉をあげる子の年齢によっては金額がアップするタイミングもありますよね。
今回は、お年玉の相場金額を年齢別や孫・甥や姪などの関係別でまとめてみたので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
相場金額以外にも、お年玉に関する疑問などもご紹介していきます。
目次
お年玉の金額設定について
お年玉の金額を考える際に、お年玉をあげる子の年齢と関係が基準となります。
それぞれに考え方があるので、年齢と関係に分けてご紹介します。
お年玉をあげる子の年齢
金額を考える時の一つ目の要素として、お年玉をあげる子の年齢があります。
金融機関が調査した、お年玉をあげる際に使った金額は以下の計算式で算出することができるそうです。
小学1年生(7歳)であれば1,000円という計算になりますが、高校3年生(18歳)だと6,500円という半端な金額になってしまうので、目安として考えてください。
また、5歳以下のお子さんの場合0円~マイナス金額になってしまうので、あげるか?という疑問が出てきますが、おおよそ500円~1,000円が相場のようです。
お年玉をあげる子との関係性
お年玉をあげる子と自分の関係性により、上記で紹介した目安金額を基準とした割合があるようです。
自分の子ども・甥っ子・姪っ子・孫のように近い関係性の場合と、遠い親戚や血縁関係が無い知人の子どもの場合などがあると思います。
お年玉の目安となる金額(上記の計算式)を元に以下の割合にするのが一般的なのだそうです。
小学1年生(7歳)の遠い親戚(8割)の場合、(7歳-5)×500円×0.8=800円
中学3年生(15歳)の知人のお子さんの場合、(15歳-5)×500円×0.5=2,500円
この場合も、中途半端な金額になることがありますが目安として考えてくださいね。
金額アップした方がいい場合
目安となる計算式があったとしても、親戚付合いがあるのでこちらの都合だけで決められるものでもないでしょう。
また、金額アップをした方がいい場合もあるのでどんなシチュエーションの時にアップした方が良いかをみてみましょう。
このようなシチュエーションの場合は、目安の計算式だけにとらわれず臨機応変に対応していきましょう。
お年玉の相場金額一覧表
ここまでご紹介したお年玉の目安や関係性などを踏まえ、分かりやすい一覧表を作ってみました。
この一覧表の金額は、目安となる計算式や関係性を元にした設定で算出している金額なので、半端な金額になってしまいます。
あくまでも目安として参考にしてくださいね。
未就学児の赤ちゃん~幼稚園・保育園に通う年代(小学校入学前)のお子さんへお年玉をあげる場合の相場はいくらぐらいなのでしょうか?
0~2歳までの赤ちゃんはお金をもらっても分からないので、おもちゃをあげるという考え方もあるようです。
しかし、3歳以上になるとお金の大切さが分るようになったり、親御さんがお金について学ばせ始める場合も多いようです。
お金のことを理解し始めた小さなお子さんは紙幣よりもコイン(硬貨)の方が喜ぶケースが多そうです。
500円玉1枚よりも100円玉を5枚、千円札よりも100円玉10枚や500円玉2枚というような組み合わせが喜ぶようです。
お年玉に関する疑問
お年玉に関してはもらう子供は嬉しいですが、親戚関係や知人関係にも配慮が必要です。
金額やお年玉を終了する年齢などは親戚関係だと足並みを揃えることも多いようです。
お年玉の金額以外にも気になることや疑問があると思うので、その疑問についてもご紹介していきます。
Q1.社会人になっても未成年の間はあげる?
人それぞれ、ご家庭それぞれの考え方があり、意見が大きく分かれる内容ですね。
一番良いのは親戚間で合わせることだと思います。
- 高校を卒業したら学生・社会人であってもやめる
- 社会人になったらためる
- 成人を迎えたらやめる
というように色々な選択肢があるので、悩ましいと思います。
Q2.お年玉をあげる相手はどこまで?
親戚(孫・甥・姪)にお年玉をあげる場合が多いですが、自分のお子さんにはあげないという親御さんもいるようです。
「親戚からもらうから」・「普段からお小遣いをあげているから」という理由だそうです。
また、自分がある程度の年齢や社会人になった人は親や祖父母にあげる人もいるようです。
一番悩むのが友人や知人のお子さんではないでしょうか?
もちろん親しい仲であることが前提ではありますが、ごく少数のようです。
基本的には身内にお年玉をあげるというのが一番多いので、友人・知人のお子さんは自分の子どもにもしてもらった場合になることが多いです。
Q3.赤ちゃんにはお年玉をあげる?
赤ちゃんはお年玉(お金)をもらっても当然まだ分からないですよね。
なので、赤ちゃんの親に渡すことが多いようです。
それ以外には、オモチャや洋服など赤ちゃんが使う物をあげる。という人も多いです。
Q4.お年玉をあげる相手の身内に不幸があった場合は?
喪中の間は基本的にお祝い事はしないのですが、子どもはお年玉を楽しみにしています。
この場合、「お小遣い」・「文具代」などという名目であげれば問題ないでしょう。
ただし「あけましておめでとう」という言葉は使わないようにしましょう。
Q5.お年玉をあげる期限は?
松の内(まつのうち)というお正月飾りを飾っておく間がお年玉をあげる期限となります。
この松の内は地域によって期間が違うようです。
関東圏では1月7日まで 関西圏では1月15日まで となっています。
元日に実家に帰れなかった場合や、都合で集まれなかったお子さんには、この松の内の間にお年玉を渡しましょう。
この期限を過ぎたからといってあげてはいけないわけではありません。
Q6.お年玉をあげるのを止める節目は?
大学生ぐらいの年齢や成人を超えると、アルバイトを始めたり社会人になる人が多くなります。
お年玉をあげるのを止める節目には特に決まりはありません。
お年玉を終了する目安として以下のようなタイミングがあるようです。
- 自分で稼げるようになったタイミング(社会人)
- 成人したタイミング
- 結婚したタイミング
これは親戚同士でタイミングを合わせるのが良いかを思います。
Q7.お年玉を渡す時の注意はあるか?
お祝い事で「4」という数字は縁起が悪いと言われるため避けた方が良いでしょう。
日本では「忌み数字」と言われ死を連想するからです。
なので400円・4,000円という4のつく数字の金額は渡さない方が良いでしょう。
まとめ
今回は、お年玉の相場金額を年齢や関係性に分けてご紹介しました。
お年玉の相場表を参考にしてみてくださいね!
またお年玉に関する疑問もご紹介しましたので、合わせて参考にしてみてください。
お年玉はあげる人の気持ちが大事ですので、最終的にはご自身の考えや親戚同士の意見などを考えた上で金額を決めてみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。