いつもお腹が空いているドドヨです。
たまには母の手料理が食べたいなぁ・・・。
そういえば、ドドヨの母は毎年庭に水仙を植えているんですけど。
水仙の花言葉ってなんだろう?って疑問に思ったのでちょっと調べてみたんです!
まずは、水仙の基本データを見てみよう。
目次
水仙の基本データ
園 芸 分 類 | 球根 |
学 名 | Narcissus L. |
分 類 | ヒガンバナ科スイセン属 耐寒性球根 |
原 産 地 | 地中海沿岸 |
開 花 期 | 11月~4月 |
水仙の花言葉
●水仙全般の花言葉 「うぬぼれ」「自己愛」
なかなかナルシストな感じがありますね(笑)
男性は女性に花を贈るなら水仙はチョイスしない方がいいかもですねぇ。
そして、水仙の色や種類によっても花言葉は違うようですよ。
●黄色い水仙の花言葉 「もう一度愛してほしい」「私の元へ帰って」
要するに「復縁」ってことですね!!
●白い水仙の花言葉 「神秘」「尊敬」
白って神秘的なイメージありますよね。
●日本水仙の花言葉 「自己愛」「神秘」
水仙全般の花言葉と白い水仙の花言葉と同じなのですね!
●ラッパ水仙の花言葉 「尊敬」「報われぬ恋」
報われぬ恋かぁ・・・。悲しいですよねぇ。
●口紅水仙の花言葉 「素敵な装い」
花の見た目が女性が口紅を付けたように見えるからでしょうか?
水仙の種類
花言葉に出てきた水仙の種類をご紹介しましょう。
日本水仙
日本で水仙と言えばこの「ニホンズイセン」が最もポピュラーで古くから親しまれています。
白い花びらで中央(副花冠)が黄色です。
開花期は地域によりますが12月~3月ごろで、野性化しているので日本各地に群生名所があります。
ラッパ水仙
花は黄色や白で中央(副花冠)がラッパのように突き出ているのが特徴です。
開花期は3月~4月ごろと暖かい時期に咲くようで、水仙の中でも遅咲きだそうです。
口紅水仙
花びらの内側にある副花冠が口紅を差したように見えることから「口紅水仙」と言われているようです。
ラッパ水仙と同じく遅咲きで3月~5月ごろが開花期です。
水仙の花名・花言葉の由来
水仙の学名は「Narcissus(ナルシサス)」ですが、これはギリシャ神話に登場するナルキッソスという美少年から由来しています。
「スイセン」は、中国での呼び名「水仙」を音読みしたもので「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典に由来していて、水辺で咲く姿を仙人に例えられたものだろうと言われています。
花言葉や学名はギリシャ神話に出てきたナルキッソスに由来するようです。
神話によると、ナルキッソスは美少年で、その美しさに多くの相手から言い寄られたものの高慢で冷たい態度をとっていました。
そんなナルキッソスへ復讐の女神ネメシスが呪いをかけるのです。
その呪いによりナルキッソスは水面に移る自分自身に恋をしてしまいます。
しかし水面に映る像はナルキッソスの想いに応えるはずもなく、その苦しみからそのまま憔悴して死んでしまいました。
その姿は水辺でうつむきがちに咲く水仙に変わった。
これがギリシャ神話に出てくるナルキッソスの話なのですが「うぬぼれ」「自己愛」というのは、今風に言うと「イケメンでうぬぼれちゃったのね。」
「イケメンだからって言い寄ってきた子を断ってたら呪いかけられて自分の姿しか愛せなくなっちゃった(自己愛)のね。」
と、このように解釈したのですが皆さんはいかがですか?
水仙の育て方
水仙は初心者でも育てやすいそうです。
ドドヨの母も大雑把だけど毎年育てて花を咲かせているので育てやすいんだな。と思います。
水やり・肥料
庭植えの場合は水やりはほとんど要らないです。土が乾いていたら与える程度です。
夏の水仙は休眠期なので水やりは控え、冬の時期は土が乾いているのを確認してから水を与えるのがいいです。
万が一、寒さで霜柱などができると水仙に良くないので気をつけましょう。
霜柱を作りずらくするためには午前中に水やりをして夕方以降は夜間冷えてしまうので控えるのがいいですね。
水仙は肥料を与えなくても元気に育つようです。これが初心者さんでも育てやすいと言われるところなんでしょうね。
水仙は肥料を多く与えてしまうと病気になる可能性が高くなるようです。
肥料は球根から芽が出たタイミングでリン酸分の多い液体肥料を与えると良いそうです。
用 土
水仙には水ハケが良く通気性があり保水性がある土が適しています。
市販の草花用培養土6 腐葉土3 堆肥1の割合で配合するのがよいそうです。
病気や害虫
水仙はウイルス病を起こしやすく「モザイク病」になりやすいです。
葉が奇形したり黄色い斑点のような物が入るようです。
主な原因としてはアブラムシによる媒介なので駆除と防除を行った方が良さそうです。
ウイルス病にかかると治療が出来ないので注意してあげましょうね。
水仙には毒があるってホント?!
水仙は全ての部位に毒があるそうですが、特に鱗茎や球根に強い毒があるようです。
●水仙の毒の症状
嘔吐・下痢と言った食中毒症状や頭痛や発汗などを引き起こします。
症状がひどい場合は昏睡状態に陥ることもあります。
毒の症状は食べてから30分以内に現れるので潜伏期間は短いようです。
不溶性のシュウ酸カルシウムが含まれているため接触性皮膚炎を起こすことがあるので、口に入れるだけでなく触れる場合にも注意が必要です。
●鱗茎部分・葉
鱗茎(りんけい)とは養分を蓄えて熱くなった葉が茎の周りに重なっている所で、球根からすぐ生えている葉の部分です。
鱗茎部を誤って食べてしまい死亡した例もあります。
水仙の葉にも毒があり見た目がニラに似ています。
畑や庭に植える時は、混在しないように気をつける必要があります。
●球根
水仙の球根は猛毒です。
小学校の校庭で栽培した水仙の球根をタマネギと間違えて調理実習の味噌汁に入れてしまい児童5名が吐き気・嘔吐の症状が起きたことがあります。
水仙の球根は嘔吐や下痢だけでなく昏睡状態になる場合もあります。
球根に含まれる毒の致死量は10g程度で加熱調理しても毒が無くなることはないので注意しなければいけません。
水仙についてのまとめ
- 水仙の花言葉は色や種類によってことなる
- 水仙の種類は見た目とマッチした名前が多い
- 水仙の花名・花言葉の由来は中国の古典やギリシャ神話から
- 水仙は比較的育てやすい花で、初心者にもオススメ
- 水仙は全ての部位に毒があり食中毒症状や死亡事例もあるので取り扱いに注意!!