雑記

梅の花言葉を色別で紹介|花言葉の由来や歴史を知ると見方が変わる!

日本の代表的な花の一つである梅。

私たちに春の訪れを一番に知らせてくれるのも梅ですね。

梅は小ぶりで可愛らしい花で私たちを楽しませてくれるだけでなく、果実(梅の実)としても私たちの食を豊かにしてくれますね。

天気の良い日に梅の花を見に行くと青空に梅の花が映えて美しいですね。

今日は、梅の花言葉の由来や梅の歴史について調べてみました。

梅のことを色々知ると、梅林を見に行くときに少し見方も変わってくるかもしれませんよ!

ちなみに、なぜ梅のことを調べたか?

先日、友人から自家製の梅干しをもらいまして(笑)
それがあまりにも美味しくて♪ご飯3杯食べちゃいました!!

ということで、梅のことを色々とご紹介していきます。

梅の基本データ

分   類バラ目 バラ科 サクラ属
学   名Prunus mume
学名の由来prunus:スモモのラテン語古名 mume:日本語名より
別   名好文木(コウブンボク)、春告草(ハルツゲグサ)、木の花(コノハナ)、初名草(ハツナグサ)、香散見草(カザミグサ)、風待草(カゼマチグサ)、匂草(ニオイグサ)
原 産 地中国
開 花 時 期2月~4月
系   統野梅系、緋梅(紅梅)系、豊後系

参考:wikipedia

梅は500種類以上の品種があると言われています。

梅の花は5枚の花弁で、大きさは1cm~3cmです。
色は白・赤・ピンクの3種類があります。

花の香りは、甘酸っぱいけど上品な香りです。
花が満開の時期よりも、蕾~花になるころが香りが強くなるようです。

梅の果実は2cm~3cmの球型の核果です。
6月ごろに黄色く熟します。

梅の花言葉と由来

可愛らしい梅の花言葉はどんな物があるのでしょうか?

梅の花全体の花言葉だけでなく、色別でも花言葉があります。

どれも綺麗な花言葉が多いので、それぞれご紹介していきます。

梅全体の花言葉

高貴

高貴には「気品がある」という意味があります。

気品の高い美しさから由来する言葉と言われています。

実際に気品を感じる美しい花を咲かせてくれますよね。

高潔

高潔には「心が気高く清らか」という意味があります。

梅の花の汚れなく凛とした美しさを表しているようですね。

忠実

この花言葉には菅原道真(すがわらのみちざね)が大宰府に左遷される時に詠んだ歌「東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」に由来しています。

菅原道真が大宰府に左遷された時に、庭に咲いていた梅の花が菅原道真を追って飛んできた。という不思議なお話しです。

ここから「忠実」という花言葉が生まれたのでしょうね。
今もその伝説の梅が太宰府天満宮にあるそうです。

不屈の精神・忍耐

梅の開花時期が冬の寒さが残る時期であることから「不屈の精神・忍耐」という花言葉がつけられたと言われています。

厳しい寒さに我慢強く耐え、綺麗な花を咲かせる梅にはピッタリの花言葉ですね。

気品・優雅

高貴・高潔に似ている理由だと思われますが、清楚な姿や爽やかな香りを漂わせることから考えても、「気品・優雅」という花言葉は納得のできますね。

梅の色別(赤・白・ピンク)の花言葉

赤い梅の花言葉

赤色の梅の花言葉は「優美・優雅」です。

赤い色の梅は独特な雰囲気で、可愛らしさと艶やかさを感じます。

女性らしい艶やかさや上品な美しさから、この花言葉がつけられたとされています。

優雅で上品な人に贈るにはピッタリの花ですね。

白い梅の花言葉

白色の梅の花言葉は「澄んだ心・気品」です。

白い梅は清楚でピュアなイメージがありますよね。

白梅の姿は、華やか過ぎず気品と清楚さが魅力ですね。

ピンクの梅の花言葉

ピンク色の梅の花言葉は「清らかさ」です。

ピンク色の梅には可愛らしく優しい雰囲気があります。

このことから、ピンク色の梅には「清らかさ」という花言葉が付けられたそうです。

梅の花言葉―英語編-

梅の花言葉は、日本語だけでなく英語でも表されています。

  • Keep your promise(約束を守る)
  • fidelity(忠実)
  • beauty and longevity(美と長寿)

梅の歴史

梅には私たちが生まれるず~っとの祖先から愛されてきました。

その歴史は長く多くの事がありました。

今日はその中でも印象強い出来事をご紹介します。

梅の歴史~紀元前

梅という文字は「木偏」に「毎」ですよね?
「毎」は象形文字で、子供も多く育てた母親を表しているそうです。

梅も枝の全てに実をつけるそうです。
このことから、梅は「おめでたい樹木」という考えがあったようです。

「梅」の文字は、このような由来で生まれたのではないか?という説があるそうです。

梅の歴史~弥生時代

梅の原産地である中国では、約2000年前の中国最古である「薬物学書(神農本草経)」に梅のことが書かれていたそうです。

この書には365種類の薬物を上品・中品・下品の三段階に分類しています。

梅は中品とされ「気を下し、発熱による胸部煩満を除く、心をやわらげる。肢体痛、半身不随、死肌(知覚全麻痺)を治す。青黒痣(あざ)、悪肉を去る。」とされているようです。

こうして、梅は古くから生薬として多くの人に知られていたのですね。

梅の歴史~飛鳥時代

梅は1500年前に日本へやってきました。
その時は薬用の「鳥梅(うばい)」として中国からもたらされたそうです。

青梅を燻製・乾燥させ、実がカラスのように真っ黒になるので「鳥梅」と呼ばれているそうです。

これは今でも漢方薬の一つとして使われています。

梅の歴史~奈良時代

日本最古の和歌集である万葉集では、梅を詠んだ歌が多く118首もあるそうです。

花と言えば「梅」の事を指していたほど、多くの人々に愛されていたそうです。

年のはに、春の来らば、かくしこそ、梅をかざして、楽しく飲まめ
毎年 春がやって来たら、こうして梅を髪に挿して楽しく飲みましょう。という意味です。

この歌を読んだ女性たちは、自分も真似て髪に梅をかんざしの様に使っていたかもしれませんね。

梅の歴史~平安時代

平安時代に著した日本最古の医学書「医心方」には、梅を梅干しとして用いられていたことが記されているそうです。

味は酸、平、無毒。気を下し、熱と煩懣を除き、心臓を鎮め、四肢身体の痛みや手足の麻痺なども治し、皮膚のあれ、萎縮を治すのに用いられる。下痢を止め、口の渇きを止める

後の江戸時代の辞典にも梅について記載されているそうで、昔から梅は薬として多くの人に使われていたことが分かりますね。

梅の歴史~鎌倉時代

「大盤振舞」とは気前がいいこと。という意味ですが、この語源に梅が関わっているのです。

鎌倉時代の儀式の一つに「椀飯振」という元日から数日間、有力な御家人が将軍に対して椀飯を奉る(たてまつる)というものです。

椀飯振とは、椀飯と打鮑(うちあわび)・海月(かいげつ)・梅干の三品に酢と塩を添えたものです。

この椀飯振が後になって「大盤振舞」という言葉の語源になったそうです。

梅の歴史~室町時代

戦国時代になっても梅干しは薬として重宝されていました。

素早く栄養が摂れ、持ち運びしやすいこと、保存性に優れていることから武士の間で用いられていたそうです。

このことがきっかけとなり、全国に梅の木が広がり各地に梅の名所があるようです。

梅の歴史~江戸時代

徳川家康が晩年を過ごした駿府城には、熟すと種が二つに割れる珍しい梅の木があったそうです。
これは実割梅と呼ばれ、この梅から梅干しを漬けて東照宮に納めるしきたりがありました。

また、この時代には鉱山病が深刻問題となり、対策として梅肉を使ったマスクを使用してみたところ効果があったそうです。

薬用として活躍していた梅干しが、庶民の食べ物として広まったのは江戸時代。
江戸の人々が梅干しを食べる習慣が全国に広まっていったそうです。

当時の梅干しは塩分20%のしょっぱいものでした。
また、シソ漬け梅干しができたのも江戸時代だそうですよ。

梅の歴史~大正時代

今も存在する赤本(家庭の医学書)が、この時代に「梅肉エキス」の効能を紹介しています。

その昔は薬用として活躍していた梅ですが、時が過ぎ忘れ去れていました。

しかしこの赤本で取り上げたことにより、梅を使った多くの健康法が出現したとも言われています。

梅の歴史~明治・昭和時代

明治時代に入ると日清戦争・日露戦争による軍用食として梅干しの需要が増加したことに伴い、梅の栽培が急成長していきました。

昭和に入り第二次世界大戦末期から昭和22年ごろまでは、食糧難のため梅の木を伐採し芋類など多くの人が好む物を栽培するために、梅の栽培面積が急激に減少しました。

その後、社会経済の復興と共に梅の栽培も急速に伸びていきました。

それから「梅の高度成長期」に入り「古城」「南高」「紀州」などのブランド梅が登場していきました。

昭和56年ごろには自然食品や健康食ブームが訪れ、梅干しがより多くの人の身近な存在になっていきました。

それと共に加工面でも大きな成長を迎え、梅干しだけでなく梅酒・ジャム・エキスなど多方面に活用されていきました。

最後に


梅の花言葉や由来・歴史などについて紹介しましたが、いかがでしたか?

花言葉を知り、その由来を知り、また梅についての歴史を知ることで、梅を鑑賞したり食したりする時に「こんなことがあったんだなぁ」とか「花言葉の通りにキレイだな」という感想を持ってもらえたら嬉しいです。

梅は「松竹梅」というおめでたい言葉としても使われていますよね。

桜の開花も待ち遠しいですが、その前に春の訪れを知らせてくれる梅にもまた注目してもらいたいな。と思います。

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