瓶の蓋が開かないことってよくありませんか?
この間、朝ごはんにパンを焼いてジャムをぬろうと思って、瓶の蓋を回したら「フタが開かない!!」ってなったんですよ。
朝ってあまり時間が無いじゃないですか?
そんな時にジャム瓶の蓋が開かない!とか
海苔の佃煮瓶の蓋が開かない!!とか
本当に困るんですよ!!
全身全霊の力を込めても開かない、股に挟んで全力で回しても開かない。
そして手が痛い(股も痛い)・・・(泣)
そんな時に女性でも簡単に瓶の蓋を開けられる方法は無い物か?!とちょっと調べてみたのでご紹介します。
目次
なぜ瓶の蓋は開かなくなるの?
そもそも、なぜ瓶の蓋ってあんなに固くて開かなくなっているんでしょうか?
瓶詰の商品は、中身が酸化して腐りずらくするために「真空状態」になっています。
真空状態の瓶の蓋はとても固いので、もともと開けずらいというのが一つです。
そしてジャムなどによくあるのが、何度も開け閉めしていると瓶の中身が蓋の溝に付着してしまいます。
そのままにしておくと、だんだんと固まっていき蓋と瓶をくっつける接着剤のような状態になってしまいます。
他にも、一度開けた瓶を冷蔵庫で冷やすと瓶の中の空気が冷えます。
冷えることで瓶の中の気圧が下がると蓋が開けずらくなります。
瓶の蓋が開かなくなる理由
- 中身の酸化を防ぐために「真空状態」だから
- 蓋に中身が付着して「接着剤」のようになるから
- 冷蔵庫で冷やすことで「気圧が下がり」開けずらくなる
道具を使わず瓶の蓋を開ける方法~4つ~
道具を使わず瓶の蓋を開ける方法があれば知りたいですよね?
瓶を空けるために色々用意するなんて・・・。と思っている方は一度試してみてください!
ちょっと工夫するだけで、意外と開いてくれることがあるんですよね。
道具を使わない方法なら、いつでもどこでも試せるので手軽です。
これから紹介する道具を使わずに瓶の蓋を開ける方法で試してみて、どれでも開かない場合は、次に紹介する道具を使う方法もお試してくださいね!
- 蓋ではなく瓶の方を回す
- 蓋のふちを叩きつける
- 瓶の底を叩く
- 腕全体の力を使う
蓋ではなく瓶の方を回す
いつもなら蓋の方を回して開けようとすると思うのですが、この方法は蓋ではなく「瓶の方を回す」というものです。
瓶の方が面積が広くて持ちやすいので力を入れやすいんですね。
<開け方>
- 利き手と逆の手で蓋をしっかりと持ちます。
- 利き手で瓶本体を持ち回転させるように開けましょう。
利き手で瓶を持って開ける場合、逆さまになっているはずなので開いた時に中身が飛び出さないように注意しましょう!
蓋のふちを叩きつける
瓶と蓋の間に中身が付着して固まってしまった時に有効的な方法です。
瓶の中身が蓋についたままだと、接着剤のように固まって開かないことがあります。
その固まってしまった部分に刺激を与えるために、瓶の蓋をテーブルの角などに叩きつけるという方法です。
テーブルなどにキズが着かないか心配な場合は、タオルなどを当ててみてください。
<開け方>
- 瓶を叩きつけた時に手から抜けないようにしっかりと持ちます。
- 蓋のふちをテーブルの角などの固い物に叩きつける(傷防止にタオル)。
- 瓶本体を回転させて蓋のふちを一周させながら叩きつける。
叩きつけることで、瓶と蓋の間に隙間ができて開けやすくなります。
瓶の底を叩く
瓶に衝撃を与えることで、蓋と瓶の間に空気が入って開けやすくなるそうです。
蓋のふちを叩きつける方法とよく似ているので、併用してみても良い気がします。
<開け方>
- テーブルなど安定した場所にタオルを敷きます。
- そこに蓋の部分を下・瓶の底が上になるように置きます。
- 瓶の底の部分を手のひらの腹の部分でリズムよく叩く。
- 蓋の部分を上にして開ける。
ガラス製の瓶などは割れるとケガをしてしまうので、加減しながら叩きましょう。
腕全体の力を使う
力の弱い女性におすすめな開け方で、ドドヨもこの方法で開けることができました。
手首に力が入らない・道具が使うのは苦手という方にもおすすめです。
<開け方>
- 瓶と蓋を持ち、両腕を真っすぐ前に突き出す。
- 手首を曲げないように気を付けながら、肘を手前に曲げます。
- 瓶を自分の胸に向かって勢いよく近づけます。
この方法は意外と効果があったので、忙しい朝にはとても便利な方法です。
道具を使って瓶の蓋を開ける方法~9つ~
これまでご紹介した「道具を使わない方法」で、どうしても蓋が開かない場合。
もう道具の力を借りるしかありません!!
これからご紹介する道具は身近な物なので、準備しやすいと思います。
それでは、女性でも道具さえあれば簡単に開けられる方法9つをご紹介していきます。
- 温めたタオルで開ける
- 輪ゴムを蓋に巻いて開ける
- ゴム手袋や軍手を使って開ける
- 鍋で温めて開ける
- スプーン・フォークなどを使って開ける
- 蓋の周りを叩いて開ける
- ガムテープを巻いて開ける
- 蓋に小さな穴をあけて開ける
- キャップオープナーを使って開ける
温めたタオルで開ける
少し濡らしたタオルを使うのも良いのですが、少し温めるというところがポイントです。
瓶の中が冷えて気圧が下がっている場合や、中身が蓋の溝について固まっている場合などは少しでも溶かすことが出来るそうです。
<開け方>
- タオルを濡らして電子レンジで温める。
- 温めたタオルを蓋に被せて少し時間を置く。
- その後、タオルの上から蓋をつかんで回転させて開ける。
タオルを濡らし過ぎると逆に滑りやすくなって開けずらくなります。
また、タオルを温めすぎると火傷のおそれがあるので注意しましょう。
輪ゴムを蓋に巻いて開ける
輪ゴムを蓋に巻くことで、滑り止めの効果があり力が入れやすくなります。
出来れば太い輪ゴムが良いですが、細いゴムしかない場合は数本用意して巻いてみましょう。
<開け方>
- 瓶の蓋に輪ゴムを巻き付ける。
- 太いゴムが無い場合は、細いゴムを数本用意して巻く。
- ゴムを巻き付けた蓋をしっかりと持って回し開けます。
身近にあるものなので、準備に困りませんね!
ゴム手袋や軍手を使って開ける
輪ゴム同様、滑り止めの効果があるゴム手袋や軍手を使う方法です。
ゴム手袋や軍手をはめた方が、開けやすいという意見もよく聞かれます。
<開け方>
- 手にゴム手袋や軍手をはめる(清潔な物を使いましょう)。
- 瓶と蓋をしっかりと握ってひねって開けましょう。
- 「腕全体の力を使う」など他の方法と併用するのもオススメです。
軍手を使う時は、手のひら側にブツブツした滑り止めがついたタイプがおすすめです。
鍋で温めて開ける
鍋でお湯を沸かして、そこで瓶の蓋を温めて開ける方法です。
瓶と蓋の隙間に中身が付着して固まってしまった時などにおすすめの方法です。
<開け方>
- 鍋に水を入れて沸かす。
- 沸かしたお湯に、瓶を逆さまにして蓋の部分をお湯に浸す。
- 少し温まったら取り出して、タオルなどを使って蓋を開ける。
この方法は瓶の中身も温まってしまうので、生ものなどが入った瓶詰には向きません。
瓶の中身も考えて使いましょう。
蓋は金属製が多いので、温めすぎると火傷のおそれがありますので注意しましょう。
熱くなりすぎることで、逆に開かなくなってしまう場合もありますので、やりすぎないように注意しましょう。
スプーン・フォークなどを使って開ける
スプーン・フォークなど、先端が薄くて頑丈な物を使って蓋を開ける方法です。
バターナイフやマイナスドライバも使えますよ。
<開け方>
- 瓶と蓋の隙間に、スプーンやフォークなど先が薄くて頑丈な物を差し込む。
- 差し込みすぎて蓋が変形しないように気を付けましょう。
- 隙間に入ったら、蓋を開けてみましょう。
この方法は無理はいけません。
開かないからといって何度も隙間にスプーンを差し込んだり、力を入れ過ぎると瓶の方が割れてしまう可能性があります。
ケガをしてしまうおそれがありますので、無理をしないように気を付けましょう。
蓋の周りを叩いて開ける
道具を使わない方法でもご紹介していますが、テーブルなどに叩きつけるのに抵抗がある場合にはこちらがオススメです。
叩くものは、スプーンやすりこぎなど固い物にしましょう。
<開け方>
- 叩く時に間違って指などに当たらないように瓶本体をしっかりと持ちます。
- スプーンやすりこぎを使って蓋をトントンと叩きます。
- 瓶を回しながら蓋の周囲を一周しながら叩いてから開けてみましょう。
固いもので蓋を叩く時、力を入れ過ぎると蓋が変形してしまい逆に開かなくなってしまうことがあるので、注意してください。
また、この方法は蓋が少し変形することで隙間が出来て開けやすくなります。
その後、同じ蓋が使えなくなってしまう場合があるので代替えの瓶や容器を用意してから行ってくださいね。
ガムテープを巻いて開ける
ガムテープを使ってどうやって開けるの?と思うかもしれませんが、これが意外と女性やお子さんでも簡単に開けられる方法なんです。
手が滑る・握力が無いという場合にオススメですよ。
<開け方>
- 瓶の蓋に沿うようにガムテープを巻いていく。
- 完全に巻ききらず、貼らない部分を少しだけ残します。
- ガムテープが貼れている部分と立ち上がっている部分になればOK
- 立ち上がっているガムテープを持ち手にします。
- 瓶の本体をしっかりと持ち、ガムテープで作った持ち手部分を引っ張って開けます。
ガムテープを使うと摩擦力が上がり、開けやすくなります。
ガムテープは布タイプを使うと頑丈ですし、貼りやすいのでおススメです。
蓋に小さな穴をあけて開ける
瓶が冷えて内部の気圧が下がると、圧力の高い外の空気に蓋が押されてしまい開けにくくなってしまいます。
瓶詰の中身が冷えた物で、すぐに開けたい場合は蓋に小さな穴を空けることで圧力が解消され開けやすくなります。
<開け方>
- キリやアイスピックなど先端が尖っている物を用意します。
- キリやアイスピックなどを使い、瓶の蓋に小さな穴を空けます。
- 穴を空けたら固いもので蓋の周りを叩き、瓶の中の空気を抜き蓋を開けます。
この方法も、蓋をふたたび使う事が出来なくなるので、代わりの瓶か容器を用意してから行ってください。
キャップオープナーを使って開ける
今まで紹介した方法で開けるのがめんどうだ!っという人にお勧めなのが「キャップオープナー」という便利なグッズです。
100均でも売っているそうです。
台所用品や介護用品の売り場を探すといいでしょう。
これが一つあれば、これから「瓶の蓋が開かな~い!!」なんてイライラすることも無くなるかもしれませんね。
さいごに
今回は瓶の蓋が開かない時の裏技を、道具なしで4つ・道具ありで9つの計13個の裏技をご紹介しました。
道具を使わない方法と使う方法など色々とありますが、一つずつ試すのも良いですが合わせて試すこともできそうですね。
これだけの方法があるのに、今まで瓶の蓋を開けるのに悩まされていたなんて!!なんて悔しい気持ちになったのはドドヨだけでしょうか?(笑)
最後に、ドドヨおすすめの合わせ技をご紹介して終わりにします。
- 瓶の蓋を温める
- 蓋にゴムを巻き付けて、ゴム手袋をはめる
- 腕全体の力を使って蓋を開ける
ご紹介した方法を合体しただけですが、意外と効果ありましたよ!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。