季節・行事

十五夜とは?子どもに由来やお供え物について簡単に説明する方法

暑い夏が終わるとだんだん秋めいてきて、日本の季節を一段を感じる時期になりますよね。

お子さんは夏休みが終わり、保育園や幼稚園・小学校でも秋の行事として「十五夜のお月見」について教わることがあるはずです。

十五夜ってなぁに?どうしてお団子を食べるの?

こんな風にお子さんに聞かれた時、あなたはお子さんに説明できるでしょうか?

大人だけだと十五夜のお供えとか月見とかなかなかしないものですよね。

お子さんがいると保育園や幼稚園・学校の先生から教えてもらったことで、家族にも色々と質問してくることがあるでしょう。

そこで今回は簡単にお子さんに説明できるよう、十五夜の由来やお供え物などについてご紹介します。

十五夜について

十五夜といえば「満月を眺めながらすすきを飾りお団子を食べる」というのが日本の風習になっていますよね。

しかし、大人でも十五夜の由来について知らない人が多いそうです。

まずは十五夜についての由来を知って、お子さんにも教えてあげられるようにしましょう。

十五夜の由来

現代では太陽の公転を基準にした「グレゴリオ暦」が使われていますが、旧暦を使用していた時代では、太陽ではなく「月の満ち欠け」を基準にして農耕作業をしていました。

満月=欠けない・まん丸」は豊作の象徴であったため、1年の中で最も月が美しく見える十五夜は、豊穣を祈る重要な日とされていました。

この時期の秋の空は空気が澄んでいることから、1年の中で一番綺麗な満月が見れるんですね。

子どもに説明するなら

月に感謝をする
農作業は日が沈んで暗くなっても終わらないことがあったんだって。

昔は電気がない時代だから、お月さまが空から照らしてくれる光で手元が明るくなって作業しやすかったのよ。

豊作をお願いし、収穫の感謝をする
昔の人はお米の収穫がとても大切だったんだよ。

お米がたくさんできますように。とお願いをして無事にたくさん収穫できたことを感謝していたのよ。

「十五夜」という言葉の説明

月は満ち欠けを繰り返しながら新月から満月になるまで、おおよそ15日間かかります。

このことから「十五夜」と呼ばれるようになったのです。

したがって、十五夜は年に12回あるということになります。

先ほどもご紹介したとおり、秋の十五夜は月が綺麗に見えて1年の中でも特別な日なのです。

子どもに説明するなら

お月さまは満月になるのに15日かかるんだよ。

だから「15日の夜で十五夜」と言うんだね。

秋の十五夜は月がとってもきれいに見えるから特別で、ご先祖さまたちは「たくさんの美味しいお米やお野菜をいつもありがとうございます」とお月さまに感謝していたんだよ。

十五夜のお供え物について

十五夜のお月見には「すすきとお団子」が定番となっていますよね。

毎年スーパーなどでは、十五夜が近づくとお団子が特設で売られているのを目にする人も多いでしょう。

江戸時代では十五夜に「収穫祭」をする風習が広まっていったそうで、現在でもお寺では「満月法会」という豊作願いと月への供物をお供えする行事が行わているそうです。

ここでは、十五夜のお供えの定番である「すすき」と「お団子」を飾る意味をご紹介します。

十五夜のお供え:すすき

十五夜のお月見にはすすきを飾るイメージは子供のころからありますよね。

だけど、なぜすすきを飾るのでしょうか?

正直、すすきは見た目が地味ですし、花を飾る方が綺麗だと思うんですよね。

しかし、すすきを飾るのにはちゃんとした意味が存在するのです。

すすきは、その見た目から「稲穂の代用」だったそうです。

十五夜の時期は稲穂が実る前になるので、すすきを稲穂に見立てて飾ったとされています。

また、すすきの鋭い切り口は「魔除け」になると考えられていました。

悪霊や災いから収穫物や農作業をする人たちを守り、翌年の豊作を願ってすすきが飾られたとされています。

子どもに説明するなら

すすきは稲穂の代わりに飾るんだよ。

すすきは悪いことから作物や人を守ってくれる役割があるから、たくさん美味しい物を収穫させてね。健康でいさせてね。とお願いするために飾るのよ。

十五夜のお供え:お月見団子

十五夜のお月見に欠かせないものである「お月見団子」。

お月見団子は、その見た目や名前の通り「丸い月」を表しているそうです。

昔は十五夜の時期に収穫した里芋などをお供えしていたそうですが、稲作が盛んになってからは米粉を使ったお団子もお供えするようになったそうです。

十五夜は「芋名月」とも呼ばれているため、里芋やサツマイモなどの芋類をお供えする地域があります。

十五夜のお月見には、白い団子をピラミッドの様に積み上げてお供えしますよね。

これにも意味があるそうで、山の先端は霊界に通じており月に感謝の気持ちを伝えるためだそうです。

お月見団子をお供えする数は、地域によって違いがあるようです。

  • 十五夜に合わせた15個
  • 満月の回数分に合わせた12個(うるう年は13個)
  • 十五の十を略して5個

 

子どもに説明するなら

昔はお団子じゃなくて、十五夜の時期に収穫したお芋をお供えしたんだよ。

でも、お米がたくさんとれるようになってからはお米からお団子を作るようになったんだって。

お団子を山のように積むのは、お団子の頂上からお空がつながっていてお月さまに感謝の気持ちを伝えるためなのよ。

お月見団子は小さなお子さんと一緒でも簡単に作れます。

お湯を使う時があるので、そこは大人が注意して交代したりしましょう。

さいごに

今回は、十五夜についてお子さんにも説明できるように優しく解説してみましたがいかがでしたか?

十五夜のお月見は古くからの風習ですが、毎年ちゃんとお月見のお供えをして月を眺めるか?と言われるとそうではない人が多いかもしれません。

もし、お子さんに十五夜ってなに?お月見って何をするの?と聞かれた時は、この記事を参考にしてお子さんとお月見を楽しんでくれたら嬉しいですね。

最後に、十五夜のお月見とお供えについてポイントをおさえておきたいと思います。

十五夜のお月見とお供えを説明するポイント
  • 「十五夜」は1年の中で一番キレイに満月が見られる日だからお月見する。秋には美味しいお芋やお米がたくさんとれるから、それをお供えしてお月さまにお礼をする。
  • すすきを飾るのは悪いことから作物や人を守ってくれる役割があるから。
    農家の人や農作業を守ってください。とお願いするため。
  • お月見団子はお芋やお米から作って、たくさん収穫できました。ありがとうございます。と感謝を伝えるために、山型にお供えする。
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