季節・行事

文化祭でタピオカ!安全な保存方法は?仕入先は?容器はどうする?

大ブームのタピオカを学校の文化祭・学園祭で出店したい!

そんな方におすすめの情報をご紹介します。

ドドヨが高校生の時には出店する食べ物に対して、あまり規制はありませんでした。

しかし、現代は食中毒や異物混入問題があり、文化祭や学園祭で出す飲食物にもさまざまな規制などがあります。

そのせいでお悩みの学生さんも多い事でしょう。

学園祭や文化祭で飲食物を出店する場合には、各自治体の保健所へ届け出が必要なのだそうです。

それぞれの自治体によりますが、人気になっているタピオカにもある程度の規制があるようです。

このような保健所からの「きまり」を守ることが大切ですが、買ってくれるお客様にちゃんとした物を提供するのは当たり前のことです。

楽しい文化祭・学園祭の思い出を作るためにも、安全で清潔な保存方法の仕方をしっかりとチェックしてくださいね!

タピオカ出店!準備する物は?

クラスやサークルでタピオカ屋さんを出店する時、まず何を用意したらいいのか?

楽しい思い出に準備は欠かせませんよ!

準備不足で慌てたり、メンバーと喧嘩になってしまった・・・。なんてことの無いように、万全にしたいですね!

文化祭・学園祭でタピオカ店を開くために準備しておくものをご紹介していきますよ。

タピオカ

当たり前ですが、これが無いと始まりませんね!

タピオカには、いくつか種類がありそれぞれ作り方も異なります。

  • 生タピオカ
  • 乾燥タイプタピオカ
  • 冷凍保存タピオカ
  • 常温保存タピオカ

この中でも、作るのが簡単なのは「冷凍保存タピオカ」・「常温保存タピオカ」です。

特に冷凍保存タイプのタピオカは、茹でる時間が短い(解凍のみのタイプ)物はかなり楽です。

また、すでにシロップなどで味付けしてあるタピオカを冷凍しているタイプなら解凍後にすぐに使えるので、衛生的でもあります。

常温保存タイプのタピオカは、仕入れ時は冷凍されていますが、真空パックになっているのでパックごとお湯で解凍して冷水で冷やせば常温保存しておけるのが良い点です。

シロップ

茹でたり解凍した後などに、タピオカをシロップに漬ける時に使用します。

白糖と水で作っても良いですが、黒糖を使うとブラックタピオカの味に近づけることができますよ。

他の味付けをしたい場合は、タピオカを通信販売で扱っている業者にストロベリー・抹茶・ピーチ・マンゴーなどのシロップが売られているので、探してみるのもいいかもしれませんね。

ドリンク

定番のミルクティーをはじめ、無糖ストレートティー・カルピス・サイダー・ヨーグルトドリンクなどなど、様々なドリンクで楽しめますよね。

あまり多くのドリンクを用意すると大変かもしれないので、お店のような豊富なドリンクは学校祭や文化祭には必要ないでしょう。

定番のミルクティーを多めにして、あとは味付けするタピオカにマッチするドリンクを2・3種類用意すれば、準備も提供の時も大変な思いをしなくていいかもしれませんね!

専用カップ・フタ・ストロー

タピオカドリンクを提供する時に、専用のカップ・フタ・ストローは必須です。

特にストローはタピオカ用の物を使用しなければいけません。

最近では100円ショップでもフタ付きのクリアカップやタピオカ用のストローが売られています。

あまりの売れ行きの良さに品薄なお店も多いそうなので、文化祭・学園祭でタピオカのお店を出すと決まったら、早めに探した方が良いかもしれませんね。

鍋・IHヒーター・ガスコンロ

タピオカを茹でる・解凍する場合にはお湯が必要となります。

そのためのお湯を沸かすお鍋・お湯を沸かすIHヒーターかガスコンロが必要になります。

学校や使う施設の指示に従い、電気のIHヒーターかガスコンロが使えるのか確認して用意しましょう。

IHヒーターを使用する場合は、IH対応の鍋を準備しておきましょう!

ストレーナー・ボウルなど

ストレーナーは茹でたり解凍するためにお湯に入れたタピオカを取り出す時に使う網です。

取り出した後は、湯切りのザルとしても使う事ができます。

また、茹でたタピオカを水洗いしたり、解凍したタピオカを冷やす時にボウルも使います。

タピオカをシロップに漬け込む時にもボウルが使えますが、別でタッパーを用意しておくのもいいでしょう。

たくさんのお客さんに対応するためには流れ作業が効率的です。

茹でor解凍したタピオカをストレーナー(網)ですくい湯切りしたり、そのまま氷水が入ったボウルに入れて洗う。

ボウルで水洗いしたり冷やした後、ストレーナーで水切りしてシロップが入ったタッパーに移して漬け込む

こういった流れ作業が出来るようにしておくと役割分担もできて効率的ですね。

穴あきお玉

シロップに漬けたタピオカをすくってカップに入れる時には、穴あきお玉が使いやすいです。

スプーンや穴の開いていないお玉でも代用ができますが、シロップも一緒にすくってしまうので、シロップの減りが早くなってしまいます。

ビニール手袋をはめて掴み取る方法もありますが、入れる量にバラつきが出たり衛生面でもあまりおすすめできません。

氷・水

タピオカを提供する時に、必須なのが氷です。

タピオカを茹でたり解凍したタピオカは冷水で洗ったとしても多少の熱が残ります。

そのままだと、ぬるいタピオカドリンクを提供することになってしまうので、氷も一緒に入れてあげましょう。

また、水はタピオカを洗う時や氷水で冷やす時に必要になります。

出店テントで使用する場合はいちいち水を取りに行くのが面倒だから。と前日から大量に用意することも考えるかもしれません。

水は意外と腐りやすいので、必ず使用する直前に準備しましょう。

ある程度のストックならOKですが、あまり長い時間放置しないようにこまめに用意するようにしましょうね。

クーラーボックス・保冷剤

氷を使うなら、クーラーボックスは必ず必要になります。

それ以外にも、ドリンクやお水のストックをしておくのにも役立ちますので、ある程度の大きさの物を用意できるといいですね。

ドリンクや氷の量によってクーラーボックスの個数を決めましょう。

クーラーボックスが足りない・用意できない場合は、大きい発泡スチロールのケースも役立ちますが、必ず保冷剤や氷を入れておきましょう。

これはクーラーボックスを使用する場合も同じです。

コインケース・釣銭

つり銭は、最初から用意しておくと慌てずにすみます。

「お客さんが来てくれれば小銭も増えるでしょ」なんて思ってる時に限って、最初からつり銭が必要なお客さんが次々と・・・なんてこともあるかもしれません。

販売する金額にもよりますが、500円・100円は必須です。

お札で支払う人もいるかもしれないので、5,000円札や1,000円札もある程度用意しておくと安心ですね。

あまりつり銭の種類を増やしたくないなら、販売する金額を百円台(200円とか300円)に設定すると10円硬貨以下が必要なくなります。

つり銭をスムーズに出し入れしたり、後で集計する時にはコインケースがあると便利ですよ。

コインケースは100円ショップでも売られていますよ。

その他

それ以外は、お店の飾りつけや宣伝用のチラシ・のぼり・ポップなどがあると華やかでよく目立ちますよね。

タピオカドリンクの種類が複数ある場合は、メニューと金額を書いたメニュー表もあると見やすくていいですよ。

お店の飾りつけやポップ・メニュー表などは手作りすると、オリジナリティが出るので作る時から楽しめそうですね。

水や氷を扱うので、台拭きや手拭きなども用意しておきましょう。

台などが濡れたりすると不衛生になり、菌も寄り付きやすい環境になるので注意しましょうね。

安全な保存方法

最近では学園祭や文化祭で飲食を扱う場合、保健所への届け出が必要になる場合が多いです。

一番大切なのは、保健所からの指導をしっかりと守ることです。

万が一、食中毒を出したりすれば学校が責任を取るだけでなく、以降の文化祭や学園祭で飲食を扱うことが出来なくなることも考えられます。

最高の思い出になるはずの文化祭や学園祭が、最悪の思い出になってしまった。なんてことにもなりまねません。

自治体によってはタピオカドリンクの販売はOKだけど、水で洗ったり温かい物を冷やす行為が禁止というところもあります。

あらかじめ保健所に、出店でタピオカドリンクを販売することを相談してみるのも良いでしょう。

禁止されていることはしてはいけないので、それによって用意するタピオカの種類も変わってきますよ。

解凍するだけで使えるタピオカや、真空パックに入っているタピオカをそのまま使うなど、事前に方法を選び、その上で仕入れるタピオカを探してみましょう!

安全な保存方法は「清潔に保つこと」です。

茹でたり解凍する時に使用する鍋、洗う時や冷却する時のボウル、シロップ漬けの容器
販売する時のカップやストローなどは必ず清潔に保ちましょう。

面倒でも、汚れたら洗って使うようにしてください。

そして、何よりも販売するスタッフの手も清潔にしましょうね。

さいごに

今回は文化祭や学校祭でタピオカドリンクを出す時に必要なことなどをご紹介させていただきました。

安全な保存方法は「衛生面に気を付けて、常に清潔を保つ」ことです。

人の口に入る物なので当たり前なことですが、忙しくなると色んなことがおろそかになってしまいがち。

出店内の調理スペースや提供する時に使用する台などが汚れたりもします。

人手が足りないからといって、つり銭を扱う人が調理をするのは絶対にやめましょう!

自分がもしこのお店でタピオカドリンクを買うとしたら。ということを考えれば、責任を持ってお客様に提供しなければいけないことが分かるはずです。

また、タピオカドリンクを提供する場合は「タピオカが命」といってもいいでしょう。

最近では、学園祭や文化祭などの出店でも扱いやすいタピオカドリンクのセットや業務用スーパーには取り扱いが簡単なタピオカもあります。

あなたの学校や保健所で禁止されていることをしっかりと把握して、それにあったタピオカを選んでみてくださいね。