ふるさと納税の返礼品のほとんどは配送日指定ができない。というのはご存知でしょうか?
通販ショップとは異なり、返礼品の品物を提供しているのはそれぞれの自治体に協力している事業者(店舗や会社)です。
多くの事業者は通常は店舗運営として来客応対や自社の通販サイトの商品管理などをしている中でふるさと納税の返礼品も取り扱っています。
配送だけ専門でやっているわけではないので、通販のようにスムーズに対応が出来ないのが実情なのです。
それでも一般的にふるさと納税の返礼品は1週間~1ヶ月くらいで届くことがほとんどです。
配送日が指定できないふるさと納税の返礼品ですが、実は配送希望日近くに返礼品を届けてもらえる裏ワザがあるのです。
今日は返礼品を希望の日付近に届けてもらう方法をご紹介します。
目次
返礼品を希望日付近に届けてもらう裏ワザ
ふるさと納税の寄附サイトの配送期日や注意事項に「配送日指定は受付けておりません。」と書いてあるのを目にしたことはありませんか?
返礼品や自治体によっては配送日希望日を受付けてくれるところもあるそうですが、多くの自治体では配送希望日の受付はしていません。
それでも希望日付近で届けてもらう裏技があるのでご紹介します。
不在日を活用する方法
ふるさと納税の寄附サイトで返礼品を申し込む時に、寄附者情報などを登録しますが、その際に「備考欄」や「メモ欄」を入力する箇所があります。
不在日があり返礼品を受け取れない日がある時はこの「備考」や「メモ」に入力すると対応してくれる場合があります。
例えば配送期日が「8月から発送開始」という返礼品があり、9月に入ってから受け取りたい場合、寄附者情報登録の備考欄・メモ欄に次のように入力してみましょう。
「8月は不在日が多く受け取れないので、9月に配送していただけると助かります」
返礼品を発送する作業を行う場合、このような不在日を知らせる備考欄・メモ欄が無いかチェックしていることが多いため不在日を入力しておくと、不在日開けに発送するように調整してくれることがほとんどです。
果物などの日持ちしない返礼品の場合は特に気を付けてくれます。
ただし、ピンポイントで日付指定できないので9月下旬に配送してほしい時には「9月中旬まで不在日が多いため、9月下旬頃に配送していただけると助かります」などおおよその日程で不在日を入力することをおすすめします。
配送会社へ日付指定を依頼する方法
数日間の変更なら配送会社へ手続きすれば日付や時間の指定も可能です。
ただし返礼品が発送されてからの変更となるので注意してください。
日付指定で荷物を受け取る場合、各配送会社で条件が異なるので以下を参考にしてください。
ヤマト運輸
ヤマト運輸には「クロネコメンバーズ」に登録すると荷物の発送や受取に便利なサービスが受けられます。
クロネコメンバーズに登録しなくても荷物の伝票番号が分れば受取日変更も可能です。
ただし「荷物の送り状番号(伝票番号)」が分かっていることが条件となります。
ヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」についてはコチラから
佐川急便
佐川急便では「スマートクラブ」というサービスがあります。
自分の都合に合わせて配達日や受取場所の変更ができるだけでなく、配達日が分ったり再配達の依頼が簡単にできます。
佐川急便の「スマートクラブ」についてはコチラから
配送先を受け取れる住所に変更する
特に季節物の野菜や果物などの受け取れる期間が限られている物は、その期間を逃すと別返礼品への変更や、来年の発送期限まで待たなくてはいけなくなるなどの対応をしなくてはいけないケースもあります。
「8月は出張で不在しているから受取れない」しかし自治体からは「8月までの発送なので何とか受け取っていただかないと」と・・・。
このようにどちらも譲れない状況になった時は、受取り可能な配送先に住所を変更するのも一つの方法です。
自分が受け取れなくても無駄になるよりマシなので、実家や単身赴任の人は家族が住む住所に変える。というケースも多いそうです
また仕事が忙しくて受取れない人は職場住所に変更したり、対応が可能なら出張先住所に変える人も少なくありません。
さいごに
ふるさと納税の返礼品は通常の通販などとは異なり、日付や配送時間・曜日などに対応していないことがほとんどです。
今回ご紹介したように、不在日があれば無理に送ってくることも少なく、その不在日に自治体側が対応できない場合でも、連絡をもらえることが多いです。
選んだ返礼品が日付指定できるのか?寄附申込してからどのくらいで発送されるのか?などは返礼品が掲載されてるページに記載されているので、しっかりと確認することが大事ですよ!
中には「いかなる場合でも、再送は致しません。」という厳しい条件の返礼品もあります。
返礼品を選ぶ際、配送期間が決まっている物には受け取れる期間内であることに注意し、万が一 急なスケジュールで受け取れなくなった場合は、自治体やその自治体のお問合せセンターなどに相談することをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。