春に近づくにつれて花粉症の症状が出始めますよね。
花粉症には人により反応する花粉の種類が違いますが、特に多くの人が悩まされる代表的なスギ花粉は、春に限らず1年中飛散しているそうです。
花粉症と言えば、目がかゆくなり鼻水やくしゃみが止まらないという症状だけでなく、肌が荒れたりかゆみが出る場合もあります。
花粉症の時期になったらどのように予防対策していますか?
外出時にはマスクやメガネをかけたり、帰宅時には衣類に付着した花粉を落として家に入る。
また、通院し治療薬を使う人もいるでしょう。
「食事での花粉対策」というのは試したことはありますか?
今回はごぼうが花粉症対策の一助になるというお話です。
花粉症対策には何が大事?
「花粉症対策」と聞いて何を思い浮かべますか?
外出人はマスクして、花粉飛散時期は窓を開けないなど、いかに花粉を近づけないか!ということを思い浮かべる方が多いと思います。
これも間違ってはいなく大切な対策方法です。
しかし、完全に花粉をシャットアウトすることは難しいですよね?
大事なのは身体を守るバリアを高めることです。
花粉に限ったことではありませんが、外敵から身体を守るエネルギーが不足すると、症状が出やすいのです。
特に肺や胃腸が弱っている人には症状が出やすく、悪化しやすいそうです。
目にかゆみが出たり、肌が荒れてしまった時は炎症が起きているということになります。
花粉症対策には、まずは花粉を寄せ付けないことも一つの方法ですが、身体を守るバリアを高めることも同じくらい大事なのです。
では、身体を守るバリアを高めるためにはどうしたら良いのでしょうか?
次は、身体を守るバリアエネルギーを高めるためにおすすめな食材である、ごぼうについてご紹介します。
ごぼうで花粉症対策
身体を守るバリアを高めるためには、胃腸の働きを整えることが大切だと言われています。
ごぼうには胃腸を整えながら炎症を抑える力があるのです。
目や肌のかゆみ・荒れなのど炎症にもごぼうが有効なのだそうです。
中国では古くからごぼうは生薬として使用されています。
【ごぼうの効果】
胃腸の働きを整える・消炎作用・痰や咳を鎮める・便秘解消
胃腸の働きが良くなると、花粉症の症状を抑え炎症が出ずらくなります。
また、症状が出てしまった場合には消炎作用で助けてくれるんですね。
ごぼうを使ったおすすめメニュー
ごぼうの中でも比較的簡単なメニューと言えば「きんぴらごぼう」ですね。
お惣菜として簡単に手に入れることが出来ますし、自分で作る場合も簡単ですよね。
ここではごぼうを使ったおすすめのメニューレシピをご紹介します。
めんつゆで作る超簡単きんぴらごぼう
調味料はめんつゆだけなので、超簡単に作れるお手軽きんぴらごぼうです!
【材料】
- ごぼう・・・1本
- ニンジン・・・1/2本
- めんつゆ・・・大さじ3
(三倍濃縮) - 白ごま・・・大さじ1
- ごま油・・・適宜
【作り方】
- ごぼうの皮を削いで細めの乱切りにしたら水にさらしておき、ニンジンは細切りにします。
- フライパンにごま油を入れ、中火でごぼうとニンジンを加え油を絡めます。
- めんつゆを加えて蓋をしたら弱火にし、5分ほど蒸し焼きにします。
- 5分経ったら蓋を開け、汁気が飛ぶまで火にかけます。
- 最後に白ごまを振りかけて炒めたら完成です。
ごぼうと豆乳のポタージュスープ
豆乳には代謝を上げる効果があるので、肌荒れしてしまった時にはとてもピッタリな食材です。
【材料】
- ごぼう・・・1本
- 玉ねぎ・・・1個
- ベーコン・・・お好みで
- しめじ・・・好みで
- 水・・・適量
- 無調整豆乳・・・200ml
- コンソメ顆粒・・・適量
- 酒・・・少々
- 塩 コショウ・・・少々
【作り方】
- ごぼうは薄切り、玉ねぎは粗みじん切りにし鍋に入れる。
- ①が浸るくらいの水・コンソメ・酒・塩を加えてごぼうが柔らかくなるまで煮る。
- ②を冷ましてミキサーで液状にする。
- ③を鍋に戻し豆乳を入れて弱火にかけます。
この時お好みでベーコンやしめじを入れる。 - 焦げやすいので鍋底からよくかき混ぜながら温めます。
- ベーコンとしめじに日が通ったら味見をし、コンソメや塩コショウで味を調えて完成です。
さいごに
今回は花粉症の対策に効果的だと言われている「ごぼう」についてご紹介しました。
普段からしている花粉症対策のマスクやメガネ、花粉を家に入れない事などなどの対策にプラスして、ごぼうを積極的に食事に取り入れてみてください。
花粉症の症状を発症させずらくするためには、身体を守るバリアエネルギーを高めることが良いということです。
このバリアエネルギーを高めるには、胃腸の働きを整えることが効果的なのです。
ごぼうはこの胃腸を整える働き+消炎効果もあるので、花粉症の症状で目がかゆい・鼻水が止まらない・肌が荒れてしまった。という症状を抑える助けとなります。
ここでご紹介したごぼうを使ったレシピを参考にして、ぜひ積極的に食事に取り入れてみてください。
また、花粉症の時には脂っこい物・甘い物・冷たい物を避けるようにしましょう。
これらは胃腸に負担がかかり、花粉症の症状を悪化させてしまう場合があります。
今回ご紹介したことを普段の生活に取り入れてみて、辛い花粉の季節を乗り切っていきましょう!!