鬼滅の刃

鬼滅の刃 胡蝶しのぶ死因は?悲しい過去と最後は姉妹が関係?

優雅かつ凛とした雰囲気を持ち、洗練された独自の戦術「蟲の呼吸」を使う蟲柱の胡蝶しのぶ。

しのぶには元花柱 胡蝶カナエという姉がいましたが、上弦の鬼に殺されてしまいます。

カナエと共に鬼殺隊になったしのぶには悲しい過去と最後は両親や姉の仇のために自らも命を落とすことになります。

胡蝶しのぶは鬼滅の刃の中で強さと美しさを兼ね備えた魅力的で、常に笑顔を絶やさないキャラクターですが、昔は気が強い性格でした。

穏やかに見える裏では鬼に対する激しい憎しみ・怒りがあるのです。

そんな蟲柱 胡蝶しのぶの過去と最後には姉妹が関係しているので詳しく解説していきます。

蟲柱 胡蝶しのぶの過去

しのぶは両親と姉のカナエを暮らしており、両親は薬の調合の仕事をしていました。

薬学に詳しいしのぶは、両親の影響を受けていたのですね。

家族4人で幸せに暮らしていた胡蝶家を鬼が襲いますが、偶然にも岩柱 悲鳴嶼行冥に助けられます。

しかし、残念なことに両親は鬼によって殺されてしまうのです。

悲鳴嶼に助けられたしのぶと姉のカナエはある約束をするのです。

「鬼を倒そう 一体でも多く 二人で

   私たちと同じ思いを 他の人にはさせない。」

鬼滅の刃 17巻 第143話「怒り」より

そうして胡蝶姉妹は鬼殺隊に入隊し、姉のカナエは花の呼吸を使い花柱となります。

それから姉妹は鬼から人々を助けてきましたが、ある日 花柱 胡蝶カナエは上弦の弐 童磨に遭遇し戦いますが惨殺されてしまいます。

しのぶは両親・姉と自分以外の家族を鬼によって殺されてしまう。という辛い過去があるのです。

普段は穏やかで笑顔のしのぶですが、炭治郎に「怒ってますか?なんだかいつも怒ってる匂いがしていて ずっと笑顔だけど・・・」と言われます。

しのぶは最愛の姉を鬼に惨殺された時から、鬼に大切な人を奪われた人々の涙を見る度に、絶望の叫びを聞く度に、怒りが蓄積され続け膨らんでいったのです。

蟲柱 胡蝶しのぶの死因

鬼舞辻無惨との最終決戦で、鬼殺隊員は無限城という無惨の根城に落とされます。

そこでしのぶの前に現れたのが、姉カナエの仇である上弦の弐 童磨でした。

始めて対峙しますが、カナエが息を引き取る前に聞き出した鬼の特徴と童磨が合致したのです。

姉の形見である羽織を見せると、童磨はカナエのことを覚えていました。

藤の花から生成した毒を童磨に打ち込んでも分解されてしまうので、連撃でたいりょうの毒を打ち込みますが、その際に童磨の攻撃を受け鎖骨・肺・肋まで切られ重傷を負います。

失血や肺を斬られたことにより立ち上がれないしのぶの前に、姉カナエが声をかけます。

「関係ありません 立ちなさい 蟲柱 胡蝶しのぶ」

「倒すと決めたなら倒しなさい 勝つと決めたなら勝ちなさい」

「どんな犠牲を払っても勝つ 私とも カナヲとも約束したんでしょう」

「しのぶならちゃんとやれる 頑張って」

鬼滅の刃 16巻 第142話「蟲柱・胡蝶しのぶ」より

もちろんカナエは幻ではありましたが、しのぶは継子で妹のカナヲのこと今まで鬼によって殺されてしまった継子たち、そして家族を亡くし蝶屋敷で共に暮らす子たちを想い童磨に立ち向かっていきます。

立ち上がったしのぶを見て驚いている童磨に、鬼の急所である頚に毒を打ち込みます。

そんな決死の一撃でしたが童磨には効かず、童磨はしのぶの健闘を称えながら抱きしめます。

童磨の健闘を称える言葉は、ほめ言葉ではなくむしろしのぶを貶すような言葉。

童磨に「言い残すことはあるかい?」と言われたしのぶは、最期の言葉に「地獄に落ちろ」と残しました。

大切な家族や継子を奪われ、自らの力では仇の鬼の頚を斬ることも出来ない。
決死の思いで打ち込んだ毒も効かない・・・。

心の声をずっと発さず笑顔で過ごして来たしのぶの心底から鬼を憎んだ末の言葉ですよね。

そこに継子で妹の栗花落カナヲが駆けつけます。

カナヲの目の前でしのぶは童磨に押しつぶされ命を落としてしまいます。

そしてそれだけでなく、童磨はしのぶをそのまま自分の中に吸収したのです。

蟲柱 胡蝶しのぶの死因は「全身の骨を粉砕され、そのまま吸収されてしまった」というなんとも惨い最期となってしまったのです。

まとめ

今回は蟲柱 胡蝶しのぶの過去と死因についてご紹介しました。

しのぶには姉カナエや両親を鬼に殺されてしまうという悲しい過去があり、またそのしのぶも最期は鬼によって命を落としてしまいました。

カナエとしのぶの妹である栗花落カナヲが二人の仇を取っています。

実際に血は繋がっていませんが、本当の妹のように可愛がり、そして継子として立派な剣士に育て上げました。

胡蝶姉妹の強い覚悟と絆により、仇である上弦の弐 童磨を討ったのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。