時事ネタ

シトラスリボンの作り方!コロナ感染者への偏見を無くす運動とは?

「シトラスリボン運動」というのはご存知でしょうか?

新型コロナウイルス感染者への偏見・誹謗中傷を無くそうという運動です。

愛媛県の松山大学の研究者たちが提唱し、動き出している運動です。

感染者だけでなく、感染した人の家族やコロナウイルスの治療に携わっている医療従事者も含まれているそうです。

この「シトラスリボン運動」のシトラスリボンとはどんな意味が込められているのでしょうか?

また、シトラスリボンの作り方や運動の目的などご紹介していきます。

シトラスリボンの作り方

それでは、シトラスリボンの作り方をご説明します。

リボンを作る材料は好きな色の紐やリボンで良いですが、シトラス=柑橘系の色を使うとよいでしょう。

今回ドドヨが作ったシトラスリボンに使った紐やリボンは・・・

  1. アクリル毛糸
  2. ラッピング用リボン
  3. スエード調 手芸紐
  4. カラー紐

こちらの4種類を使用しました。

④のカラー紐が一番作りやすかったので、こちらで作り方をご紹介していきます。

好きな長さにカットしますが、最初は少し長めで作る方が簡単でした。
紐を半分に折り、左側の1/3くらいの所で写真のように輪を作ります。
次に輪を作った下側の紐を緑の丸で囲っている所のように輪を作り、紐を上の方に持っていきます。
上に持っていった紐を最初に作った輪の下を通します。
次は右半分の紐で白丸で囲ったように輪を作ったら、その延長線上の紐は緑の丸で囲ったように束ね、一番最初に作った輪の中を通します。
通した後は、3つ目の輪(緑の丸)を他の輪と大きさが合うように調整します。
右側の紐の先端を、先ほど通した輪(白丸)に通します。
この時3つ目の輪の大きさが変わらないように注意しましょう。
通したら左側に引っ張り出します。
引っ張てきた紐を1つ目の輪に通すのですが、輪の真ん中を通してから輪の右側の紐の下と、垂れている直線の紐の下に通します。
通してきた紐を折り返すように矢印の方へ通します。
通している途中経過はこのような感じ(緑の丸の中を通します)。
緑の丸で囲っている真ん中の結び目と3つの輪の大きさを調整しながら、結び目を締めていきます。
最後に紐の長さを合わせるようにカット(お好きな長さに)すれば、シトラスリボンの完成です。
今回は、紐やリボンだけでなくちょっとした飾りやループエンドも用意してみました。
今回作ったシトラスリボンにはループエンドを使ってみました。
他の紐でもいくつか作ってみました。
色んな種類の紐と装飾など使ってみました。

スラップ用の紐も着けたので、身の回りの物にも着けられそうですね。

ちなみに、材料は全て100円ショップです(笑)

シトラスリボン運動の目的とは?

シトラスリボン運動を提唱している、愛媛県の松山大学法学部の甲斐朋香准教授は「感染した人や医療従事者の方が地域に帰って来た時に、普段通りの生活に戻れないのは残念なこと。幅広くムードを共有してほしい」と話しています。

松山大学の研究者たちは、感染した後に治った人や医療従事者などが、地域で受け入れられやすい雰囲気や環境づくりを模索するため、会合を行ったそうです。

その会合にて「ただいま、おかえりって言いあえる地域」というコンセプトを掲げようとなり、その象徴となるのが「シトラスリボン」なのだそうです。

なぜシトラスカラーなのか?

それは、愛媛県は柑橘植物や果物が盛んです。それにちなんだシトラスカラー(黄緑色)を選んだのだそうです。

リボンには3つの輪が特徴的ですが、これは❝地域・家庭・職場や学校❞という3つの場所を輪で結ぶという意味が込められています。

コロナウイルス感染拡大の阻止や経済対策も大事です。

もう一つ忘れてはならないこととして「たとえウイルスに感染してしまっても、地域の中で笑顔の暮らしを取り戻せるということの大切さです。」という目的です。

さいごに

今回は、新型コロナウイルスに感染した人や医療従事者など、またその家族に対する偏見を無くす運動「シトラスリボン運動」についてご紹介しました。

コロナウィルスに感染して回復された方や、懸命に治療をしている方、そしてその人たちを支えているご家族やご友人の方々。

今、そういった人々へ偏見や差別するような言動が問題となっています。

私たちが警戒すべき相手は、人ではなくウイルスです。

感染してしまった方や医療従事者が、地域に帰ってきた時に普段通りの生活が出来ないのはとても残念なことです。

私はこのシトラスリボン運動にとても共感しました。

ぜひ、この記事を読んで共感したり賛同してくれた方は、シトラスリボンを作って身につけてみたり、何らかのアクションをして広めていただけると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。