梅雨が明ける6月下旬から気温が高くなり、夏が本格的にやってきます。
夏になれば海水浴やマリンスポーツなどの海レジャー!
海レジャーは海開きにならないとできないのかな?
そもそも海開きって?全国の海開きはいつ頃なんだろう?
海開きの前に海で泳いじゃダメなのかな?
などの疑問が湧いてしまいました。
今日は、皆さんも待ち遠しいであろう「海開き」について書いてみました。
海開きとは?
海開き(うみびらき)は、各年において海水浴場を開設すること、及び、その日である。また、開設の日に行われる行事も海開きと呼ばれる。海びらき、浜開きとも。
出典:wikipediaより引用
上記にあるように「海水浴場を開設すること」が海開きということですが、海開きをするにあたって、準備していることがあるそうです。
<海開きの準備>
- 監視員やライフセーバーの配置
- サメ防護ネットの設置
- クラゲ帽子ネットの設置
- オイルフェンスの設置
- 砂浜や海の清掃(ゴミ・ガラス破片・流木など)
- 駐車場開設
- シャワー・トイレの開設
- 更衣室の開設
- 海の家の売店や飲食店の営業準備
このように海開き後に海水浴客を迎える準備を行うそうです。
そして、シーズン中の繁盛や安全を祈願するための安全祈願を執り行う所もあるようです。
更には、こんな準備もしているそうです。
<海開き前には水質調査>
海開き前に各自治体では「水質調査」を必ず行っています。
調査対象は「ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、化学的酸素要求量(COD)、透明度」
判定区分は「水質AA」、「水質A」、「水質B」、「水質C」、「不適」に分けられ、水質AA~Aは適している、水質B~Cは可、不適に該当する場合は海開きができないことになります。
参考:環境省HPを参考
海開き前に海で泳ぐのはダメなの?
海開き前に泳ぐことはできますが、何かあっても全て自己責任となります。
今までご紹介したとおり、海開き前には様々な準備や水質調査を行っています。
これは、海水浴場利用者が安全に海に入れるように行われているのです。
それらを行うまでは利用者の安全保障は出来ないということです。
万が一、海で事故が起きたりケガをしても助けてくれるライフセーバーはいません。
それに、水質に問題があり遊泳者に後々健康被害が出ても自己責任となってしまうのです。
海開き前に海で泳ぐことはダメ。ではありませんが、思わぬ事故などに繋がる恐れもありますので、安心して海を楽しみたいなら海開き後にしましょうね。
また、遊泳禁止区域(元々の場合と気象状況でなる場合も)での遊泳はダメです。
当たり前のことですが、遊泳禁止区域で事故を起こしたというニュースは夏場によく目立ちます。
海で楽しい思い出を作るためにも、ルールは守りましょうね!
日本全国の海開き時期は?
海開きの日程は全国統一ではないのです。
当たり前ですよね。日本全国で気候が違うのですから。
およそではありますが、全国の海開き時期をご紹介しましょう!
- 北海道 7月上旬~下旬
- 東 北 7月上旬~下旬
- 関 東 6月下旬~7月上旬
- 関 西 6月下旬~7月上旬
- 中 国 6月下旬~7月上旬
- 四 国 6月下旬~7月上旬
- 九 州 6月下旬~7月上旬
- 沖 縄 3月上旬~4月下旬
海開きの時期で全国的に多いのは、やはり梅雨明けの6月下旬頃の蒸し暑くなる時期ですね。
沖縄は3月上旬~4月下旬と幅が広いですね。
年間を通して暖かい気候である沖縄は、他の地域と比べても早い時期に海開きをするようです。
ちなみに、本州で一番早い海開きをする場所は、千葉県九十九里町の「片貝中央海岸」だそうで、4月中には海開きをするそうですよ。
海水浴の持ち物
海開きを待ちきれないあなたに、ちょっとでも海水浴の気分が味わえるかもしれません。
定番な物ではなく、あると便利な物やお子さん連れに役立つ物をご紹介するのでチェックしてみてくださいね!
便利なアイテム
◇ジップロック
スマホやデジカメなどを入れると防水ケースのように使えて便利です。
貴重品を離さず持ち歩きたい時は大きめのジップロックを使うといいですね。
◇圧縮袋
海水浴は意外と荷物が多いんです。そんな時には圧縮袋が役立ちますよ。
最近では旅行用圧縮袋もあるそうなので、チェックしてみて下さい。
◇保冷水筒
保冷バッグに飲み物を入れている間は冷たいですが、外に出すとペットボトルや缶はすぐにぬるくなります。
保冷水筒なら、ぬるくなりずらいので重宝しますよ!
◇絆創膏
海で遊んでいると知らない間に切り傷ができていたなんてことはよくあります。
誰か持ってくるだろうと思って、意外と無い!となることがあります。
◇羽織り物
日中は暑い海も、夜になると冷えることがあります。
水に浸かっていた身体は意外と冷えているのでパーカーなどあると便利ですよ。
お子さん連れの便利アイテム
◆水遊び用おむつ
水遊び用おむつは水の中でも膨らまないようにできていて、ずり落ちる心配がないそうです。
急にうんちをしてしまっても一先ずは安心できるでしょう。
◆簡易テント
砂浜は日陰が少ないので、特にお子さん連れには便利だと思います。
ご飯を食べたり、お昼寝させる時に重宝しますよね。
◆ラッシュガード
お子さんが着れば紫外線対策だけでなく、保温効果があるので長く海にいる時には便利です。
せっかく遊びに行ったのに、身体が冷えて体調が悪くなったら可哀想ですもんね。
◆マリンシューズ
子どもはよく走り回りますので、ビーチサンダルを履いてもすぐに脱げてしまって困る。という場合はマリンシューズがオススメです。
海開きについてのまとめ
海開きは、平均して梅雨明けの6月下旬~7月上旬ごろになります。
海開きをするためには、さまざまな準備を行うことも知りましたよね。
海水浴場の準備をするだけでなく、安全祈願もしているようです。
意外と知らなかったのは、水質調査をして入水しても大丈夫かという調査を行っていることです。
環境省が行う調査で、各自治体で必ず行っているのですね。
海開き前に海で泳ぐことは禁止ではないものの、何かあっても自己責任となります。
水質が悪かったり、事故があってもライフセーバーが居なかったりなど、海開き前には万が一の場合は自己責任となってしまうので、できれば海開きした後に海水浴を楽しむようにしましょう。
安全で快適に海で楽しめるように色々な準備や調査などが終わってから海開きされるということが分かりましたね。
色々な人のおかげで私たちは海水浴を楽しめていたのですね。
今日の、海開きについてご紹介したことで、これからも海・砂浜・海水浴の施設を綺麗に大切にしてくれたら嬉しいですね。