寒暖差が激しい時期~寒さの厳しい季節にかけて風邪をひく人も増えていきます。
寒い時期の風邪には頭痛が伴います。
それは外の冷たく強い風にあたり、身体が冷えることで風邪や頭痛がするそうです。
寒い日に外から家に帰ってくると、頭が痛い!なんていう経験はありませんか?
このような頭痛を起こさないためには、冷たい風にあたらないこと。なのですが、
仕事や買い物・お子さんの送り迎えなど、外に出ないなんて無理ですよね?
普段から身体を冷やさない生活を心掛ける必要があります。
しかし、日々の忙しさで体力が落ちたり疲れたりして、免疫力が弱っている時は、やはり風邪がひきやすいです。
この寒い時期には頭痛を伴う風邪をひきやすいのです。
そこで今回は、頭痛を伴う風邪の時に身体を温め頭痛を改善するネギを使ったスープをご紹介します。
合わせて、ネギが頭痛に効果的な理由などもご紹介させていただきます。
頭痛に効く!カラダ温まるネギを使ったスープ
今回ご紹介するネギを使ったスープは、飲むとみるみる身体が温まります。
発汗作用もあるので、ドンドン汗をかきます。
風邪をひいている時には、汗をかいたらこまめにタオルで拭いたり着替えたりしましょうね!
ネギ塩スープ
ネギと塩だけで作れる簡単なスープですが、他の調味料を加えてアレンジすることも出来る便利なレシピです。
【材料】
- ネギ・・・お好みの量
- 塩・・・少々
- お湯・・・300cc
【作り方】
- お好みの量のネギを細かく刻む。
※白・青の部分両方使うと◎ - スープジャーなどに切ったネギとお湯を入れる。
- 塩を少々加えて、蓋をして放置して完成。
※放置しておくことでネギの成分や旨味が染み出てより効果的です。
ネギとニンニクのスープ
ネギとニンニクがあればすぐに出来ちゃうお手軽なスープです。
頭痛がなくても、風邪気味かな?という時にもおすすめです。
【材料】
- ネギ・・・20g
- ニンニク・・・1片
- 塩・・・適宜(お好みで)
- スープの素(鶏ガラなど)・・・適宜(お好みで)
- 水・・・600ml
【作り方】
- ネギとニンニクを細かく刻む
- 鍋に600mlの水・スープの素・塩を入れ、①を加えて煮込む。
- 半量になるまで煮詰めたら出来上がり。
頭痛を鎮めるネギの効果とは?
風邪の時にを摂ると良いというのは、昔から言われているので自分の親やお爺ちゃん・お婆ちゃんから聞いていて知っている。という方は多いでしょう。
では、なぜネギが風邪の時に良いのでしょうか?
ネギにはどんな症状に効果を発揮するのか見ていきましょう!
【こんな症状にネギが効く】
風邪の初期症状、頭痛、腹痛、関節痛、筋肉痛、悪寒、解熱、下痢、便秘
ネギには身体を温める効果があり、発汗作用があるので解熱効果があります。
風邪の初期症状・頭痛・腹痛は冷えからくることが多いので、ネギが効果的な理由は温める作用によるものなのでしょう。
また、ネギの香り成分であるアリシンはビタミンB1の吸収を高めてくれるので、疲労回復にも効果があります。
ネギの葉(緑色)の部分には、ビタミンCが豊富なので美容にも良いと言われています。
ネギの白い部分は「葱白(ソウハク)」と呼ばれる生薬です。
発汗による邪気を取り除く効果が高いので、身体の悪い物を排出してくれます。
その効果が下痢や便秘などに効果があるということなのだそうです。
さいごに
頭痛を伴う風邪にネギが効果的ということで、ネギスープのレシピや効果をご紹介しました。
何となく、風邪にはネギがイイという知識は皆さんにもあると思います。
今回、ネギの事を色々調べてみると身体を温めてくれる食材ということが、改めて分かりました。
そして、頭痛・腹痛・風邪の初期症状は寒さから引き起こされることが多いということも分かりましたね。
私たちの身体は冷えることで風邪をひき、体調を崩してしまいがちなんだということを改めて実感しました。
まずは、自分の身体を冷やさないように。そして冷えた時はお風呂で温めたりするほかに、ネギなどの食材の力を借りて、身体の内側から温めてあげることが大切です。
ネギは、白い部分と緑色の部分がはっきりしていて、締まりが良いものが良質のネギなのだそうです。
また、葉がしおれていないのも良質なネギを見極めるのに大事なポイントです!
頭痛のする風邪をひいた時には、ご紹介したネギスープをぜひお試しくださいね。