「ミングる」という言葉、初めて耳にしますよね?
英語なの?どんな意味なの?!という方も多いでしょう。
どうやら、コロナウイルス対策では大事なことらしいのです。
今日は、最近よく聞こえてくる「ミングる」についてご紹介です!
新型コロナウイルスの対策で、国の専門家会議のメンバーがキーワードとして挙げるのが、「ミングる」です。英語では「mingle」、「人と入り交じる」という意味の言葉で、感染の拡大を防ぐために「ミングる」をできるかぎり避けることが必要だとしています。https://t.co/PSCBnEwnhp
— NHKニュース (@nhk_news) March 3, 2020
「ミングる」とは?
耳慣れない言葉だと思うのですが、英語では「mingle」。
意味は「入り交じる」なんです。
例文があると分かりやすいと思います。
【例文】
mingle with the crowd
【意味】
人混みに交じる
コロナウイルス対策について国の専門家会議のメンバーは「コロナウイルス感染拡大を防ぐために「ミングる」を出来るだけ避けることが必要である」としています。
では「ミングる」とは具体的にどういうことなのでしょうか?
人と人が至近距離で会話する場所やイベントのこと
なぜ「ミングる」を避けるのか?
日本国内で多くの感染者が確認されている北海道を例に挙げてみると分かりやすいでしょう。
北海道では、広範囲で感染者が確認されています。
コロナウイルスは感染しても約8割の人は軽症なのだそうです。
このことから、感染しても症状が軽いため自覚症状が無い人が多いと考えられます。
自覚症状がない感染者が、学校や職場・人が多く集まる場所で遊ぶなど、活動が多い若い世代の中で、気づかないうちに感染が広がったのではないか?と考えられるそうです。
そのため、北海道では10・20・30代という若い世代の感染者が増えてきているのだそうです。
この時季の北海道は暖気を逃がさないために、換気をあまりせず締め切った状態です。
このことも感染拡大の原因の一つとされているようです。
つまり、感染している自覚のない人に接触しないためには「ミングる」を避ける必要がある。ということなのですね。
「ミングる」状況を知ろう!
「ミングる」を避けるためには、それがどんな状況のことなのか知る必要があります。
ここでは、普段の生活のなかで「ミングる」状態とそうでない状態をご紹介します。
ミングる状態・環境
専門家らによる「ミングる」状態・環境の具体例がいくつかあります。
これらに共通しているのは「不特定多数の人がいる事・風通しの悪い場所・人と至近距離で会話する」ということです。
国が避けるべき状態や環境に適合していると思われます。
ミングらない状態・環境
「ミングらない」という言葉が正しいのか分かりませんが、要するに「ミングる」状態や環境には該当しない具体例です。
これらに共通しているのは「風通しの良い環境・人との接触が少ない」ということです。
満員電車については、人同士が至近距離になることが多いですが、会話をすることや飲食もしないということで「ミングる」環境には入っていないそうです。
美術館での鑑賞は、静かな雰囲気の中で会話がほとんどなく、人同士が密接することも無いという理由なのだそうです。
さいごに
今回は、コロナウイルス対策の一つとして、国の専門家らが勧めている「ミングる」を避けることについてご紹介しました。
「ミングらない」状況もご紹介していますが、いくら風通しが良く・会話が少ない場所で・人と密接しない。という環境でも、感染者から飛沫を浴びれば感染の危険はあると思います。
また、感染者が触れた場所に自分も触れ、それが自分の目・鼻・口などの粘膜に触れることでも感染の危険性が高まります。
このことから、やはりマスクや消毒液での除菌も大切だと思います。
今は、マスクが不足して入手困難な状況です。
マスクが無くて困っている人は、マスクを手作りする方法もご紹介していますので、よろしければご覧ください!
コロナウイルスのような感染症は、感染しないように気を付けることも大事ですが、感染拡大をさせないという意識で行動することも非常に大切です。
「ミングる」状況を減らすことで、感染拡大の収束も見えてくるのではないでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございます。